Nゲージ マニ31 1〜(マニ36700) / マニ31 11〜(マニ36710〜) / カニ29 11〜(カニ39550)

●これらのキット3種類の内容で異なるのは、側板の形状のみとなります。 【いずれも2020年9月1日発売】


K1073 マニ31 1〜(マニ36700) 組み立てキット  [\3,400+税] 

●マニ36700形の内、リベットの多い、昭和6年製のマニ31 1〜10を模型化。写真は戦後のマニ31 1〜(ぶどう色1号)としての組立例です。
●ほとんど同じ車体のカニ29 11〜よりも幅の広いウインドシルを再現。
◆車体(妻板以外)と雨樋、明り窓、車内の保護棒と仕切は真鍮エッチング板で、製品に付属します。
◆妻板・屋根・床板、床下機器、ベンチレーターはプラ製で、別途購入品になります。
●マニ31 1〜/マニ31 11〜/カニ29 11〜は、過去にキングスホビーで製品化していましたが、外観の改良を行ったほか、最近の客車製品と同様、組み立てやすさ向上などの改良をしました。
・旧製品では、荷物扉とそれの窓枠が一体表現だったものを別部品に変更。荷物扉よりも窓枠が引っ込んだ、より立体感のある表現に。
・旧製品では、車内の保護棒が汎用品だったものをマニ31/カニ29専用品に変更。戸袋部の木枠も再現し、汎用の保護棒を切り出す手間も減少。
・車体と屋根をネジ止めも可能な構造。(ネジは別売)
・車体外板と内板の貼り合わせの際の位置決めガイドを設けるなど、組み立てやすさにも配慮。
●本製品はハンダ付け推奨ですが、瞬間接着剤・ゴム系接着剤の併用でも組立てできます。



K1074 マニ31 11〜(マニ36710〜) 組み立てキット  [\3,400+税]  

●マニ36700形の内、リベットの少ない、昭和7年製のマニ31 11〜18を模型化。写真は晩年のマニM-3203(ぶどう色2号)としての組立例です。
●マニ31 1〜とのリベットの相違と、票挿し位置の違いを再現。


■軍用荷物車用の荷物扉と窓閉塞の窓枠部、デッキ扉の窓閉塞部品は、『K3914 軍用荷物車扉A(二重屋根用)』として発売予定です。
 (この部品を使用しなくても、荷物扉窓下部の棒を除去し、窓枠と同じ大きさの板を自作するなどすれば、軍用荷物車として製作可能です)



マニ31 11〜のキット内容です。(側板以外はマニ31 1〜/カニ29 11〜も同一)



 ■別途購入品
【屋根・妻板・床板・ベンチレーター】  (32系半ガラは14ヶ使用)
 K4036  二重屋根客車プラパーツセット (各2輌分入) 
【床下機器】
 K4034 客車床下機器セット (2輌分入)
【台車】
 GM製 (5024) TR23台車
【幌】
 GM製 (8611) 貫通幌(客車・旧国型 ブラック) (10ヶ入)
【窓セル】
 透明プラ板、塩ビ板など
【インレタ】 
□形式
 K3076 W荷物車インレタ  (マニ31 9・13、マニ36700・36710、マニM-3203用 各1輌分入) (発売予定)
□窓下の標記類など[白]
  K3065 等級標記他インレタ(白)
(任意) 【電暖トランス】
 K4027 電暖トランス (6輌分入)  (2000番代のみ必要)
(任意) 【テールレンズ】
 K3074 テールレンズ(丸屋根客車他) (12ヶ入) ※孔の開いてないテールライト部品を使用する場合は不要
(任意) 【屋根取付ネジ】
 エコー製 B1421S ナベ頭 M1.4×2mm長 (20本入)
 入手困難な方にはキングス製ネジもご用意しました。
  →K3101 屋根取付ネジ(M1.4×2mmネジ(1種)) (10本入) ※屋根を接着で固定する場合は不要
(任意) 【別貼り ウインドシル・ヘッダー他】 
 K3104  ウインドシルA(幅広)  (7.5輌分入)
 K3105  ウインドヘッダー (9輌分入)
 K3914 軍用荷物車扉A(二重屋根用)(マニM-3203等を手軽に製作する部品)



 マニ31 1〜・11〜は、昭和6・7年にマニ36700形として登場し、昭和16年10月にマニ31 1〜10・11〜18となった形式です。
 マニ36700形は、カニ39550形(後のカニ29 11〜)に続いて登場した荷物車で、カニ39550形の3軸台車から2軸のTR23台車となり、魚腹台枠から長形台枠に変わりましたが、荷重は14tで変わりありません。車体はほぼ同形ですが、ウィンドシルがスハ32600形(後のスハ32 1〜)と同じ標準的な幅に拡げられました。なお、昭和6年製のマニ36700〜36709はリベットの多い車体でしたが、昭和7年製のマニ36710〜36717は側面と妻面のリベットが減少しています。
 マニ36700形の登場後は急行列車などで使用され、昭和16年10月にはマニ31 1〜18に形式変更されました。
 戦後、マニ31 3〜5・7・9・12・13・17・18が連合軍用として接収されて、郵便車・荷物車・販売車・病院車などに改造され、郵便車は急行「十和田」などで使用されました。これらは昭和32年9月までに接収解除され、大部分は通常の荷物車に復旧しましたが、病院車となっていたマニ31 6は保健車オヤ33 1に改造し復旧されませんでした。また、マニ31 18(軍番号:マニM-3203)は、引き続き在日米軍用として昭和43年9月まで急行「西海」で使用されました。
 連合軍に接収されなかった車輌や返還後の車輌は、急行や普通列車、荷物列車などで使用されましたが、昭和29年9月26日の洞爺丸事故で、航送中のマニ31 5が海没して失われています。昭和27年にはマニ31 7が更新修繕の際に丸屋根に改造され、昭和34年7月には便所が取付けられてマニ32 94となりました。その後、昭和37年にはマニ31 3・8が救援車スエ31 1・2に、昭和41年にはマニ31 12がスエ31 7に、昭和42年にはマニ31 9・15がスエ31 21・15に改造されました。
 廃車は昭和39年3月のマニ31 13から始まり、昭和6年製車は昭和43年2月のマニ31 1・10を最後に姿を消し、昭和7年製車はマニ31 16が昭和44年2月に、前述のマニM-3203が昭和45年2月に廃車となって、最後の二重屋根荷物車は姿を消しましたが、この時点で既にマニ31形丸屋根車も存在しなかったため、これで形式消滅となりました。

主な使用列車 
急行9・10レ、急行201・202レ、急行401・402レ、「玄海」「筑紫」「十和田」「津軽」、東海道本線普通列車 など
(軍用荷物車) 「西海」「十和田」





K1076 カニ29 11〜(カニ39550) 組み立てキット  [\3,400+税]  

●特急「富士」などで使用されたカニ29 11〜(カニ39550)を模型化しました。写真は登場時のカニ39550としての組立例です。
●ほとんど同じ車体のマニ31よりも幅の狭いウインドシルを再現。




車内の保護棒は、戸袋部の木枠も再現した専用部品が付属します。(マニ31も同様)



左:マニ31 1〜  右:カニ29 11〜
両者の車体はほとんど同型ですが、ウインドシル(窓下の帯状の部分)の幅が異なります。
(マニ31 1〜:約0.8ミリ(スハ32などと同じ))  右:カニ29 11〜:約0.6ミリ(オハ31などと同じ))



カニ29 11〜の未塗装状態です。
(ベンチレーターと保護棒は未取付。また、明り窓部品を接着していないため、下屋根中央が浮いています)



■別途購入品
【屋根・妻板・床板・ベンチレーター】  (32系半ガラは14ヶ使用)
 K4036  二重屋根客車プラパーツセット (各2輌分入) 
【床下機器】
 K4034 客車床下機器セット (2輌分入)
【台車】
 K3059 プラ床板用TR71台車
●各社 片側絶縁車輪 6ヶ必要  (GM製 集電非対応車輪 8631 など)
●各種カプラー   いずれか2ヶ必要
  KATO製 カトーカプラーN(黒) 11-702(20ヶ入)
         マグネマティックカプラーMT10 11-711(4ヶ入)
  GM または KATO製 アーノルドカプラー(要スプリング)
【幌】
 GM製 (8611) 貫通幌(客車・旧国型 ブラック) (10ヶ入)
【窓セル】
 透明プラ板、塩ビ板など

【インレタ】 
□形式
 K3076 W荷物車インレタ (カニ29 16、カニ39550用 各1輌分入)  (発売予定)
 K3075 十和田・W寝台車インレタ (カニMB-3201用 1輌分入)           
□窓下の標記類など[白] 
 K3065 等級標記他インレタ(白)
(任意) 【テールレンズ】
 K3074 テールレンズ(丸屋根客車他) (12ヶ入) ※孔の開いてないテールライト部品を使用する場合は不要
(任意) 【屋根取付ネジ】
 エコー製 B1421S ナベ頭 M1.4×2mm長 (20本入) ※屋根を接着で固定する場合は不要
 入手困難な方にはキングス製ネジもご用意しました。
  →K3101 屋根取付ネジ(M1.4×2mmネジ(1種)) (10本入)
(任意) 【別貼り ウインドシル・ヘッダー他】 
 K3104  ウインドシルB(幅狭)  (7.5輌分入)  (発売予定)
 K3105  ウインドヘッダー (9輌分入)
 K3914 軍用荷物車扉A(二重屋根用) (カニMB-3201を手軽に製作する部品)



 カニ29 11〜は、昭和5年にカニ39550形として登場し、昭和28年6月にカニ29 11〜16となった形式です。
 カニ39550形は、基本的にカニ39500形(後のカニ29 1〜)の窓高さを、同時期製造のスハ32600形(後のスハ32 1〜)と同じように拡大した形式で、6輌が登場しました。窓高さの拡大以外はカニ39500形と変わりない、過渡的な形態が特徴で、車体のウインドシル幅はカニ39500形と同じでスハ32600形や、ほとんど同型車体のマニ36700形(後のマニ31 1〜)などよりも細く、台枠も魚腹台枠のままで、台車はカニ39500形のTR72(TR71の荷物車用)を改良したTR75が採用されました。
 カニ39550形は登場後、特急「富士」や急行などで使用され、昭和16年10月にはカニ37 6〜11に形式変更されました。
 戦後はカニ37 7が連合軍用として接収されてカニMB-3201となり、昭和32年9月15日に接収解除後されるまで、急行「十和田」などで使用されました。この車輌は荷物扉窓と出入台扉窓の閉塞、側窓外側への保護棒追加(各窓に縦棒4本ずつ)などの改造が行われていました。
その他の5輌は荷物列車などで使用され、昭和28年6月の称号規定改正で、カニ29 11〜16(カニ29 12は当時、カニMB-3201の標記)となりました。
 その後、昭和34年3月にカニ29 14が、昭和35年3月にカニ29 15が廃車となり、その他の4輌は昭和37・38年に救援車スエ38 1〜4に改造されましたが、形態的には幌の撤去以外にあまり変化はありませんでした。スエ38 1・2は昭和41・44年に廃車となりましたが、スエ38 3・4はその後も新鶴見に長く配置され、スエ38 4は昭和53年に、スエ38 3は昭和55年に廃車となりました。

主な使用列車 
「富士」、急行7・8レ、東海道本線普通列車、東海道山陽本線他荷物列車 など




■リンク
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キングスホビーアーカイブ
アルモデル キングスホビー製品ページ
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