Nゲージ マロネフ49(マイネフ38 リベット減少)


K1019 マロネフ49(マイネフ38 リベット減少) 組み立てキット  [\3,400+税] 【2019年8月発売】 
※キングスホビー旧製品と異なり、台車のほか、屋根や床下機器などのパーツも別売となります。(別途購入品参照)


急行「十和田」などで使用されたマロネフ49(マイネフ38)を模型化。
昭和29年の更新修繕でリベットが減少した姿を再現しています。
実車のリベット減少の度合いは各車で異なりましたが、本製品は、最も多くリベットの残るマロネフ49 3を基本としています。


上写真は非公式側(通路側)ですが、3連窓の目立つ窓配置は、公式側とは全く異なる印象です。
組立例は、「十和田」運用末期の、ぶどう色1号・青1号帯のマロネフ49としています。

◆車体(妻板以外)と雨樋、車内の仕切は真鍮エッチング板で、本製品に付属します。
◆妻板・屋根・床板、床下機器、ベンチレーターはプラ製で、別途購入品になります。

●マロネフ49は、過去にキングスホビーで製品化していましたが、構造を改良するとともに、リベット減少の度合いを変更しました。
・最近の客車製品と同様、組み立てやすさを向上
・旧製品は、マロネフ49 1・4に近似の形態(シル・ヘッダーのリベット全て消滅、車体裾のリベットは各列3個消滅)としていましたが、本製品はマロネフ49 3(シルのリベット全て消滅、車体裾のリベットは各列3個消滅)としています。
(マロネフ49 1・4としてこだわって製作する場合、ヘッダーのリベットを埋め、他のリベットを削減することで、それらの車両にできます)
●本製品はハンダ付け推奨ですが、瞬間接着剤・ゴム系接着剤の併用でも組立てできます。
●車体と屋根をネジ止めも可能な構造。(ネジは別売)
●車体外板と内板の貼り合わせの際の位置決めガイドを設けるなど、組み立てやすさにも配慮。


妻面のハシゴは、マロネフ49 3の間隔が均一でないものと、ほぼ均一のものの2種類が付属します。(予備含め計4ヶ)



本キットの内容です。




区分室寝台車ならではの、車内ほぼ全長にわたる、通路の仕切が付属します。


プラ内装部品「K4001 展望車用シート・寝台」の区分室寝台を取付けました。(白い部品)



別途購入品
【屋根・妻板・床板・ベンチレーター】
 K4036 二重屋根客車プラパーツセット (各2輌分入) 
【床下機器】
 K4034 客車床下機器セット (2輌分入)
 K4011 小型タンク (8ヶ入)  (K4029・K4033の切妻屋根にも付属)
【台車】
 K3060 プラ床板用TR73台車
●各社 片側絶縁車輪 6ヶ必要  (GM製 集電非対応車輪 8631 など)
●各種カプラー   いずれか2ヶ必要
  KATO製 カトーカプラーN(黒) 11-702(20ヶ入)
         マグネマティックカプラーMT10 11-711(4ヶ入)
  GM または KATO製 アーノルドカプラー(要スプリング)
【内装】 K4001 展望車用シート・寝台
【幌】 GM製 (8611) 貫通幌(客車・旧国型 ブラック) (10ヶ入)
【窓セル】  透明プラ板、塩ビ板など
【インレタ】 
 □形式   K3075 十和田・W寝台車インレタ (マロネフ49 2・マイネフ38 4用 各1輌分入)           
 □窓下の標記類など[白](いずれも必要)  K3065 等級標記他インレタ(白)
 □窓下の標記類[黒](マイネフ38に必要)  K3073 等級標記・スニ41他インレタ(黒)
(任意) 【テールレンズ】
 K3074 テールレンズ(丸屋根客車他) (12ヶ入)  ※孔の開いてないテールライト部品を使用する場合は不要
(任意) 【屋根取付ネジ】
 エコー製 B1421S ナベ頭 M1.4×2mm長 (20本入) ※屋根を接着で固定する場合は不要
 入手困難な方にはキングス製ネジもご用意しました。 →K3101 屋根取付ネジ(M1.4×2mmネジ(1種)) (10本入)



 マロネフ49形は、昭和5年にマイネフ37230形として登場し、マイネフ38形を経て、昭和30年7月にマロネフ49形となった形式です。
 マイネフ37230形は、特急「富士」用の一等寝台緩急車として5輌が登場しました。本形式はそれまでの一等寝台車と異なり、4人用の区分室を設けず、全室を2人用の区分室とした事が特徴で、このため、一等寝台車としては珍しく、窓配置は規則的なものとなり、定員は16人となっています。また、窓高さの拡大、長形台枠や軸バネ式のTR73台車の採用などについては、同時期製造のマイネ37130形(後のマイネ38→マロネ49)などと同様です。
 登場後は特急「富士」に連結されましたが、昭和5年10月から昭和6年9月まで特急「燕」で、その後は急行17・18列車(名士列車)で使用され、昭和16年10月にはマイネフ38 1〜5に形式変更されてました。
 戦後は全車が連合軍用として接収され、昭和27年頃には接収解除されて、特殊急行1201・1202列車(元連合軍専用列車、後の「十和田」)で使用されましたが、昭和29年9月26日の洞爺丸事故で、航送中のマイネフ38 5が海没して失われています。この頃に、他車は更新修繕でウインドシルや車体裾などのリベットが消滅したようですが、その度合いは各車で差異がありました。また、事故で失われたマイネフ38 5については、更新が行われていたかは不明です。(マイネフ38 2も不明) なお、マイネフ38 3については、昭和29年5月時点ではリベットが減少していなかったものの、翌年3月には減少が確認できますので、この間に更新修繕が行われたようです。
 昭和29年10月に、1201・1202列車が急行「十和田」となった後も、マイネフ38は所定で連結とされていましたが、同年10月と翌年6月の編成記録ではマイネ38(冷改)となっています。(昭和30年3月のマイネフ38 3の写真で、急行札と「1」の号車札が確認できるので、マイネフ38も使用されていたと思われます)
 昭和30年7月1日には、一等寝台廃止に伴ってマロネフ49 1〜4となり、昭和32年9月まで「十和田」の仙台回転車として使用されました。以後は団体臨時列車などで使用されましたが、昭和36年3月にマロネフ49 2が、昭和37年1月にマロネフ49 4が、同年9月にマロネフ49 1・3が廃車となって形式消滅しました。







■リンク
アルモデル
キングスホビーアーカイブ
アルモデル キングスホビー製品ページ
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