■スロ50近代化改造車
P-113 T 台車別・トータルキット

2007年11月発売
\4,830 (本体 \4,600)
SP-113 A ぶどう色2号・青1号帯 昭和34年以降 「日向」「日本海」など 2008年4月発売
\16,275(本体 \15,500)
当店のみ販売
B ぶどう色2号・淡緑帯 昭和36年頃以降 「日本海」「立山」など
C 青15号・淡緑帯 昭和39年頃以降 団臨・臨時急行など


 スロ50近代化改造車 ぶどう色2号・青1号帯


 スロ50近代化改造車 ぶどう色2号・淡緑帯


 スロ50近代化改造車 青15号・淡緑帯


製品の特徴
■急行「日本海」などで使用されたスロ50を、昭和34年の近代化改造後の形態で製品化。
 側窓のアルミサッシや、サッシ付のデッキ扉、妻面に移設された縦樋などの特徴を再現。
 厳密には、ウインドシルの細いスロ50 1・2・4などを模型化しています。
■側板・妻板は真鍮エッチング板、屋根・床板・ベンチレーターはプラパーツの構成。

[別途購入品(キット)]
GM製  ●TR47台車
当社製
 ●KP-079 彗星他インレタ
 ■KPP-002 リクライニングシート 取付可能

 スロ50形は、スロ60形に続いて昭和25年に10両が登場した特別二等車です。当初、スロ50形は新製の予定でしたが、価格面で折り合いがつかなかったためスロ60形と同様の鋼体化改造に変更され、スロ61形として出場しました。しかし、スロ61形は新製車の予算で施工されたため、形式をスロ50形に変更することとなり、営業に使用する前に標記を書き換え、鋼体化銘板も新製銘板に取り替えられました。
 スロ50形の基本的な仕様はスロ60形とほぼ同様ですが、実際にスロ60形が登場すると1250oのシートピッチは広すぎたため、スロ50形では1100oに変更され、定員はスロ60形よりも4名増加して48名となりました。シートピッチが狭くなったことから、窓幅はスロ60形と同じ1000oとすることは出来ず、700mm幅に変更されたため、外観はスロ60形と大きく異なるものとなりました。なお、冷房準備工事についてはスロ60形と同様に行われ、天井裏に風道を通し、屋根には空気調和器点検用の蓋が2ヶ所設けられていました。
 スロ50形は両数が少なく、全車が同年度・同一工場での施工だったため形態差は少ないですが、ウィンドシルの幅が狭い車両(スロ50 1・2・4など、9も細い可能性あり:スロ60・オハ60形と同一)と、広い車輌(スロ50 6・7・8・10など:オハ61形と同一)の2種が存在していました。
 
 スロ50形は当初、東京−鹿児島間の急行33・34列車に使用され、その後は急行「明星」「日本海」「天草」「桜島」「玄海」などで使用されました。しかし、のちに蛍光灯を備えるスロ54形やナロ10形などが登場すると白熱灯照明のスロ50形は見劣りが目立つようになり、昭和34年に蛍光灯化や側窓のアルミサッシ化などの近代化工事が行なわれました。なお、この改造の際に空調蓋などは撤去され、結局冷房準備の設備は活用されることなく終わりました。
 近代化工事後のスロ50形は、急行「日本海」「立山」「日向」などで使用されましたが、昭和41年から本格化した1等車(旧特別二等車)の冷房改造の対象から外れたため、以後は団臨用などとなりましたが、昭和42年7月に1両が廃車、43年1月にマニ36形に改造、42年11月〜43年9月に8両がマニ37形に改造され、形式消滅しました。




■スロ34 13〜(スロ30772〜)
P-435 T 台車別・トータルキット


2007年11月発売
\4,830
(本体 \4,600)
SP-435 A スロ30772〜
ぶどう色1号・青4号帯
登場時(昭和11年〜) ■電池箱大型 「燕」,急行(戦前)など 2008年3月発売
\16,275
(本体 \15,500)
当店のみ販売
B スロ34 13〜 
ぶどう色1号・青1号帯
塗色は
昭和24年頃以降
標記は
昭和27年以降
■電池箱小型 「明星」「北陸」「天草」、
普通列車など

「へいわ」「つぱめ」
(標記方式は異なる)
C スロ34 13〜 
ぶどう色2号・青1号帯
昭和34年頃以降 普通列車など
D スロ34 13〜 
ぶどう色2号・淡緑帯
昭和36年頃以降
E スハ52  
ぶどう色2号・帯なし
昭和39年以降 普通列車
F スロフ34 
ぶどう色2号・淡緑帯
昭和39年
以降の一部
■便所・洗面所窓更新
■Hゴム扉/落し窓付扉
■テールライト4ヶ所
 (円板折畳み)
■電池箱小型
普通列車、団臨など 2008年3月発売
テールライト点灯
\17,325
(本体 \16,500)
当店のみ販売


 スロ30772〜ぶどう色1号・青4号帯


 スロ34 13〜 ぶどう色1号・青1号帯


 スロ34 13〜 ぶどう色2号・青1号帯


 スロ34 13〜 ぶどう色2号・淡緑帯


 スハ52 ぶどう色2号・帯なし


 スロフ34 ぶどう色2号・淡緑帯
 (Hゴム支持窓付扉、非公式側後位デッキ扉落し窓付扉、便所・洗面所窓枠更新、テールライト付)


製品の特徴
■特急「燕」用として登場し、戦後も一時期、特急で使われた丸屋根のスロ34のうち、多数派でリベットのないスロ34 13〜21を製品化。
■昭和30年代半ば頃に便所・洗面所窓枠の更新、Hゴム扉化された車両や、緩急車化改造車のスロフ34としても製作可能。
■側板は真鍮エッチング板、妻板・屋根・床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。

[別途購入品(キット)]
GM製  ●TR23台車
当社製
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ●スロ34 13〜は、KP-061 優等車他インレタ
 ●スロ30772〜は、KP-035 特急富士・丸屋根客車用インレタ (厳密にはリベット付のスロ30770用)
 ■KPP-003 転換クロスシート  取付可能

 スロ34 13〜は、昭和11・12年にスロ30770形として登場し、昭和16年10月にスロ34 13〜21となった形式です。
 スロ30770形は、二重屋根で登場したスロ30750形(後のスロ34 1〜10)を丸屋根に変更した形態のニ等車で、特急「燕」用として11両が登場しました。
 転換式座席を備え、給仕室付、洗面所が2ヶ所となっていることなどはスロ30750形と同様で、同時期に製造されていた標準的二等車のスロ30850形(後のオロ35形)とは、給仕室の有無、洗面所の数、定員の違いなどの他はほぼ同仕様となっています。なお、昭和11年3月に登場したスロ30770・30771(後のスロ34 11・12)は、車体にリベットの残る形態でしたが、昭和11年9月以降に登場したスロ30772〜30780(後のスロ34 13〜21)では、リベットが無くなっています。
 スロ34形の丸屋根車は、当初は特急「燕」「鴎」などの優等列車で使用されましたが、戦災で昭和21年に2両が廃車(いずれもリベットあり)となり、戦後は6両が連合軍に接収されましたが、昭和27年までに全車が接収解除されています。接収されなかった車両は、スロ60形などの特別2等車の登場するまで、「へいわ」などの特急でも使用され、その後は接収解除された車両と共に、急行「北陸」や普通列車などで使用されました。
 その後、昭和39年まで大きな変化はありませんでしたが、この年の2月・3月には観光団体列車などの緩急車として、スロ34 14・20の給仕室を車掌室に改造してスロフ34 1・2となり、同年3月にはスロ34 15が台枠を流用してオハネ17形に改造され、残る6両全車が、設備はそのままでスハ52形に格下げされました。
 スハ52形となった後、昭和41年に2両がマニ36形に改造され、他形式に改造されなかった4両のうち3両は昭和40・41年に廃車となり、最後まで残ったスハ52 13も昭和43年5月に廃車されました。
 スロフ34形となった2両については最後まで格下げされず、全室の戦前製二等車(この当時は1等車)としては遅い時期まで残り、スロフ34 1は昭和42年2月に、スロフ34 2は同年3月に廃車となりました。

 本製品は、スロ34形の丸屋根車としては多数派で、戦後も全車が健在だった、リベットの無いスロ34 13〜21を模型化、別売の大型電池箱を取付けることで、登場時のスロ30772〜30780としても製作できます。また、デッキ扉がHゴム支持窓付扉に取替えられ、便所・洗面所窓枠も2段の窓に更新されたスロ34 14(→スロフ34 1)などとしても製作できます。






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