新仕様二重屋根客車(PEWシリーズ)の構成はこちらをご覧ください。


■オロ31(オロ30602〜)

 オロ31 1〜100 (床下機器が図とは逆向きの車両も存在)  ※完成品はこの形態


 オロ31 101〜144

PW-1101 T 台車別・トータルキット
2007年7月発売
\5,880
(本体 \5,600)
SPW-1101 A オロ30602〜
ぶどう色1号・青4号帯

昭和3年以降
■大型電池箱 急行,普通列車など 2008年10月発売
\22,050
(本体 \21,000)
(当店のみ販売)
B オロ31
ぶどう色1号・青1号帯

塗色は昭和24年頃以降
標記は昭和27年以降
■小型電池箱 「白山」「白樺」,普通列車など

「雲仙」,201・202列車
(後の「みちのく」)でも使用
※製品と標記方式は異なる
C オロ31
ぶどう色2号・青1号帯
昭和34年頃以降 普通列車など
D オロ31
ぶどう色2号・淡緑帯

昭和36〜37年
(一部車輌)
E オロ31
ぶどう色2号・帯なし

昭和36年以降、
大部分は格下げ

製品の特徴
■17メートル級の鋼製二等車オロ31形を製品化。
 厳密には、側板継手の付くオロ31 1〜32・43〜49・60〜65・70〜93・95〜116・127〜140を模型化しています。
■オロ31の床下機器配置は1〜100と101〜144で異なりますが、いずれの形態にも製作可能。
■側板・屋根明り窓・床板・仕切・一部床下機器(オロ31 1〜100の水タンク、登場時の大型電池箱)は真鍮エッチング板、
 妻板・屋根・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。
※本製品は屋根を切継加工で短縮する必要があります。

[別途購入品]
GM製   ●TR11台車
当社製
 ●KP-065 等級標記他インレタ …格下げ車は不要
 ●形式のインレタは発売予定
 ■KPP-003 転換クロスシート 取付可能


 オロ31形は、昭和2年にオロ41700形として100両が登場しました。これらは昭和3年にはオロ30600形へ形式変更し、同年から翌昭和4年までに44両が増備され、昭和16年11月にオロ31形となっています。
オロ41700形は、まず試作車2両がオハ44400形(後のオハ32000形→オハ31形)の試作車2両とともに、初の鋼製客車として昭和2年3月に登場しました。続いて、同年11月から量産車のオロ41702〜41801が登場しましたが、試作車では、近距離用とされている向かい合わせの固定式座席が備えられ、700ミリ幅の窓が2枚1組で配置されていたのに対し、量産車では、長距離用とされている転換式座席が備えられ、700ミリ幅の窓が等間隔で並ぶ形態となりました。その他の特徴はオハ44400形などと同様で、窓の上下寸法は木製客車と変わらず、側板などが鋼製となったほかは、木製客車の最終製造グループと大差ない形態となっています。構造的にも、内装や屋根などは木製で、実際には半鋼製車と言えるものでした。台枠や台車についても、木製客車最終グループとほぼ同一で、魚腹台枠・TR11台車が採用されています。
 なお、オロ41700形として登場した100両は当初、真空制動、屋根水槽式でしたが、オロ30600形として昭和3〜4年に増備された44両については、空気制動、床下水槽式となり、魚腹台枠の横にカマボコ形の水槽が取付けられました。元オロ41700形の100両も、昭和4年から空気制動、床下水槽式に改造され、この水槽は重量バランスの点から中央部に取付けられましたが、魚腹台枠の下部に位置するため、後に登場するスハ32800形(後のスハ32丸屋根車)などの水槽よりも厚さの薄い水槽となりました。また、川崎造船所製と川崎車輌製の車両(オロ31 33〜42・50〜59・66〜69・94・117〜126・141〜144)は、この時期に製造の鋼製客車の特徴とも言える側板継手を使用しない構造となっていたようです(これらの車両は、他社製の車両よりもリベットの数も少なくなっています)。
 オロ30600形(30602〜30745)は鋼製二等車としては最も多くの両数が製造されたため、急行や普通列車などの二等車の主力として使用され、昭和16年の称号改正では試作車2両とは別形式に分けられて、オロ31 1〜144となりました。その後、戦災・事故で21両が廃車となり、49両が連合軍用として接収されましたが、全車が昭和27年までに返還されています。また、昭和23年には2両が三等車用の座席に取り替えられてオハ31 511・512に格下げされています(昭和37年9月・41年3月に廃車)。
 オロ31形は、その後も121両が普通列車用2等車の主力として使用されましたが、昭和34年にオロ61形が登場し、それまで急行で使用されていたオロ35・40形などが普通列車用となっていったため、昭和35年から廃車が始まり、急速に両数を減らしていきました。
 また、昭和35年3月には配給車オル31形に、36年7月には新幹線車両輸送限界測定車のコヤ90形に各1両が改造され、同年9〜10月には60両が、設備はそのままでオハ27形に格下げされました。なお、オロ31 24・25・33・46・115・143の6両も格下げが予定されていましたが、オロ31の標記のまま昭和37年1月に廃車となりました。また、オロ31 23・41・119・121・137の5両は格下げされませんでしたが、オロ31 23・41は昭和37年2月に、オロ31 121・137は同年3月、オロ31 119は同年6月に廃車となっています。
 オハ27形となった車両も昭和37年2月から廃車が始まり、最後まで残ったオハ27 127も昭和40年11月に廃車となり、形式消滅しました。




■スニ30 1〜(スニ36500)


スニ30 1〜ぶどう色1号


スニ30 64ぶどう色2号

PW-1115 T 台車別・トータルキット
2007年7月発売
\5,880 (本体 \5,600)
SPW-1115 スニ36500
ぶどう色1号
昭和3年以降 ■テールライト1ヶ
■幌なし
■大型電池箱
「櫻」,名士列車,
急行,普通列車など
2008年10月発売
\23,100
(本体 \22,000)
(当店のみ販売)
スニ30 1〜
ぶどう色1号
標記は
昭和27年以降
■テールライト4ヶ
■幌あり
■小型電池箱
「出雲」「霧島」「早鞆」
「みちのく」「十和田」「北斗」
「鳥海」「白樺」「アルプス」,
普通列車など
スニ30 1〜
ぶどう色2号
昭和34年頃以降 「出雲」,普通列車など
D スニM-3211
ぶどう色1号
昭和27年以降 ■荷物扉・前位側扉窓なし
■幌付
■テールライト4ヵ所
■煙突上部あり
■電池箱小
■窓内側の保護棒なし
■クリーム色の鉄板あり
「西海」など 2009年12月発売
\23,100
(本体 \22,000)
(当店のみ販売)
E スニ30 64
ぶどう色2号
昭和34年頃以降 ■荷物扉・前位側扉窓なし
■幌付
■テールライト4ヵ所
■煙突上部あり
■電池箱小
■窓内側の保護棒あり



スニ30 1〜 試作品 ※魚腹台枠の形状は座席車用の形態となっていますが、量産品では荷物車用の形態に修正されます。


スニ30 1〜 試作品 未塗装完成状態


スニ30 1〜 試作品 床板


製品の特徴
■17メートル級の鋼製荷物車スニ30形のうち、窓高さの小さいスニ30 1〜84を製品化。
■側板・屋根明り窓・床板・仕切・窓保護棒/戸袋部格子・大型電池箱(登場時)は真鍮エッチング板、
 妻板・屋根・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。
※本製品は屋根を切継加工で短縮する必要があります。

[別途購入品]
GM製  ●TR11台車
当社製
 ●KP-076 W荷物車インレタ
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ●スニ30 64(スニM-3211)を製作するための、「スニ30 1〜軍用荷物車用扉」は、当店のみで発売予定です。(2007.07.15追記)


 スニ30 1〜は、昭和2年にスニ47800形として50両が登場しました。これらは昭和3年にはスニ36500形へ形式変更し、同年から翌昭和4年までに34両が増備され、昭和16年11月にスニ30 1〜84となっています。
スニ47800形は初の鋼製荷物車ですが、同時期に登場したオハ44400形(後のオハ32000形→オハ31形)などと同じく、窓の上下寸法は木製客車と変わらず、側板などが鋼製となったほかは、木製客車の最終製造グループと大差ない形態となっています。構造的にも、内装や屋根などは木製で、実際には半鋼製車と言えるものでした。台枠や台車についても、木製客車最終グループとほぼ同一で、魚腹台枠・TR13台車(TR11の荷物車用)が採用されています。
 登場後は、急行のほか特急「櫻」などでも使用され、昭和16年にスニ30 1〜84に形式変更後、戦災で8両が廃車となり、15両が連合軍用として接収されて軍用荷物車となりましたが、2両を除いて昭和27年までに返還されて通常の荷物車に復元されています。スニM-3226は昭和33年1月に接収解除されてスニ30 8に戻り、スニM-3211は昭和34年6月に接収解除後されましたが、この車両はスニ30 64に復元後も荷物扉・デッキ扉窓を塞いだままで、軍用荷物車当時と大差ない形態のまま使用されました。
 スニ30 1〜は、戦後も多くの急行などで使用されましたが、昭和26〜28年にスニ30 3〜5が事故廃車となり、昭和31年にスニ30 40が廃車となった後、昭和33年からは廃車が急速に進行し、昭和36年からは救援車スエ30形などへの改造も進められて、昭和37年10月には12両、39年4月には4両まで減少し、最後まで残ったスニ30 83も昭和41年3月に廃車となりました。なお、元スニ36650形としては最後まで残ったスニ30 103は昭和40年11月に廃車となっていたため、スニ30 83の廃車でスニ30形の形式消滅となりました。
 スエ30形に改造された車両は、昭和42〜62年に廃車となりましたが、そのうちのスエ30 9はスニ30 8として横川の碓氷峠鉄道文化むらで静態保存されています。
 (元スニ36650形のスエ30 8もスニ30 95として佐久間レールパークで静態保存されています)




■スニ30 85〜(スニ36650)


PW-1116 T 台車別・トータルキット
2007年7月発売
\5,880 (本体 \5,600)
SPW-1116 スニ36650
ぶどう色1号
昭和4年以降 ■テールライト1ヶ
■幌なし
■大型電池箱
「富士」「櫻」,名士列車,
急行,普通列車など
2008年10月発売
\23,100
(本体 \22,000)
(当店のみ販売)
スニ30 85〜
ぶどう色1号
標記は
昭和27年以降
■テールライト4ヶ
■幌あり
■小型電池箱
「出雲」「高千穂」「霧島」「筑紫」
「十和田」,普通列車など
スニ30 85〜
ぶどう色2号
昭和34年頃以降 普通列車など

製品の特徴
■スニ30形のうち、窓高さの拡大されたグループでリベットの多いスニ30 85〜104を製品化。
■側板・屋根明り窓・床板・仕切・窓保護棒/戸袋部格子・大型電池箱(登場時)は真鍮エッチング板、
 妻板・屋根・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。
※本製品は屋根を切継加工で短縮する必要があります。
※本製品は「P-12B スニ36650」のリニューアルです。

[別途購入品]
GM製  ●TR11台車
当社製
 ●KP-076 W荷物車インレタ
 ●KP-065 等級標記他インレタ


 スニ30 85〜は、昭和4・5・7年にスニ36650形として24両が登場し、昭和16年11月にスニ30 85〜108となった形式です。
スニ36650形は、基本的にスニ36500の側窓の上下寸法を同時期製造のスハ32600形(後のスハ32 1〜)などと同じように拡大した形式ですが、車体のウインドシル幅はスニ36500形と同じでスハ32600形などよりも細く、魚腹台枠・TR13台車(TR11の荷物車用)の採用もスニ36500形と変わりありません。なお、昭和7年製の36670〜36673は車体側面のリベットが車体隅部とシル・ヘッダー部のみとなり、妻面のリベットも減少しましたが、この4両の登場時期は二重屋根20メートル級客車の最終グループ(マニ31 11〜18など)と同年月でした。
 スニ36650形は登場後、特急「富士」「櫻」や急行などで使用され、昭和16年にスニ30 85〜108(105〜108はリベット減少車)に形式変更後、戦災と事故で4両が廃車となり、2両が連合軍用として接収されて軍用荷物車となりましたが、スニ30 87は昭和24年10月に、スニ30 85は昭和27年4月に返還されて通常の荷物車に復元されています。
 スニ30 85〜は、戦後も多くの急行などで使用されましたが、昭和26年にスニ30 89が事故廃車となり、昭和32年にスニ30 86が廃車となった後、昭和34年からは廃車が急速に進行し、昭和36年からは救援車スエ30形などへの改造も進められて、昭和37年10月にはスニ30 103〜105・107の4両に減少し、昭和39年4月にはスニ30 103のみとなり、これも昭和40年11月に廃車となりました。
 スエ30形に改造された車両は、昭和43〜62年に廃車となりましたが、そのうちのスエ30 8はスニ30 95として佐久間レールパークで静態保存されています。
 (元スニ36500形のスエ30 9も、スニ30 8として横川の碓氷峠鉄道文化むらで静態保存されています)




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