■マニ37(スロ50改 両デッキ車)
※価格を改訂させていただきました(2007.06.26)
P-344 T 台車別・トータルキット


2005年8月発売
\5,250
(本体 \5,000)
A 電暖車 青15号 登場時
(昭和43年〜)
●窓枠車体色 「十和田」「越前」
荷物専用列車など
2005年9月発売
\18,900
(本体 \18,000)
B 14系併結対応車
青15号
昭和49年以降の
一部車輌
●荷物室窓枠アルミサッシ
●ガラベン・床下機器配置・
 デッキ扉下部形態は上と異なる
「阿蘇・くにさき」
「雲仙・西海」


マニ37(スロ50改) 電暖車  公式側

マニ37(スロ50改) 14系併結対応車  公式側
電暖車と較べると荷物室窓枠がアルミサッシとなっているのが特徴です。また、ベンチレーター配置やデッキ扉下部
形態も電暖車とは作り分けています。


マニ37(スロ50改) 14系併結対応車  非公式側
 
後位側妻面

マニ37(スロ50改) 14系併結対応車  公式側床下
このマニ37は10系客車用と同型の蓄電池箱を増設し(写真の左側)、
車軸発電機も2基に増設されています。


製品の特徴
■昭和42〜43年に登場したパレット積載用荷物車マニ37のうち、スロ50改造車の両デッキ化された車輌を
 製品化。より厳密にはウィンドシル幅がやや広い(オハ61などと同じ)スロ50 6・7・8・10などからの改造車
 (マニ37 203・204・2008・2010)としています。 
■パレット積載用として床面を低くしたため、一般用の荷物車よりも荷物扉位置が低い点や、車体長が
 やや短い(オハ61など鋼体化車と同じ)などの特徴を再現。
■完成品は電暖車と、14系併結対応車のマニ37 203・204を用意。
 (※マニ37 203・204のTR23台車はコロ軸受化されていましたが、製品は平軸受台車で代用となります)
■車体・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床下機器がプラパーツの構成。
■Hゴム・アルミサッシは車体と別部品として塗り分け。
※赤字部を改訂させていただきました(2007.06.27)


[別途購入品(キット)]
 GM製 TR23台車
 当社製等級標記他インレタ (窓下の荷物標記)
 形式のインレタは発売予定です


 マニ37形は、昭和42・43年に余剰の優等車などを改造して登場したパレット積載用の荷物車で、スロネ30・スロ50・スロ51・スロ60・スロフ53・スハ32・スハフ32の7形式から計37輌が改造されました。このうちスロ50形を改造した車輌は、昭和42・43年にマニ37 3・4・2005〜2010の8輌が登場し、昭和42年に登場のマニ37 3・4はスロ50形当時と同じく片デッキの形態でしたが、昭和43年に登場のマニ37 2005〜2010は両デッキの形態となり、マニ37 3・4も後に両デッキに改造されています。
 マニ37 3・4・2005〜2010の種車となったスロ50形には、ウィンドシルの幅が狭い車輌(スロ50 1・2・4など、9も細い?:スロ60・オハ60などと同一)と広い車輌(スロ50 6・7・8・10など:オハ61などと同一)が存在したため、マニ37形への改造後もその差異は残り、マニ37 3・4・2008・2010が幅広、マニ37 2005・2006(2009も細い?)が幅の狭いシルとなりました(2007は不明)。なお、スロ50形当時に側窓はアルミサッシ化されていましたが、アルミサッシのままとされたのはマニ37 3・4のみで、その他の6輌は通常の太い窓枠(車体色)に取替えられました。その他、デッキ扉下部の形態やベンチレーター配置に各車で差異が生じています。また、マニ37形に共通する特徴として、パレット積載のため床面が低く、荷物扉位置もマニ36・マニ60形などの一般の荷物車よりも低くなっていることや、車体の塗色が荷物車としては珍しい青15号とされていること、種車の形式にかかわらず全車がTR23台車に統一されていたことなどが挙げられます。
 マニ37 3・4・2005〜2010の登場後は、主に急行列車で使用され、昭和50年には、マニ37 3・4を急行「阿蘇」「雲仙・西海」に投入される14系客車と併結するためにブレーキ装置の改造が行なわれ、マニ37 203・204となりました。以後もマニ37 2005〜2010は急行「十和田」「越前」などに、マニ37 203・204は「阿蘇・くにさき」「雲仙・西海」などに使用されましたが、昭和57〜61年に廃車となりました。




■マロネ39  →アルモデルより「K0415 マロネ39(マロネ37400)」として発売中(2023.08追記)
※価格を改訂させていただきました。(2008.01.23)
P-415 T 台車別・トータルキット


2005年8月発売
\4,830
(本体 \4,600)
A マロネ37400
ぶどう色1号青4号帯
マロネ37400
登場時(昭和8年〜)
●デッキ扉木製低窓
●電池箱大型
「富士」
急行など
2005年9月発売
\17,325
(本体 \16,500)
B ぶどう色1号青1号帯 マロネ39登場時
(標記は27年以降)
●車内に区分寝室仕切付
●前位デッキ扉閉塞
●後位デッキ扉木製大窓
●等級表示灯付
●前位妻面貫通扉付
●電池箱小型
「銀河」「霧島」
「西海」「北陸」など
C ぶどう色2号青1号帯 昭和34年頃以降 団臨など
D ぶどう色2号淡緑帯 昭和36年頃以降



マロネ37400 ぶどう色1号青4号帯  公式側

マロネ39 ぶどう色1号青1号帯  公式側
デッキ扉は大窓の木製扉で、上に等級表示灯が付く形態は当時の新製車のマロネ41やスロ60と同様です。
また、マロネ39に改造された際に区分寝室式となったため、室内の仕切が目立ちます。
なお、マロネ39はマロネ37400とは向きが反転しています。


マロネ39 ぶどう色1号青1号帯  非公式側
写真右側のデッキが埋められて洗面所が設けられたため、この部分はこの形式独特の形態となっています。

マロネ39 ぶどう色2号青1号帯  公式側

マロネ39 ぶどう色2号淡緑帯  公式側



 マロネ39 区分寝室仕切
 マロネ39各種には車内に仕切が備わります


製品の特徴
■昭和25年にマハ47を区分寝室式に改造して登場したマロネ39と、その原形のマロネ37400(リベット付)を製品化。 
■マロネ39は、片側のデッキを閉塞して洗面所を設置した形態や、車内の区分寝室仕切などの特徴を再現。
■側板・車内仕切は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板がプラパーツ。
■キットにはマロネ39用デッキ部品の他、原形木製扉・マロネ29 101用木製高窓扉が付属。
 また、マロネ29 101製作用の窓塞ぎ板・洗面所窓枠が付属します。


[別途購入品(キット)]
 KATO製 片側絶縁車輪
 当社製 プラ床板用TR73台車
      優等寝台/食堂車用インレタ(丸屋根) (マロネ39用 1輌分入)
      富士・丸屋根客車用インレタ(マロネ37400用 1.5輌分入)
      等級標記他インレタ (窓下の寝台・等級標記 白)
      燕客車用インレタ (窓下の寝台標記 黒(ぶどう色2号製作時))
      10系客車用寝台 取付可




■スハネ30100(※リニューアル製品)  →アルモデルより「K0445 スハネ30100(スハネ31)」として発売(2023.08追記)
※価格を改訂させていただきました(2008.12.12)
P-445 T 台車別・トータルキット


2005年8月発売
\4,830
(本体 \4,600)
A スハネ30100
ぶどう色1号赤帯
スハネ30100
登場時(昭和7年〜)
●電池箱大型 「富士」「櫻」
急行・普通列車
2005年9月発売
\16,275
(本体 \15,500)
B オハ34 13〜
ぶどう色1号
昭和16・17年以降
(標記は27年以降)
●便所・洗面所減少
●電池箱小型
「富士」(電池箱大型)
普通列車 など
C オハ34 13〜
ぶどう色2号
昭和34年頃以降 普通列車 など
※スハネ30100は、昭和 16・17年に全車オハ34 13〜となり、昭和34〜37年には寝台車に復旧してスハネ30となりましたが、
 この際に形態は大きく変化しています。


スハネ30100 ぶどう色1号赤帯

オハ34 13〜 ぶどう色1号 公式側


オハ34 13〜 ぶどう色1号 非公式側
寝台車として登場したため、座席車への改造後も床下の水タンクは寝台車時代の通路側に寄せられたままと
なっています。

オハ34 13〜 ぶどう色2号 公式側


製品の特徴
■昭和7〜12年に登場したスハネ30100と、それの座席車化改造車のオハ34 13〜を製品化。
※本製品は基本的に『P-16B スハネ30100』のPEシリーズ化リニューアル(完全新規)ですが、リベット付
 (車体裾2列)とするなどの変更を行っています。 
■側板は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板がプラパーツ。
■キットには原形木製扉のほか、木製高窓扉が付属。
 (ただし、実車に木製高窓扉付の車輌が存在したかは不明です)。


[別途購入品(キット)]
 GM製 TR23台車
 当社製 富士・丸屋根客車用インレタ (スハネ30100用 1.5輌分入)
      優等車他インレタ (オハ34 13〜用 1輌分入
      等級標記他インレタ (窓下の寝台・等級標記)
      10系客車用寝台 取付可





 客車の製品20  ナロハネ10,オロハネ10,ナロ10,オロフ32,マシ49
 
客車の製品19  オハニ61,オロ35,オロ35近代化改造車,オハ53 1〜 アルミサッシ車,オハ34
 
客車の製品18  スハフ42アルミサッシ車A,マニ60 101〜,オユ10 2016〜,
             オユ12/スユ13,スロ62,マニ36 元オロ40戦後形鋼板屋根
 
客車の製品17  急行「ニセコ」 下り3号・103列車 / 上り1号・104列車 昭和46年 完成品
 
客車の製品16  オハ61,オハフ61,オハユニ61 1〜
 
客車の製品15  スロ53近代化改造車,マシ29 105〜,スハニ31丸屋根
 
客車の製品14  マシ35近代化改造車,スユ42 14,オハ35 ノーシル・ノーヘッダー
 
客車の製品13  マロネフ59,スハシ29 103〜,スハ32丸屋根
 
客車の製品12  特急「あさかぜ」昭和31年12月
 
客車の製品11  マシ35原形・マロネ29 103〜・スハフ32丸屋根
 客車の製品10  スハ44・スハフ43 11〜・スハニ35・ナハフ10 1〜
 客車の製品9  スロ51近代化改造車・ナハ10/ナハ11・ナハフ11             
 
客車の製品8  マロネ41原型窓車・ナハネ10 1〜・オハニ36
 
客車の製品7  急行銀河 昭和35年
 
客車の製品6  マロネロ38リベット付・スロハ32・オハ35戦前標準形・オハフ33戦前形
 
客車の製品5  スロ51原型窓車・スハフ43 1〜・マロネ38・オロ36
 
客車の製品4  スエ78・マロネフ29 101〜・スロ54・マニ32 18〜
 
客車の製品3  EF571号機+急行「津軽」7輛編成・単品各種
 
客車の製品2  マロネ41固定窓車・スユニ50・マロネ40
 
客車の製品1  へいわ・ワサフ8000・スニ41・マイ38・名士列車・オヤ35

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