■マシ35近代化改造車
●台車別トータルキット 2004年8月発売 \4,515 (本体 \4,300)
●完成品(各種) 2004年9月発売  \17,325 (本体\16,500)
 ※2007年以降の再生産品より完成品はシートなしに変更され、品番も(旧)P-142aS〜dS→(新)P-142A〜Dに変更されました。(2007.11.14追記)
マシ35 1〜 近代化改造車 ぶどう色2号 登場時(昭和36年)〜 食堂側窓はHゴム支持,
床下冷房は原形と異なる
マシ35 1〜 近代化改造車 青15号 昭和39年頃以降
マシ35 11〜 近代化改造車 ぶどう色2号 電暖化改造後(昭和37年)〜 食堂側窓は押さえゴムの付く細い窓枠
床下冷房は原形と同型,電暖付
マシ35 11〜 近代化改造車 青15号 昭和39年頃以降


マシ35 1〜 近代化改造車 青15号 公式側
写真は試作品です。


マシ35 1〜 近代化改造車 青15号 非公式側


マシ35 11〜 近代化改造車 ぶどう色2号 公式側


マシ35 11〜 近代化改造車 ぶどう色2号 非公式側


マシ35 1〜 近代化改造車 青15号 非公式側調理室周辺
マシ35 1〜の食堂側窓・非公式側資材搬入口はHゴム支持、その他の窓枠はアルミサッシとなっています。
床下の冷房装置(屋根空調天蓋の下)はマシ35原形とは異なる形態となっています
また、マシ35原形の製品と同じく、車内には調理室などの仕切を表現しています。


マシ35 11〜 近代化改造車 ぶどう色2号 非公式側調理室周辺
マシ35 11〜は食堂側窓が押さえゴムを用いた細い窓枠となり、床下の冷房装置(屋根空調天蓋の下)はマシ35原形と同型となっている点が
マシ35 1〜と異なります


左写真:マシ35 1〜 近代化改造車 調理室側妻面
右写真:(参考)マシ35原形の妻面
近代化改造でハシゴが移設され、貫通扉も取替えられるなどの変化が生じています。


完成品の車内には食堂テーブル・イスが付きます。

マシ35 近代化改造車の完成品各種写真はこちらをご覧ください。


製品の特徴
■特急「つばめ」「はと」「はつかり」などに使用後、近代化改造が行われ形態が大幅に変化し、1〜3が北海道の急行「まりも」
 「ていね」に、11・12が東北・常磐線の急行「北斗」「北上」「十和田」に使用された食堂車・マシ35の近代化改造後の姿を
 製品化。
■マシ35の特徴の、ウィンド・ヘッダーのない形態を再現。
■近代化改造で新設された資材搬入口や固定窓化・アルミサッシ化された側窓、妻板の形態、床下機器形態・配置など、
 近代化改造前との差異を再現。
■側板・妻板・屋根上の空調蓋・床下機器の一部は真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■完成品は、塗色・形態を作り分けた4種を用意、いずれもシート付(食堂テーブル・イス付)として発売。
 マシ35 1〜3と11・12の食堂窓枠・床下冷房形態を作り分け。
■キットはマシ35 1〜3,マシ35 11・12のいずれにも製作可。


[別途購入品(キット)]
GM製  TR47台車
当社製 優等座席車/44系用インレタ
      等級標記他インレタ


実車説明
  マシ35形は昭和26年に特急用の食堂車として3輌が登場し、ほぼ同型のマシ36形も同年に2輌が登場しました。両形式とも国鉄初の全鋼製車で、ウインド・ヘッダーのない形態や細い窓押さえの付いた鋼板製の窓枠など、両形式にしか見られない多くの特徴を持っていました。
 マシ35形は従来の食堂車と同じく、石炭レンジ・氷式冷蔵庫を使用していましたが、マシ36形には電気レンジ・電気冷蔵庫が採用され、このためにマシ35形とは別形式となりました。また、冷房の方式はマシ35形が直接駆動式、マシ36形が車軸発電機式としていました。
 両形式の登場後、マシ35形は特急「つばめ」「はと」に、マシ36形は「つばめ」に使用されましたが、マシ36形は冷房装置の改良などにより自重が増加したため、昭和27年7月にカシ36 1・2に形式変更し、更に翌年3月には電気レンジ・電気冷蔵庫を石炭レンジ・氷式冷蔵庫に改造し、マシ35 11・12に形式変更されています。
 昭和31年11月以降、マシ35 1〜3は特急「あさかぜ」「さちかぜ」「はつかり」に、昭和34年6月から昭和35年9月頃までは上野−青森間の急行「北斗」に使用されました。マシ35 11・12は「つばめ」「はと」の予備車となりましたが、他に臨時特急「さくら」(のちに不定期化)や急行「なにわ」にも使用され、「なにわ」には昭和35年10月頃まで使用されました。この間、マシ35 11・12は昭和32年に冷房装置をディーゼル発電機式に改造され、マシ35 1〜3も昭和33年に同様の改造が行なわれています。
 昭和35年度にはマシ35形に対し、食堂窓の複層ガラス固定窓化、その他の窓枠のアルミサッシ化、資材搬入口の設置などの近代化工事が施工されましたが、マシ35 1〜3と11・12とで食堂窓の形態が異なっていました。マシ35 1〜3はHゴム支持で、後のマロネ41固定窓化改造車に近い形態でしたが、マシ35 11・12では窓押えゴムの付く細い窓枠とされ、これは他に類を見ない形態でした。
 近代化改造後のマシ35 1〜3は急行「まりも」に、昭和40年から昭和43年までは急行「ていね」で使用され、昭和44年に廃車となりました。
マシ35 11・12は、急行「北上」「北斗」に、昭和39年から昭和45年までは急行「十和田」で使用されて、昭和45年末に廃車となり形式消滅しました。
 「まりも」「ていね」の一部区間ではC62形重連に牽引され、「北上」「北斗」「十和田」の常磐線内はC62形に牽引されるなど、近代化改造前の「つばめ」「はと」「はつかり」での運用とあいまって、マシ35形はC62形と縁の深い食堂車でした。



●マシ35近代化改造車 実際の編成例  
■急行 「北上」/「北斗」 昭和39年2月〜 [上野→青森/青森→上野(常磐線経由)] 13/18列車
                                                                                        青森方面→
マニ60
351〜など
オロネ10 オロネ10 マシ35 11〜
近代化
ナハネフ10 オハネ17 オハネ17 オハネ17 オハネ17 オハネ17 オハネ17 オハネ17 ナハネフ10
発売中 (他社完成品色違いあり)    発売中
■牽引機:EF80・C62・C61など
■客車の塗色はぶどう色2号(オロネ10は淡緑帯)


■急行 「ていね」 昭和42年7月 [函館→札幌] 7列車
                                                                            札幌方面→
マニ36
元オロ40張上げ
オユ10
非冷房
マニ60
201〜
スロ52 スハ45 スハ45 マシ35 1〜
近代化
スハ45 スハ45 スハ45 スハ45 スハフ44

発売中 マニ60 351〜
キットから製作可
スロ51近代化
と同型
スハ43+
大型電池箱
発売中 スハ43+大型電池箱 スハフ42+
大型電池箱
■牽引機:C62・C57など
■青色部の塗色は青15号(スロ52は淡緑帯)
■茶色部の塗色はぶどう色2号


■急行 「十和田4・6号」 昭和44年10月〜 [上野−青森(常磐線経由)] 203・208列車
                                                                                      青森方面→
スハフ42 ナハ10・11 オロネ10
スロ62 スハネ16 スハネ16 スハネ16 スハネ16 マシ35 11〜
近代化
ナハ10・11 ナハ10・11 オハ46・47 スハフ42
発売中 他社完成品あり 発売中 スハ43と同型 発売中
■牽引機:EF80・ED75
■客車の塗色は青15号(スロ62は淡緑帯、オロネ10は淡緑帯または帯なし)




■スユ4214〜
●台車別トータルキット 2004年8月発売 \4,725 (本体 \4,500)
●完成品(各種)  2004年9月発売 \19,425 (本体 \18,500)
ぶどう色1号 登場時(昭和29年以降) テールライトは反射板付
ぶどう色2号 昭和34年頃以降
ぶどう色2号・電暖車 昭和46年以降 テールライトは反射板なし、電暖付


スユ42 14〜 ぶどう色2号・電暖車  公式側


スユ42 14〜 ぶどう色2号・電暖車  非公式側


左:スユ42 14〜 前位側妻面
右:スユ42 14〜 後位側妻面
前位側の妻面貫通扉窓は窓のない形態となっています。

スユ42 14〜の完成品各種写真はこちらをご覧ください。


製品の特徴
■切妻の郵便車スユ42のうち、明り取り窓と区分室側窓がHゴム支持となり、急行「日本海」「西海」「桜島・高千穂」などに
 使用されたスユ42 14〜16を模型化。
■完成品は塗色・形態違い3種を発売予定。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットのHゴムは車体と別部品として塗り分けを容易化。


[別途購入品(キット)]
GM製  TR47台車
当社製 等級標記他インレタ
      発売予定  郵便車他用インレタ (仮名)


実車説明
 スユ42形は昭和28〜30年に1〜6・11〜16の12輌が製造された、切妻車体を持つ郵便車です。
 昭和27年に登場していたスユ41形を改良した車輌で、前位側(非デッキ側)から順に、小包締切郵袋室・休憩室/便所・郵便区分室・通常締切郵袋室・車掌室の配置となっており、スユ41形に較べ小包締切郵袋室が拡大され、その部分の荷物扉が両開きに変更されています。また、床下には電動排塵機が設けられました。このスユ42形の配置は、後に登場するオユ10形の原形ともなっています。
 スユ42形には大きく分けて3つのグループが存在し、昭和28年3月に製造されたスユ42 1〜6の台車はTR23で、同年11月に製造の11〜13はTR47に変更され、窓配置も変更されました。昭和29〜30年に製造の14〜16の台車は11〜13と同じくTR47ですが、区分室窓・明り窓がHゴム支持となり窓下にはルーバーが設けられるなど、過渡的な形態となりました。
(なお、昭和30年製造のスユ42 16は、各扉が鋼製扉に変更されています)
 スユ42 14〜16の登場後は主に急行「日本海」に使用され、後には急行「西海」「桜島・高千穂」などで使用されました。昭和46〜47年には全車電気暖房が取付けられて主に東北方面で使用されましたが、昭和53〜54年に廃車となりました。


●スユ42 14〜の編成例はスハシ29 103〜のページを参照してください。
※RMM(アールエムモデルズ)2004年10月号に、スユ42 14〜 キットの組立記事が掲載されていますので、ご参照ください。




■オハ35 ノーシル・ノーヘッダー
●台車別トータルキット 2004年8月発売 \4,200(本体 \4,000)
●完成品(各種) 2004年9月発売 \15,225(本体 \14,500)
ぶどう色1号 昭和16年頃以降
標記は昭和28年以降
原形扉・小型電池箱付
ぶどう色2号 昭和34年頃以降
青15号 昭和39年頃以降の一部車輌 原形扉・小型電池箱・電暖付
ぶどう色2号 木製高窓扉  昭和34年頃以降の一部車輌 木製高窓扉・小型電池箱付
青15号    木製高窓扉  昭和39年頃以降の一部車輌


オハ35 ノーシル・ノーヘッダー青15号 木製高窓扉  公式側



オハ35 ノーシル・ノーヘッダーの完成品各種写真はこちらをご覧ください。

 
製品の特徴
戦前製丸屋根オハ35の内、ウィンドシル・ヘッダーが無く、窓上隅にRの付く形態で製造された、オハ35 145・149・360〜372・
 421・422を製品化。
■完成品は、塗色・形態を作り分けた5種を発売。
■側板は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットには原形扉の他、木製高窓扉、Hゴム扉が付属(ただしHゴム扉付きの車輌が存在していたかは不明です)。
 Hゴムは車体と別部品として塗り分けを容易化。
■「KPP-005 普通車用ボックスシート」の取付可。

[別途購入品(キット)]
GM製  TR23台車
当社製 普通車用インレタ1(32・35・61系他)
      等級標記他インレタ(ぶどう色1号のみ必要)


実車説明
 オハ35形は、昭和14年にスハ33650形として登場し、昭和16年11月にオハ35形に形式変更された車輌で、幾度かの設計変更を経て昭和23年までに国鉄客車としては最大の1301輌が製造されました。3等車として初の広窓車として登場し、戦後の初期製造の車輌までは丸屋根で、その後に製造された車輌は半切妻の形態となっています。また、戦前製造車の国鉄工場によるものには張上げ屋根などの試作車も多く存在し、ノーシル・ノーヘッダー車もその内の1種でした。ノーシル・ノーヘッダー車は、スハ33794・33795・35109〜35121(後のオハ35 145・146・360〜372)・オハ35 421・422の17輌と、デッキ上部隅にRを追加したオハ35 394〜397の4輌が製造されました。
 オハ35形の登場後は特別急行「燕」「鴎」「富士」や各地の急行などで使用され、戦災で53輌が廃車(ノーシル・ノーヘッダー車は1輌廃車)となり、戦後しばらくの間も急行に使用されていましたが、スハ43形・スハフ42形などの新しい急行用客車が登場すると、普通列車に使用されることが多くなりました。
 昭和37年頃からは、近代化工事が施工される車輌があらわれ、これらは昭和39年以降には青15号に塗色変更されています。
 その後も普通列車を中心に各地で長く使用され、現在、オハ35 ノーシル・ノーヘッダー車の動態保存車は存在しませんが、オハ35形としては6輌が大井川鉄道で動態保存されています。



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