■スユニ61 1〜
※価格を改訂させていただきました(2007.06.27)
P-263 T 台車別・トータルキット 2005年11月発売
\5,250
(本体 \5,000)
A スユニ61 1〜 妻窓あり
ぶどう色2号
●妻面後方監視窓あり
●前位側貫通扉Hゴム窓大
●後位側貫通扉木製高窓
●TR11台車
「利尻」「大雪」(500番代)、
普通列車など
2005年12月発売
\18,900
(本体 \18,000)
B スユニ61 101〜 妻窓なし
ぶどう色2号
●妻面後方監視窓なし
●前位側貫通扉Hゴム窓小
●後位側貫通扉木製低窓
●TR23台車
普通列車など


スユニ61 1〜 妻窓あり 公式側


スユニ61 1〜 妻窓あり 非公式側

スユニ61 101〜 妻窓なし

左:スユニ61 1〜 妻窓あり デッキ側
右:スユニ61 101〜 妻窓なし デッキ側

スユニ61 1〜 妻窓あり 非デッキ側
この側のスユニ61 101〜の貫通扉窓は写真より
小さいHゴム支持窓となります


製品の特徴
■昭和40年〜43年に鋼体化客車オハニ61を改造して登場したスユニ61 1〜を製品化。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットは妻面後方監視窓のない車輌(元オハニ61 1〜205)、監視窓のある車輌(元オハニ61 206〜461)の
 いずれにも製作可。
■デッキ扉は2種(扉下部リブ付/リブなし)・貫通扉は前位側が2種(Hゴム大/小)、後位側は6種(木製4種/
 鋼製プレス/Hゴム)から選択可。


[別途購入品(キット)]
 GM製 TR11台車 (スユニ61 101〜はTR23)
 当社製荷物車インレタ1(丸屋根新製車,60系) (スユニ61 5用 1輌分入)
      等級標記他インレタ (窓下の荷物)
      郵便車用インレタ1(切妻・10系) (窓下の郵〒便) 


 スユニ61形(オハニ61・オハユニ61改造車)は、昭和40〜43年に鋼体化客車オハニ61形(登場当初はスハニ61形)・スハニ62形から80輌、オハユニ61形から5輌の計85輌が改造された郵便荷物合造車です。このグループは、旧荷物室をそのまま活用し、旧客室を郵便室に改造したため後位側(車掌室側)はオハニ61形当時と変わりませんが、前位側はデッキと側窓の大部分が埋められ、荷物扉を新設するなど大幅に変化しています。車内配置は昭和29〜30年に登場していたスユニ60形と極力揃えていますが、種車の1000o幅窓が残されたため識別は容易です。また、種車となったオハニ61形には後位側妻面の後方監視窓なし(オハニ61 1〜205)と窓あり(オハニ61 206〜461・501〜514・スハニ62 1〜45)が存在しましたが、スユニ61形への改造後もそのままとなっています。
 スユニ61形にはいくつかのグループが存在し、大きく分けると以下のように分類できます。
  ●スユニ61 1〜       オハニ61改造、TR11台車
  ●スユニ61 101〜      オハニ61改造、TR23台車   ただしスユニ61 102・104はTR34台車
  ●スユニ61 2116〜2120   オハユニ61改造、TR23台車  他のタイプとベンチレーター配置が異なる。2116のみ鋼製デッキ扉・荷物扉
  ●スユニ61 501〜505    オハニ61改造、TR11台車、北海道用(形態はスユニ61 1〜と同一)
  ● スユニ61 506〜516    オハニ61改造、TR11台車、北海道用、非公式側押印台窓を廃止
   ※昭和44年にはスロフ53形から改造車(スユニ61 301〜305)が加わっていますが、このグループはオハニ61・オハユニ61改造車とは異なる形態でした。
 スユニ61形の登場後は、各地の普通列車を主体に、急行「利尻」「大雪」や荷物専用列車まで幅広く使用されましたが、昭和53年から登場のスユニ50形へ置換えられるなどして廃車が進行し、昭和60年までに全車廃車となりました。
 改造車としては、昭和47年にスユニ61 506・512・516を全室荷物車化改造したマニ60 711〜713が存在しました。この3輌は、旧荷物扉をそのまま活用し、旧郵便室にHゴム支持窓を追加する程度の簡単な改造にとどめられ、マニ60形としては特異な存在となりましたが、3輌とも昭和56年に廃車・改造されました。また、昭和50年にはスユニ61 43が救援車オエ61 51に改造されましたが、昭和60年に廃車となっています。

 本製品は、オハニ61・オハユニ61改造のスユニ61を模型化、キットは後位側(車掌室側)妻板は後方監視窓の有無を、デッキ扉は扉下部リブの有無を、前位側貫通扉は2種(Hゴム大/小)、後位側貫通扉は6種(木製4種/鋼製プレス/Hゴム大)から選択でき、多様な作り分けが可能です。
 また、北海道用のスユニ61 501〜505としても製作でき、スユニ61 506〜516は非公式側押印台窓(狭窓)を埋めることで製作できます(508〜510は別売の大型電池箱と、水タンクセットに付属の平型水タンクが必要になります)。


編成例
■昭和46年3月  急行 「大雪6号」 517列車 [札幌→網走]
 網走方面→

マニ60
101〜
スユニ61 オハネフ12 スハネ16
オロハネ10
501〜
スロ54
冷改車
スハ45 スハ45 スハ45 スハフ44 スハフ44
発売中 発売中 他社完成品
あり
所定は
オハネ12
発売中
キットはスハ43として発売中
完成品はニセコ増結セットで発売
キットはスハフ42
として発売中
完成品はニセコ
増結セットで発売中
●牽引機 ED76・D51・C58など
●青色部の車輌の塗色は青15号(オロハネ10は淡緑帯または帯なし、スロ54は淡緑帯)
●茶色部の車輌の塗色はぶどう色2号




■オロ40 24〜   →アルモデルより「K0432 オロ40 24〜(スロ31143〜)」として発売中(2020.08追記)
※価格を改訂させていただきました(2008.06.14)
P-432 T 台車別・トータルキット 2005年11月発売
\4,830
 (本体 \4,600)
A スロ31143〜
ぶどう色1号青4号帯
登場時(昭和16年) ●電池箱大型 急行など 2005年12月発売
\16,275
(本体 \15,500)
B オロ40 24〜 
ぶどう色1号青1号帯
昭和24年頃以降
(標記は27年以降)
●電池箱小型 「つばめ」「安芸」「霧島」「玄海」
「雲仙」「早鞆」「みちのく」など
C オロ40 24〜 
ぶどう色2号青1号帯
昭和34年頃以降 ●電池箱小型
●電暖付
「羽黒」、普通列車など
D オロ40 24〜 
ぶどう色2号淡緑帯
昭和36年頃以降 普通列車など
E オハ41 2101〜
ぶどう色2号・帯なし
昭和41年頃以降 普通列車



スロ31143〜 ぶどう色1号青4号帯

オロ40 24〜 ぶどう色1号青1号帯

オロ40 24〜 ぶどう色2号青1号帯

オロ40 24〜 ぶどう色2号淡緑帯

オハ41 2101〜 ぶどう色2号・帯なし


製品の特徴
■スロ31120の後期形、スロ31143〜として登場し、戦前形最後の新製2等車となったオロ40 24〜37を製品化。
■側板は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットには原形木製扉の他、Hゴム支持窓付扉・便洗所更新窓枠が付属しますので、昭和35年頃に登場した
 近代化改造車としても製作できます。


[別途購入品(キット)]
 GM製 TR23台車
 当社製優等座席車/44系用インレタ (オロ40 25用 1輌分入)
      等級標記他インレタ  (窓下またはデッキ横の等級標記)
      大型ボックスシート 取付可



編成例
■昭和29年12月  急行「みちのく」 201列車 [上野→青森(常磐線経由)]
 青森方面→
マニ60
351〜
スロ51
原形
オロ35 スシ28
101〜
スハ43 スハ43 スハ43 スハ43 オロ40
24〜
スハフ42
発売中 スシ47とし

発売中
(リベットな
しはマシ
29 105〜
として発
売)
発売中 発売中 発売中
●牽引機はC62・C61など
●客車の塗色はぶどう色1号(ロザは青1号帯)



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