■スロ53近代化改造車(スロフ53)
※価格を改訂させていただきました。(2008.12.12)
●台車別トータルキット  2004年9月発売 \4,830 (本体 \4,6000)
●完成品    [スロ53] 2004年10月発売 \16,275 (本体 \15,500)
          [スロフ53] 2004年10月発売 \17,325 (本体 \16,500)
スロ53 ぶどう色1号青1号帯 登場時(昭和32年)〜 原形プレス扉
スロ53 ぶどう色2号青1号帯 昭和34年頃以降
スロ53 ぶどう色2号淡緑帯 昭和36年頃以降
スロフ53 ぶどう色2号淡緑帯 昭和36年以降 公式側原形プレス扉,非公式側落し窓付き扉
テールライト点灯(テールライトは円板付)
スロフ53 青15号淡緑帯 昭和39年頃以降  公式側原形プレス扉,非公式側落し窓付き扉
テールライト点灯(テールライトは円板なし)


スロフ53 ぶどう色2号淡緑帯 公式側
写真は試作品で、別売のリクライニングシートを取り付けています。


スロフ53 非公式側
スロフ53の非公式側デッキ扉は落とし窓付きの扉となっています
スロ53の完成品はいずれも原形プレス扉となります。
キットはHゴム扉・開閉窓付扉も付属しています(ただし、スロ53・スロフ53に開閉窓付扉を備えた車輌が存在したかは不明です)

 
左写真:スロフ53 非デッキ側妻面
右写真:スロフ53 デッキ側妻面

スロ53近代化改造車の完成品各種写真はこちらをご覧ください。


製品の特徴
■昭和32〜33年に近代化改造されてアルミサッシの窓枠に変更されたスロ53を模型化。
■完成品は、近代化改造後のスロ53を3種と、緩急車化改造後のスロフ53を2種の、計5種が発売。
■スロフ53完成品はデッキ側テールライト点灯。
■窓枠は車体と別部品として塗り分け。
■側板・妻板が真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットのデッキ扉は素組みで原形プレス扉となりますが、Hゴム扉と開閉窓付扉、スロフ53用落し窓付扉が付属。
■キットにはスロフ53用の妻板が付属。非デッキ側妻板はテールライト取付高さの異なるものが2種付属します。
■「KPP-002 リクライニングシート」の取付可。



[別途購入品(キット)]
GM製  TR47台車
当社製 優等座席車/44系用インレタ スロ53・スロフ53用 各1輌分入
      等級標記他インレタ



●スロ53近代化改造車(スロフ53) 実際の編成例  
■急行 「北上」 昭和37年5月〜 [上野−青森(常磐線経由)] 13・14列車
                                                                                    青森方面→
マニ60
351〜など
オロネ10 オロネ10 マシ35 11〜
近代化
又はオシ17
ナハネ10
1〜
ナハネ10
1〜
ナハネ10
1〜
ナハネ11 オハネ17 オハネ17 スハ43 スハフ42 スロフ53
発売中 他社完成品色違いあり 発売中 発売中
  上野-仙台
■牽引機:C62・C61など
■客車の塗色はぶどう色2号(オロネ10は淡緑帯)


■急行 「玄海」 昭和42年3月 [京都−長崎] 207・208列車
 ←長崎方面                                                                                     
マニ60
351〜
マニ36
元オロ35
スハフ42 オロネ10
スロ54
冷改車
スロフ53 マシ29
105〜
スハネ16 スハネ16 スハネ16 ナハ11 ナハ11 ナハ11 スハフ42 スハフ42
発売中 他社完成品あり
発売中 他社完成品あり 発売中
  京都-博多
■牽引機:EF58・EF30・ED72など
■客車の塗色はマニ以外青15号(スロ・オロネは淡緑帯)、マニはぶどう色2号、マシ29はぶどう色の場合あり(マシ29 2・109)


 スロ53形は、昭和25年に登場していた特別2等車スロ51形の改良型として昭和26年に30輌が製造されました。スロ51形は700mm幅窓が並び、シートピッチは1100oでしたが、スロ53形ではシートピッチを1160oに拡大したため窓幅も1000mmの広窓となり、定員は4名減少して48名になりました。このスロ53形のシートピッチ1160oという数字は、特急用・急行用グリーン車の標準寸法として現在の新型車輌に至るまで引き継がれています。
 スロ53形の登場後は幹線の急行列車に使用されましたが、後に蛍光灯を備えるスロ54形やナロ10形などが登場すると白熱灯照明のスロ53形は見劣りが目立つために、昭和32・33年に蛍光灯化や側窓のアルミサッシ化などの近代化改造が行なわれ、改造後は急行「なにわ」「月光」「安芸」「瀬戸」「出雲」「高千穂」「霧島」「筑紫」「大和」「伊勢」「能登」「北陸」などに使用されました。
 昭和36年9・10月にはスロ53形の3輌が緩急車化改造されてスロフ53形が登場し、急行「北上」に使用されました。翌昭和37年9月から昭和39年3月までに残りの全車がスロフ53形に改造されて主に団臨用となりましたが、急行「出雲」「しまね」でも使用されました。
スロフ53形は昭和41年から本格化した1等車(旧特別2等車)の冷房改造の対象から外れたために、急行に使用されていた車輌も運用から外れて団臨用となりました。
 昭和46年にはスロフ53 2025が、七尾線・能登線で運転された臨時急行「ふるさと列車 おくのと号」用としてお座敷客車に改造され、スロフ53 2025・オハ35 2870・オハ35 2019・オハフ33 2093の4輌(塗色は全車ぶどう色2号に赤帯)で編成を組んでC58形・C11形に牽引される姿が昭和48年9月まで見られました。その他の車輌は、昭和47年までにオハ41形・オハフ41形(両デッキ化の上でロングシート化)・スユニ61形・マニ37形などに改造、もしくは廃車となり、最後まで残ったスロフ53 2025も昭和50年に廃車されました。

 本製品はスロ53の近代化改造後の姿を模型化、キットは素組みで原形プレス扉付きの車輌となりますが、Hゴム扉・開閉窓付扉を選択できるほか、緩急車化改造車のスロフ53としても製作できます(ただし、スロ53に開閉窓付扉を備えた車輌が存在したかは不明です)。



■マシ29 105〜(スシ37810〜)
●台車別トータルキット  2004年9月発売 \5,250 (本体 \5,000)
●完成品           2004年10月発売 \17,325 (本体 \16,500)
スシ37800(37810〜) ぶどう色1号 登場時(昭和9年以降) 非冷房,大型電池箱付
マシ29 105〜 ぶどう色1号 昭和28年以降 冷房付、屋根空調蓋付,
通常のガラベン撤去
マシ29 105〜 淡緑5号(青大将) 昭和32年以降の一部車輌
マシ29 105〜 ぶどう色2号 昭和34年頃以降
マシ29 105〜 青15号 昭和39年頃以降の一部車輌
スシ28 102 ぶどう色1号 昭和28年以降 非冷房,小型電池箱付
スシ28 102 ぶどう色2号 昭和34年頃以降
※2007年以降の再生産品より価格を改訂させていただきます。
 また、完成品はシートなしに変更され、品番も(旧)P-452aS〜gS→(新)P-452A〜Gに変更されました。(2007.11.14追記)


マシ29 105〜 青15号  公式側
3軸台車と青15号の車体との組み合わせが異色ですが、実車は急行『玄海』用として昭和43年まで残った3輌のマシ29 100番台のうち、
110・201の2輌が編成他車と塗色を統一する目的で、青15号化されました。


マシ29 105〜 青15号  非公式側


マシ29 105〜 公式側
床下冷房は真鍮エッチング板製で、2パーツを組み合わせる構成としています。



車内には調理室等の仕切が付きます。
また、完成品の車内には食堂テーブル・イスが付きます。
※2007年以降の再生産品より完成品もシートなしに変更されます。(2007.11.14追記)


スシ37800(37810〜) ぶどう色1号 非公式側
スシ37800の調理室等の仕切は薄茶色に、マシ29・スシ28はクリーム色としています。

マシ29 105〜の完成品各種写真はこちらをご覧ください。


製品の特徴
■スシ37800形として登場し、戦前は特急「富士」「燕」「鴎」などに、戦後は特急「さくら」「さちかぜ」や急行「西海」
 「筑紫」「なにわ」「瀬戸」「玄海」「十和田」などに使用されたマシ29 100番台の内、リベットがなく、車端部ステップ
 のないマシ29 105〜110・201(スシ37810〜37820)を製品化。
 ※本製品は基本的に『P-14B スシ37800』の、PEシリーズ化リニューアル(完全新規)です。
■完成品は、マシ29 105〜のほか、登場時のスシ37800と、急行「高千穂」「みちのく」「十和田」などで使用された
 スシ28 102の計7種を発売。
 ○マシ29 105〜は床下冷房付、屋根に空調蓋付、通常のガラベンは撤去された形態。
 ○スシ37800は大型電池箱付、非冷房。
 ○スシ28 102は小型電池箱付、非冷房。
■完成品・キット共、車内の調理室等の仕切が付きます。
 また、完成品には食堂テーブル・イスが付きます。
■側板・空調蓋・床下冷房は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットはマシ29 105〜のほか、スシ28 102として製作可。
 また、別売の大型電池箱を使用することで、登場時のスシ37800(37810〜)としても製作できます。


[別途購入品(キット)]
 KATO製 片側絶縁車輪
 当社製 プラ床板用TR73台車
      優等寝台/食堂車用インレタ(丸屋根) マシ29 105〜・スシ28 102用 各1輌分入
      等級標記他インレタ

●マシ29 105〜の編成例は本ページのスロ53 編成例スハニ31丸屋根 編成例を参照してください。


 マシ29 105〜を含むマシ29 100番台は、昭和8年にスシ37800形として登場し昭和10年までに20輌が製造され、昭和28年6月にマシ29 100番台となったものです。基本的にスシ37740形(のちのマシ29 1〜4)の二重屋根を丸屋根に変更した車輌で、37740形で形態上は残されていたデッキが完全になくなっています。昭和8年製の37800〜37809は、車体裾やシル・ヘッダーなどにリベットが残っていましたが、昭和9・10年製の37810〜37817・37819・37820は全溶接となり、リベットが完全になくなりました。
 登場後は特急「富士」「燕」「鴎」や急行17・18列車(名士列車)などで使用され、昭和16年にスシ37 58〜75・77・78(リベットなし:68〜)に形式変更、さらに戦時改造で一部を除いて調理室付座席車のスハシ48形(形式標記に小文字でシの記号付)となり、戦災で1輌(リベットなし)が廃車となっています。
 昭和20・21・26年にスハシ48形の8輌(リベットなし:6輌)が進駐軍用としてスシ37形に復旧し、この際に大部分の車輌が冷房を取付けています。スハシ48形のまま残っていた車輌も昭和24年にスシ47形として、昭和27年にはスシ48形として食堂車に復旧しました。スシ47形の内、スシ47 1〜3(リベット付)は戦後初の特急「へいわ」用に整備した車輌ですが、スシ47 11(リベットなし)は進駐軍接収時に調理室が拡大され、車端の乗客専務車掌室・喫煙室がなくなっていたため、外国人観光団輸送等のための予備車として整備されました。また、スシ48形は蛍光灯付のためにスシ37形とは別形式とされ、窓配置も若干変更されています。
 進駐軍用のスシ37形は昭和24年以降、順次返還されて特急「はと」などに使用され、スシ37・スシ47形は昭和28年6月の称号改正で、冷房付きはマシ29形(リベットなし:105〜110・201)に、冷房なしがスシ28形(リベットなし:102)に分けられ、いずれも丸屋根車は100番台とされましたが、マシ29 201は元スシ47 11で、室内配置が他の車輌と異なるために200番台とされました。このマシ29 201は昭和33年に他の車輌と同様の室内配置に改造されています。
 マシ29 100番台(マシ29 201含む)は、特急「さちかぜ」や急行「瀬戸」「西海」「筑紫」「さつま」「十和田」などに使用され、昭和32年から特急「さくら」・急行「なにわ」に使用されたマシ29 101・107は淡緑5号の青大将色に変更された他、晩年に急行「玄海」で使用された3輌の内、マシ29 109はぶどう色2号のままでしたが、マシ29 110・201は編成他車との塗色を統一するために近代化改造車と同じ青15号に変更されました。
 スシ28 100番台は、急行「高千穂」「みちのく」「十和田」などに使用され、昭和42年までに廃車となり、マシ29 100番台も昭和43年までに廃車となり、マシ29 107は昭和40年の廃車後、交通科学博物館に、スシ28 102は昭和37年の廃車後、青梅鉄道公園に静態保存されましたが、いずれも後に解体されて現存しません。
 
 本製品は、マシ29 100番代のうち、リベットのないマシ29 105〜110・201(スシ37810〜37817・37819・37820)を模型化、キットは非冷房のスシ28 102としても製作できます。また、別売の大型電池箱を使用することで、登場時のスシ37800(37810〜)としても製作できます。




■スハニ31 丸屋根(スハニ35700)
※価格を改訂させていただきました。(2007.09.12)
●台車別トータルキット  2004年9月発売 \4,830 (本体 \4,600)
●完成品    [スハニ35700] 2004年10月発売 \16,800(本体 \16,000)
          [スハニ31・スロニ31] 2004年10月発売 \17,850 (本体 \17,000)
スハニ35700 ぶどう色1号赤帯 登場時(昭和7年〜) 原形扉・大型電池箱付
テールライトなし
スハニ31丸屋根 ぶどう色1号 昭和16年頃以降
標記は昭和28年以降
小型電池箱付
テールライト点灯
(テールライトは円板付)
スハニ31丸屋根 ぶどう色2号 昭和34年頃以降
スロニ31(元スハニ31丸屋根) ぶどう色1号・青1号帯 昭和29年頃までの一部車輌
 ●スロニ31は、進駐軍用としてスハニ31・スハニ32などの3等室を2等室に改造した車輌で、その一部は返還後青帯を入れて普通列車に
  使用されましたが、昭和30年代前半までにスハニに復元されています。
  スハニ31丸屋根車改造のスロニ31は2・13・15・29の4輌が存在し、スロニ31 2は昭和29年12月にスハニ31に復元されています。
  (その他の復元時期は不明)


スハニ31丸屋根 ぶどう色1号 公式側


スハニ31丸屋根 荷物室側妻面


スハニ31丸屋根 非公式側荷物室周辺
荷物室の保護棒は専用部品をセット、保護棒と荷物扉戸袋部が重なる様子も表現しました。

スハニ31丸屋根の完成品各種写真はこちらをご覧ください。


製品の特徴
■スハニ35700として登場し、当初はスハ32800などと共に特急「燕」などに使用され、戦後は普通列車を中心に
 使用された、狭窓が特徴のスハニ31の丸屋根車(21〜45)を製品化。
■完成品は、塗色・形態を作り分けた4種を発売。
 ○スハニ35700以外はテールライト点灯
 ○電池箱はスハニ35700は大型電池箱付、その他は小型電池箱。
■側板は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板がプラパーツの構成。
■荷物室の保護棒は専用部品をセット、保護棒と荷物扉戸袋部が重なる様子も再現。
■別売の大型電池箱を取付けることで、スハニ35700としても製作可。
■「KPP-005 普通車用ボックスシート」の取付可。


[別途購入品(キット)]
GM製  TR23台車
当社製 ニセコ用他インレタ (スハニ31用 1輌分入)
      等級標記他インレタ



●スハニ31丸屋根(スハニ35700) 実際の編成例
■特急 「燕」 昭和10年頃〜 [東京−神戸] 11・12列車
 ←進行方向                                                                                     
スハニ35700 スハ32800 スハ32800 スハ32800 スハ32800 スハ32800 スシ37800 スロ30750
スロ30750 スイテ37020
発売中 発売予定
■牽引機:EF53・C53など
■客車の塗色はぶどう色1号(スロは青4号帯、スイテは白帯)
※編成のスロ30850をスロ30750に訂正しました(2007.09.12)


 スハニ31形の丸屋根車は、昭和7年にスハ32800形(のちのスハ32 137〜)の3等荷物車形のスハニ35700形として登場し、昭和7・8・10・13年に28輌が製造され、昭和16年11月にスハニ31形(21〜45)となった形式です。基本的にスハニ35650形の二重屋根を丸屋根に変更した車輌で、600o幅の狭窓を2つ1組で並べた形態や、ベニヤ板張りの座席背ずりなどを踏襲していますが、昭和10年以降の製造車(35707〜35727)は座席背ずりがモケット張りに変更されています。
 登場後は、おもに特急「燕」「臨時燕」「鴎」などで使用され、昭和15年に3輌がスハユ35300形(35306〜35308→スハユ30 7〜9)に改造され、戦災で1輌が廃車となっています。
 戦後は一部が進駐軍に接収され、その中の4輌は3等室を2等室に改造してスロニ31形となり、返還後は青帯を入れて普通列車に使用されましたが、昭和30年頃までにスハニ31形に復元されています。また、スハユ30 8・9が3等荷物車に復元されてスハニ31 46・47となりました。これらの復元車を含めたスハニ31形は普通列車に使用されましたが、昭和36年に一部が配給車オル32形へ改造され、昭和37年以降にはマニ35形に18輌が改造されるなどして急速に輌数が減少し、昭和43年頃に形式消滅しました。
 
 本製品は、スハニ31丸屋根車の戦後の姿を基本としていますが、キットは別売の大型電池箱を取付けることで、登場時のスハニ35700としても製作できます。



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