Nゲージ マロネ29 21〜(マロネ37350)


K1022 マロネ29 21〜(マロネ37350) 組み立てキット  [\3,400+税]  【2019年12月発売】 

マロネ37350形の多数派でリベットの多いマロネ29 21〜25を模型化。登場時やスロハ38 101〜などとしても製作できます。
出入台扉は標準的な扉のほか、マロネ29 21・22に取付けられた木製高窓扉も付属します。
組立例は、ぶどう色1号・青1号帯のマロネ29 21としています。

◆車体(妻板以外)と雨樋、車内の仕切は真鍮エッチング板で、本製品に付属します。
◆妻板・屋根・床板、床下機器、ベンチレーターはプラ製で、別途購入品になります。
●マロネ29 21〜は、過去にキングスホビーで製品化していましたが、最近の客車製品と同様、組み立てやすさ向上などの改良をしました。
・車体と屋根をネジ止めも可能な構造。(ネジは別売)
・車体外板と内板の貼り合わせの際の位置決めガイドを設けるなど、組み立てやすさにも配慮。
●本製品はハンダ付け推奨ですが、瞬間接着剤・ゴム系接着剤の併用でも組立てできます。



プラ内装部品「K4015 戦前形ロネ用寝台」を取付けました。(白い部品)
また、便所・洗面所・給仕室の仕切が付属します。



別途購入品
【屋根・妻板・床板・ベンチレーター】
 K4036 二重屋根客車プラパーツセット (各2輌分入) 
【床下機器】
 K4034 客車床下機器セット (2輌分入)
 K4011 小型タンク (8ヶ入)  (K4029・K4033の切妻屋根にも付属)
【台車】
 K3060 プラ床板用TR73台車
●各社 片側絶縁車輪 6ヶ必要  (GM製 集電非対応車輪 8631 など)
●各種カプラー   いずれか2ヶ必要
  KATO製 カトーカプラーN(黒) 11-702(20ヶ入)
        マグネマティックカプラーMT10 11-711(4ヶ入)
  GM または KATO製 アーノルドカプラー(要スプリング)
【内装】
 K4015 戦前形ロネ用寝台
【幌】 GM製 (8611) 貫通幌(客車・旧国型 ブラック) (10ヶ入)
【窓セル】  透明プラ板、塩ビ板など
【インレタ】 
 □形式   K3075 十和田・W寝台車インレタ (マロネ37375、マロネ29 21・25、スロハ38 109、スハ38 120用 各1輌分入)
       K3083 富士(昭和5年)インレタ (マロネ37359・37360・37361用 各1輌分入) 
       K3084 名士列車インレタ (マロネ37350形  3輌分入)
 □窓下の標記類など[白](いずれも必要)  K3065 等級標記他インレタ(白)
 □窓下の標記類[黒](マロネ29(淡緑帯)に必要)  K3073 等級標記・スニ41他インレタ(黒)
(任意) 【屋根取付ネジ】
 エコー製 B1421S ナベ頭 M1.4×2mm長 (20本入) ※屋根を接着で固定する場合は不要
 入手困難な方にはキングス製ネジもご用意しました。 →K3101 屋根取付ネジ(M1.4×2mmネジ(1種)) (10本入)



 マロネ29 21〜は、昭和4〜6年にマロネ37350形として登場し、マロネ37形を経て昭和30年7月にマロネ29形の一員となった形式です。
 マロネ37350形は、基本的にマロネ37300形の窓高さを拡大した標準的二等寝台車で、49輌が登場しました。窓高さ拡大の他、洗面所・給仕室・喫煙室の配置が変更されて洗面台が1ヶ所増え3台となり、このため窓配置も一部が変更され、台枠は魚腹台枠から長形台枠に変わり、台車も軸バネ式のTR73となりましたが、ツーリスト形と呼ばれるレール方向に並ぶ開放寝台を28人分備える点はマロネ37300形と同様です。マロネ37350形は優等寝台車としては多数製造されたこともあり、途中で何度か設計変更が行われており、マロネ37358から(推定)はベンチレーターが2つ減少し、マロネ37377からはアンチクライマーが廃止され、最終グループとなったマロネ37397・37398(37398は後のマロネ29 31)は便所と洗面所の位置を変更したため窓配置が変わり、車体側面の縦のリベットが減少しました。この2輌の車内配置や車体側面の形態は、後に登場する丸屋根のマロネ37400形と同一で、過渡的な存在となりました。
 登場後は、二等寝台車の主力として特急「富士」「櫻」や急行7・8列車、10・11列車、15・16列車、17・18列車(名士列車)、501・502列車など、当時の代表的な列車で使用されたほか、普通列車での運用もありました、昭和16年10月にはマロネ37 44〜92(91・92は元マロネ37397・37398)に形式変更されましたが、昭和19年には大部分が座席車に改造されてマハ47形となり(元マロネ37397も改造)、寝台車のまま残るのは6輌のみとなりました。
 戦後、寝台車で残る6輌は連合軍用として接収され、接収解除後、昭和28年6月にはマロネ29 21〜25・31となりました。これらは急行「十和田」「銀河」などで使用された後は、急行「雲仙」「筑紫」「西海」「天草」など、主に九州急行で使用されましたが、昭和37年2月〜昭和38年2月に全車廃車となりました。

 なお、戦時中にマハ47形となった43輌の内、9輌は戦災で廃車となりました(元マロネ37397も含む)が、その他の車輌の経過は以下の通りです。
●昭和25年頃、12輌が部隊輸送用寝台車マハネ37形に改造され、昭和28年6月にはマハネ29形となりましたが、昭和30年頃には1輌がスヤ39形に、昭和31年頃には6輌がマハ29形に、昭和32〜34年には5輌がオシ17形に改造されています。マハ29形となった内の3輌は昭和35・36年にオシ17形に改造され、残った3輌(77・80・81)は昭和34・39年頃に廃車となりました。
●昭和27・28年には、木製客車の鋼体化改造により不足する普通列車用の二等・三等座席合造車を補うため、22輌がスロハ38形(101〜122)に改造されました。二等側は窓配置に合わせてボックスシートが32人分並び、三等側は窓配置と無関係に48人分が配置されています。昭和38年頃には6輌が廃車となり、残りの16輌は室内そのままでスハ38形に格下げされましたが、昭和38〜41年頃には全車廃車となりました。




■リンク
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キングスホビーアーカイブ
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