■スエ78 15
●台車別トータルキット 2003年5月7日発売 \4,725 (本体 \4,500)
●完成品 2003年6月発売 \15,225 (本体 \14,500)

写真はキット組立例です 屋上ステップはなく,1個だけのベンチレーターがアクセント

試作品の為,台車は従来品をはいています
デッキ周り

 スエ78 15は、もとは昭和10年に二等食堂合造車スロシ38010として登場した車輌ですが、昭和16年11月にスロシ38 16に形式変更、昭和19年には調理室付三等車のマハシ49 21に格下げ改造され、戦災後の昭和22年に3等車オハ77 8として復旧し、昭和28年6月にはオハ78 8に形式変更、昭和29年3月には郵便荷物車マユニ78 21に改造され、昭和41年3月に救援車スエ78 15に改造されて現形式に至っています。
 スエ78 15に改造後、昭和61年7月に高崎でEF55が動態復元される際にイベント用として高崎に転属し、この頃は水切だけで雨トイも縦トイもなく、前位側妻板貫通路は塞がれていましたが、後に雨トイ・縦トイの取付や前位側貫通扉の新設などの改造が行なわれました。この改造の後も、現在では希少な存在となった3軸台車のTR73や、戦災復旧車特有の2段窓、側扉の付かないデッキ部など、多くの形態的特徴を持っています。

 本製品は雨トイ取付などの改造が行なわれた後の姿を模型化しましたが、雨トイ取付改造前の前位側貫通路塞ぎ板等もセットしていますので、こちらの姿として製作することも可能です。
 なお、本製品に台車は含まれませんので別途、当社製プラ床板用TR73台車セットをお求めください。


■マロネフ29 101〜
※価格を改訂させていただきました(2008.12.12)
●台車別トータルキット 2003年5月7日発売 \4,830 (本体 \4,600)
●完成品 テールライト点灯(全種) 2003年6月発売 \18,375 (本体 \17,500)
 ぶどう色1号 青4号帯(マロネフ37560)
 ぶどう色1号 青1号帯
 ぶどう色2号 青1号帯
 ぶどう色2号 淡緑帯

写真はキット組立例です

試作品の為,台車は従来品をはいています

室内インテリアはオプションです
キットのみ付属する仕切板

 マロネフ29 101〜は、昭和13年にマロネフ37560として3輌製造され、昭和16年11月にマロネフ37 28〜に、昭和28年6月にマロネフ29 101〜に形式変更された車輌です。
 昭和10年から製造されていたマロネ37400(のちのマロネ29 101〜)の緩急車形で、また、昭和7年に登場した二重屋根のマロネフ37550(のちのマロネフ29 11〜)を丸屋根・全溶接車体とした形態となっています。
 車内には戦前の二等寝台車として標準的なツーリスト形と呼ばれるロングシート状の寝台を備え、マロネフ37560として新製後、急行17・18列車(名士列車)などに使用され、戦災で1輌が廃車になりましたが、戦後は進駐軍に接収されて、昭和27年に返還された後は旧形車輌ながら車掌室付きであったために、特別急行「あさかぜ」「さちかぜ」の編成端部に連結されました。
 その後は急行「おいらせ」などで使用されたのちに団臨用となり、昭和43年までに廃車されました。
  
 本製品は、マロネフ29 101〜となった戦後の姿を基本としていますが、別売の大型電池箱・反射板付後部標識灯を取付けることで、新製時のマロネフ37560としても製作できます(マロネフ29 102も大型電池箱付きなので、同部品が必要になります)。
 なお、キットには台車は含まれませんので別途、当社製プラ床板用TR73台車をお求めください。


■スロ54
※価格を改訂させていただきました(2007.06.26)
●台車別トータルキット 2003年4月発売 \4,830 (本体 \4,600)
●完成品(各色) 2003年5月発売 \16,275 (本体 \15,500)
 ぶどう色1号 青1号帯
 ぶどう色2号 青1号帯
 ぶどう色2号 淡緑帯
 青15号 淡緑帯
 スロ53原形窓車 ぶどう色1号 青1号帯 2009年6月発売


写真はキット組立例です(完成品とはデッキ扉形態が異なります)

室内インテリアはオプションです

各色完成品写真
ぶどう色1号 青1号帯
ぶどう色2号 青1号帯
ぶどう色2号 淡緑帯
青15号 淡緑帯
ぶどう色2号 淡緑帯 妻面からみる

 スロ54は、昭和27〜30年にスロ53の改良増備車として47輌製造されました。
 基本的に前年に登場していたスロ53と同型ですが、照明が蛍光灯化されたため別形式となり、登場当初は特別急行「かもめ」や急行「銀河」「彗星」「北斗」など、当時の代表的な列車に使用され、昭和31年には淡緑塗装に変更して特別急行「つばめ」「はと」、不定期特急「さくら」にも使用されました。
 昭和39年には1等座席車(以前の特別2等車、のちのグリーン車)の冷房化の試行として、スロ54 26・29を床下にユニットクーラーを取付け、マロ55 26・29に形式変更されましたが、残りのスロ54の冷房改造は予算的、工期的な問題から低屋根化の上で屋上に冷房を載せる方式に変更され、昭和41〜42年に改造されました。また、マロ55となった2輌は重量が重く使いづらいため、昭和40年に台車をTR23台車に交換してスロ54 26・29に戻り、関西―九州間急行などで昭和50年まで使用されたのち廃車されました(は特製完成品として発売しています)。
 スロ54の冷房改造後は、スロ62・スロフ62とともに、旧形客車による急行の末期まで使用され、昭和58年までに廃車されました。

 本製品の完成品は、スロ54のうち、初期に製造されたプレス扉の付いた車輌(スロ54 1〜32)を模型化、4種の塗色を用意しました。
 このほか、特製完成品としてのスロ54淡緑5号(青大将)マロ55,スロ54 26・29が発売となっております。
 
 キットは素組みでプレス扉の付いた車輌となりますが、後期に製造されたHゴム扉の付いた車輌(スロ54 33〜47)や、試作冷房改造車のマロ55、スロ54 26・29(冷改後)としても製作できます。
 その他、電池箱を小型のものとすることで、スロ53の近代化改造前(昭和32〜34年以前)としても製作できます。
 なお、本製品に台車は含まれませんので別途、GM製TR47台車 No.503 またはKATO製TR47台車(センターピン式) をお求めください(スロ54 26・29[冷改後]の場合、GM製TR23台車 No.524 またはKATO製TR23台車)。


■マニ32 18〜
●台車別トータルキット 2003年4月発売 \4,725 (本体 \4,500)
●完成品(各色) 2003年6月発売 \14,500 (本体 \15,225)
 ぶどう色1号(マニ36837〜)
 ぶどう色1号
 ぶどう色2号

写真はキット組立例です

チラッと見えるテーブル
実車の位置にあわせて仕切板を工夫し,テーブルなどを取付

 マニ32 18〜は、昭和15〜17年に張上げ屋根のマニ36820形式の増備車、マニ36837〜として17輌製造され、昭和16年11月にマニ32 18〜に形式変更された車輌で、昭和17年製の10輌(マニ32 25〜34)は当初から新番号で出場しました。これらは標準設計の丸屋根の形態で製造されています。
 マニ36837〜として新製後、戦災で1輌が廃車になり、戦後は一部が進駐軍に接収されて荷物扉の窓を塞ぐなどの改造が行なわれ、進駐軍専用列車や、その後身の急行「西海」「早鞆」「十和田」「洞爺」で使用されました。接収された車輌の大部分は昭和30年代前半までに返還されましたが、駐留軍郵便車となった車輌の一部は昭和40年代前半まで急行「西海」で使用されました(これらの内の1輌の、マニM-3212は特製完成品として発売しています)。
 接収されなかった車輌や返還された車輌は、急行「銀河」「月光」「筑紫」「さつま」「西海」や「十和田」「北陸」などで使用され、昭和45年までに廃車または改造されて形式消滅しました。

 本製品は、マニ32 18〜の戦後の姿を基本としていますが、別売の大型電池箱・反射板付後部標識灯を取付けることで、新製時のマニ36837〜としても製作できます。また、窓の塞がれた荷物扉が特徴の駐留軍貸渡車(軍用荷物車)のマニM-3212などとしても製作できます。


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