■スロ50近代化改造車 →アルモデルより「K0112 スロ50(原形/近代化)」として発売(2021.07追記)
P-113 | T | 台車別・トータルキット | 2007年11月発売 \4,830 (本体 \4,600) |
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SP-113 | A | ぶどう色2号・青1号帯 | 昭和34年以降 | 「日向」「日本海」など | 2008年4月発売 \16,275(本体 \15,500) 当店のみ販売 |
B | ぶどう色2号・淡緑帯 | 昭和36年頃以降 | 「日本海」「立山」など | ||
C | 青15号・淡緑帯 | 昭和39年頃以降 | 団臨・臨時急行など |
スロ50近代化改造車 ぶどう色2号・青1号帯
スロ50近代化改造車 ぶどう色2号・淡緑帯
スロ50近代化改造車 青15号・淡緑帯
製品の特徴
■急行「日本海」などで使用されたスロ50を、昭和34年の近代化改造後の形態で製品化。
側窓のアルミサッシや、サッシ付のデッキ扉、妻面に移設された縦樋などの特徴を再現。
厳密には、ウインドシルの細いスロ50 1・2・4などを模型化しています。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板・ベンチレーターはプラパーツの構成。
[別途購入品(キット)]
GM製 ●TR47台車
当社製
●KP-079 彗星他インレタ
■KPP-002 リクライニングシート 取付可能
■スロ34 13〜(スロ30772〜)
P-435 | T | 台車別・トータルキット | 2007年11月発売 \4,830 (本体 \4,600) |
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SP-435 | A | スロ30772〜 ぶどう色1号・青4号帯 |
登場時(昭和11年〜) | ■電池箱大型 | 「燕」,急行(戦前)など | 2008年3月発売 \16,275 (本体 \15,500) 当店のみ販売 |
B | スロ34 13〜 ぶどう色1号・青1号帯 |
塗色は 昭和24年頃以降 標記は 昭和27年以降 |
■電池箱小型 | 「明星」「北陸」「天草」、 普通列車など 「へいわ」「つぱめ」 (標記方式は異なる) |
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C | スロ34 13〜 ぶどう色2号・青1号帯 |
昭和34年頃以降 | 普通列車など | |||
D | スロ34 13〜 ぶどう色2号・淡緑帯 |
昭和36年頃以降 | ||||
E | スハ52 ぶどう色2号・帯なし |
昭和39年以降 | 普通列車 | |||
F | スロフ34 ぶどう色2号・淡緑帯 |
昭和39年 以降の一部 |
■便所・洗面所窓更新 ■Hゴム扉/落し窓付扉 ■テールライト4ヶ所 (円板折畳み) ■電池箱小型 |
普通列車、団臨など | 2008年3月発売 テールライト点灯 \17,325 (本体 \16,500) 当店のみ販売 |
スロ30772〜ぶどう色1号・青4号帯
スロ34 13〜 ぶどう色1号・青1号帯
スロ34 13〜 ぶどう色2号・青1号帯
スロ34 13〜 ぶどう色2号・淡緑帯
スハ52 ぶどう色2号・帯なし
スロフ34 ぶどう色2号・淡緑帯
(Hゴム支持窓付扉、非公式側後位デッキ扉落し窓付扉、便所・洗面所窓枠更新、テールライト付)
製品の特徴
■特急「燕」用として登場し、戦後も一時期、特急で使われた丸屋根のスロ34のうち、多数派でリベットのないスロ34 13〜21を製品化。
■昭和30年代半ば頃に便所・洗面所窓枠の更新、Hゴム扉化された車両や、緩急車化改造車のスロフ34としても製作可能。
■側板は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。
[別途購入品(キット)]
GM製 ●TR23台車
当社製
●KP-065 等級標記他インレタ
●スロ34 13〜は、KP-061 優等車他インレタ
●スロ30772〜は、KP-035 特急富士・丸屋根客車用インレタ (厳密にはリベット付のスロ30770用)
■KPP-003 転換クロスシート 取付可能
スロ34 13〜は、昭和11・12年にスロ30770形として登場し、昭和16年10月にスロ34 13〜21となった形式です。
スロ30770形は、二重屋根で登場したスロ30750形(後のスロ34 1〜10)を丸屋根に変更した形態のニ等車で、特急「燕」用として11両が登場しました。
転換式座席を備え、給仕室付、洗面所が2ヶ所となっていることなどはスロ30750形と同様で、同時期に製造されていた標準的二等車のスロ30850形(後のオロ35形)とは、給仕室の有無、洗面所の数、定員の違いなどの他はほぼ同仕様となっています。なお、昭和11年3月に登場したスロ30770・30771(後のスロ34 11・12)は、車体にリベットの残る形態でしたが、昭和11年9月以降に登場したスロ30772〜30780(後のスロ34 13〜21)では、リベットが無くなっています。
スロ34形の丸屋根車は、当初は特急「燕」「鴎」などの優等列車で使用されましたが、戦災で昭和21年に2両が廃車(いずれもリベットあり)となり、戦後は6両が連合軍に接収されましたが、昭和27年までに全車が接収解除されています。接収されなかった車両は、スロ60形などの特別2等車の登場するまで、「へいわ」などの特急でも使用され、その後は接収解除された車両と共に、急行「北陸」や普通列車などで使用されました。
その後、昭和39年まで大きな変化はありませんでしたが、この年の2月・3月には観光団体列車などの緩急車として、スロ34 14・20の給仕室を車掌室に改造してスロフ34 1・2となり、同年3月にはスロ34 15が台枠を流用してオハネ17形に改造され、残る6両全車が、設備はそのままでスハ52形に格下げされました。
スハ52形となった後、昭和41年に2両がマニ36形に改造され、他形式に改造されなかった4両のうち3両は昭和40・41年に廃車となり、最後まで残ったスハ52 13も昭和43年5月に廃車されました。
スロフ34形となった2両については最後まで格下げされず、全室の戦前製二等車(この当時は1等車)としては遅い時期まで残り、スロフ34 1は昭和42年2月に、スロフ34 2は同年3月に廃車となりました。
本製品は、スロ34形の丸屋根車としては多数派で、戦後も全車が健在だった、リベットの無いスロ34 13〜21を模型化、別売の大型電池箱を取付けることで、登場時のスロ30772〜30780としても製作できます。また、デッキ扉がHゴム支持窓付扉に取替えられ、便所・洗面所窓枠も2段の窓に更新されたスロ34 14(→スロフ34 1)などとしても製作できます。
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