■オハ61
オハ61 Hゴム扉 ぶどう色1号 公式側
●いずれも2004年12月発売 ※価格を改訂させていただきました(2007.06.26)
P-183 | T | 台車別・トータルキット | \4,830(本体 \4,600) | ||
A | ぶどう色1号 | 登場時(昭和26年)〜 標記は昭和27年以降 |
●デッキ扉 鋼製プレス | \16,800(本体 \16,000) | |
B | ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 | |||
C | 青15号 | 昭和39年頃以降の一部車輌 | |||
D | 妻面リブ付 ぶどう色1号 | 登場時(昭和26年)〜 標記は昭和27年以降 |
●デッキ扉 鋼製プレス ●妻面リブ付 |
||
E | 妻面リブ付 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 | |||
F | Hゴム扉 ぶどう色1号 | 登場時(昭和29年)〜 | ●デッキ扉 Hゴム大 | ||
G | Hゴム扉 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 | |||
H | Hゴム扉 青15号 | 昭和39年頃以降の一部車輌 | |||
I | オハフ61 1001〜 ぶどう色2号 | 昭和40年以降の一部車輌 | ●デッキ扉 鋼製プレス | テールライト点灯 \17,850(本体 \17,000) |
オハ61の完成品各種写真はこちらをご覧ください。
オハ61 妻面リブ付 妻面
オハフ61 1001〜 妻面
製品の特徴
■昭和26〜31年に木造客車の台枠・台車等を流用して車体を新製する鋼体化客車として登場し、各地の普通列車に
使用されたオハ61を製品化。
■完成品のHゴムは車体と別部品として塗り分け。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットは素組みで鋼製プレス扉付のオハ61となりますが、Hゴム扉2種、オハ64用引戸、オハフ61 1001〜妻板、
オハ61リブ付妻板1ヶが付属します。
[別途購入品(キット)]
GM製 TR11台車
当社製 普通車用インレタ1
等級標記他インレタ
オハ61形は、昭和26〜31年に木造客車の台枠・台車などを流用して車体を新製する鋼体化客車として1052輌が登場し、これは国鉄客車としてはオハ35形に次いで多い製造輌数でした。昭和24年に登場していたオハ60形は700o幅窓が3つずつ並んでいたのに対し、オハ61形では1000o幅窓を採用し新製車のスハ43形と大差ない車体となっていますが、当初より普通列車用のためシートピッチはスハ43形の1470oに対して1335oと狭く、また座席の背ずりもモケットのない板張りの簡素なものでした。
このオハ61形と並行して北海道形のオハ62形も130輌が製造されました。オハ61・オハ62形はその輌数の割に形態変化は少ないですが、前期製造車の大部分は鋼製プレス扉を採用したのに対し、後期製造車(オハ61 816・オハ62 111以降と推定)はHゴム支持窓付扉に変更されたほか、苗穂工場製のオハ61 236〜265・オハ62 1〜20・51〜70は妻面にリブの付く形態となっています。
オハ61形などの鋼体化客車は、従来木造車の使用されていた線区に投入されて、幹線からローカル線まで幅広く使用され、特にローカル線ではほとんどの場合鋼体化客車主体の編成となりましたが、ローカル線の気動車化が進展すると次第に余剰が発生し、客室設備・乗り心地共オハ35形などの戦前製客車よりも見劣りすることもあって、昭和40年代に大量の廃車が発生するとともに多数の改造車が登場しました。主な改造車としては、昭和34〜37年にオロ61形が登場し、昭和40〜43年にはセミクロスシート化改造でオハ61 1501〜1592が登場、昭和40・41年に緩急車化改造でオハフ61 1001〜1071が登場(この内2輌が昭和44年にセミクロスシート化改造でオハフ61 1520・1521に)、昭和44年には和田岬線用に通勤形化改造されたオハ64 1〜5が登場しています。このオハ64形には昭和48年頃、片側の中央部に外吊戸が新設されました。なお、オハ61形には近代化改造車は登場しませんでしたが、中央東線・房総各線で使用される車輌は、近代化改造車と塗色を合わせるために青15号に塗色変更されています。
オハ61形は昭和59年までに廃車、オハ62形も昭和61年までに廃車されましたが、オハ64形はオハフ64形と共に旧形客車としては最後まで定期列車で使用され続け、平成2年度に廃車となりました。
本製品のキットは、素組みで鋼製プレス扉のオハ61となりますが、Hゴム扉2種、オハ64用外吊戸、オハフ61 1001用妻板が付属し、他にオハ61リブ付き妻板も1ヶ含まれています。また、別売の大型電池箱を取付けることで、北海道形のオハ62形としても製作できます。
■オハフ61
オハフ61初期形 ぶどう色1号 公式側
●いずれも2004年12月発売 ※価格を改訂させていただきました(2008.12.12)
P-184 | T | 台車別・トータルキット | \4,830 (本体 \4,600) |
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A | オハフ61初期形 ぶどう色1号 | 登場時(昭和25年)〜 標記は昭和27年以降 |
●妻面窓外側 ●貫通扉 木製低窓 ●デッキ扉 鋼製プレス |
テールライト点灯 \17,850 (本体 \17,000) |
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B | オハフ61初期形 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 形態は昭和40年頃以降 (尾灯円板なし) |
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C | オハフ61初期形 青15号 | 昭和39年頃以降の一部車輌 | |||
D | オハフ61後期形 ぶどう色1号 | 登場時(昭和26年)〜 | ●妻面窓内側 ●貫通扉 木製高窓(窓大) ●デッキ扉 鋼製プレス |
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E | オハフ61後期形 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 形態は昭和40年頃以降 (尾灯円板なし) |
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F | オハフ61後期形 青15号 | 昭和39年頃以降の一部車輌 | |||
G | オハフ61後期形 Hゴム扉 ぶどう色1号 |
登場時(昭和29年)〜 | ●妻面窓内側 ●貫通扉 Hゴム ●デッキ扉 Hゴム大 |
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H | オハフ61後期形 Hゴム扉 ぶどう色2号 |
昭和34年頃以降 形態は昭和40年頃以降 (尾灯円板なし) |
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I | オハフ61後期形 Hゴム扉 青15号 |
昭和39年頃以降の一部車輌 |
オハフ61の完成品各種写真はこちらをご覧ください。
左:オハフ61初期形 ぶどう色1号
中:オハフ61初期形 ぶどう色2号
右:オハフ61後期形 Hゴム扉 青15号
初期形と後期形では妻面の後方監視窓の位置が異なっています。
オハフ61 後期形ぶどう色2号
オハフ61後期形(d〜f)の貫通扉は木製高窓(窓大)となります。
製品の特徴
■昭和25〜31年に登場した鋼体化客車オハフ61を製品化。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットは素組みでオハフ61前期形又は後期形の鋼製プレス扉付の車輌となりますが、Hゴム扉2種、貫通扉4種、
オハフ64用引戸が付属します。
[別途購入品(キット)]
GM製 TR11台車
当社製普通車用インレタ1
等級標記他インレタ
オハフ61形は、昭和25〜31年に木造客車の台枠・台車などを流用して車体を新製する鋼体化客車として、オハ61形などと共に795輌が登場しました。昭和24・25年に登場していたオハ60形は700o幅窓が3つずつ並んでいたのに対し、オハ61・オハフ61形では1000o幅窓を採用し新製車のスハ43形などと大差ない車体となっていますが、当初より普通列車用のためシートピッチはスハ43形の1470oに対して1335oと狭く、また座席の背ずりもモケットのない板張りの簡素なものでした。このオハフ61形より少し遅れて北海道形のオハフ62形も昭和29〜31年に30輌が製造されました。
オハフ61形などの鋼体化客車は、従来木造車の使用されていた線区に投入されて、幹線からローカル線まで幅広く使用され、特にローカル線ではほとんどの場合鋼体化客車主体の編成となりましたが、ローカル線の気動車化が進展すると次第に余剰が発生し、客室設備・乗り心地共オハ35形などの戦前製客車よりも見劣りすることもあって、昭和40年代に大量の廃車が発生しました。
昭和40年には、当初より北海道用として製造されたオハフ61 370〜379が形式変更されてオハ62 31〜40となり、昭和40〜43年にセミクロスシート化改造でオハフ61 1501〜1519・1522・1523が登場、昭和44年には和田岬線用に通勤形化改造されたオハフ641・2が登場しています。このオハフ64形には昭和48年頃、片側の中央部に外吊戸が新設されました。なお、オハフ61形には近代化改造車は登場しませんでしたが、中央東線・房総各線で使用される車輌は近代化改造車と塗色を合わせるために青15号に塗色変更されています。
オハフ61形は昭和61年までに全車廃車、オハフ62形も昭和59年までに廃車されましたが、オハフ64形はオハ64形と共に旧形客車としては最後まで定期列車で使用され続け、平成2年度に廃車となりました。
本製品のキットは素組みで鋼製プレス扉のオハフ61となりますが、妻板2種(後方監視窓位置違い)、貫通扉は4種から選択でき、Hゴム扉2種、オハフ64用外吊戸が付属します。また、別売の大型電池箱を取付けることで、北海道形のオハ62形としても製作できます。
■オハユニ61 1〜
オハユニ61 1〜 ぶどう色1号 公式側
●いずれも2004年12月発売
P-202 | T | 台車別・トータルキット | \4,725(本体 \4,500) | ||
a | ぶどう色1号 | 登場時(昭和26年)〜 標記は昭和27年以降 |
●貫通扉 鋼製プレス ●客用デッキ扉 鋼製プレス |
テールライト点灯 \19,425(本体 \18,500) |
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b | ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 形態は昭和40年頃以降 (尾灯円板なし) |
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c | 木製高窓客用扉 ぶどう色1号 | 登場時(昭和26年)〜 標記は昭和27年以降 |
●貫通扉 木製低窓 ●客用デッキ扉 木製高窓 |
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d | 木製高窓客用扉 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 形態は昭和40年頃以降 (尾灯円板なし) |
オハユニ61 1〜の完成品各種写真はこちらをご覧ください。
左:オハユニ61 ぶどう色1号
右:オハユニ61 木製高窓客用扉 ぶどう色2号
貫通扉形態が異なります。
製品の特徴
■鋼体化客車オハユニ61の内、多数派の前期形(1〜105)を製品化。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットは素組みで鋼製プレス客用扉付の車輌となりますが、木製高窓客用扉・貫通扉5種が付属します。
[別途購入品(キット)]
GM製 TR11台車
当社製荷物車用インレタ1
等級標記他インレタ
オハユニ61形は、昭和27・30・31年に木造客車の台枠・台車等を流用して車体を新製する鋼体化客車として、オハ61形等と共に130輌が登場し、北海道形のスハユニ62形も昭和27年に20輌が製造されました。これらは当初より普通列車用のため、シートピッチはスハ43形の1470oに対して1335oと狭く、また座席の背ずりもモケットのない板張りの簡素なものでした。
なお、昭和30・31年に登場したオハユニ61 106〜130は窓配置が変わり、各扉も鋼製のものになる等の変更がされています。
オハユニ61形は主に従来木造車の使用されていたローカル線に投入され、鋼体化客車主体の編成で使用されましたが、ローカル線の気動車化が進展すると次第に余剰が発生し、昭和40年代には大量の廃車が発生しました。また、荷物車等へ改造された車輌も存在し、昭和37年以降36輌(スハユニ62改造車も含む)がマニ60形に、昭和43年には5輌がスユニ61形に改造されています。
その後、わずかに残ったオハユニ61形も後期製造車の一部を除いて昭和60年までに廃車、スハユニ62形も昭和59年までに廃車されましたが、オハユニ61後期製造車のオハユニ61 107は現在も横川の碓氷峠鉄道文化むらに静態保存されています。
本製品は、オハユニ61形の内、多数派の前期製造車のオハユニ61 1〜105を模型化、キットは素組みで鋼製プレス客用扉付きのオハユニ61となりますが、荷物室側デッキ扉は2種、貫通扉は5種から選択でき、木製高窓客用扉が付属します。また、別売の大型電池箱を取付けることで、北海道形のスハユニ62形としても製作できます。
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