●スロ51原形窓車  →アルモデルより「K0111 スロ51(原形/近代化)」として発売中(2019.10追記)
●台車別トータルキット 2003年6月下旬発売 \4,179 (本体 \3,980)
●完成品(各種) 2003年9月発売 \14,175(本体 \13,500)
 ぶどう色1号 青1号帯@(原形扉)   昭和26〜34年頃
 ぶどう色1号 青1号帯A(Hゴム扉)  昭和34年頃まで

写真は原形プレス扉の付いた車輌のキット組立例です。
完成品はプレス扉付とHゴム扉付の二種類が発売となります。


 近代化改造前のスロ51の特徴の,縦トイが側面に付く形態も再現しました。
 
 完成品の縦トイは短縮後の姿(昭和26年7月以降)となります。
 キットは縦トイの長短の選択が可能です。
 
















ぶどう色1号 青1号帯A(Hゴム扉)完成品


■スハフ43 1〜
※価格を改訂させていただきました(2008.12.12)
●台車別トータルキット 2003年6月下旬発売 \4,830(本体 \4,600)
●完成品 テールライト点灯 2003年9月〜10月発売 \17,325 (本体 \16,500)
 ぶどう色1号      新製後〜昭和32年頃
 淡緑5号(青大将)  昭和32〜33年頃
 ぶどう色2号      昭和36年頃以降
 青15号(便所・洗面所窓更新)  昭和39年頃以降


写真は体質改善工事後のスハフ43 2のキット組立例です。
完成品は青15号以外は原形,青15号は便所・洗面所窓のみ更新された車輌となります
(アルミサッシ・Hゴム扉ではありません)。

キットは原形,便所・洗面所窓更新後,スハフ43 2体質改善工事後などに作り分けができます。
なお,アルミサッシは別パーツが付属します。


車掌室側妻面 貫通扉は2種類付属


便所・洗面所窓は更新窓枠(写真)が別パーツで付属


完成品各色写真
ぶどう色1号
淡緑5号(青大将)
ぶどう色2号
青15号

 スハフ43 1〜は、昭和26年に特別急行用3等車スハ44の緩急車形として3輌が製造されました。
 完全切妻の車体に一方向固定式の座席を備え、出入台は1ヶ所で優等車並の形態となりました。また、車掌室の後方監視窓を貫通路の両側に備えた初の形式です。
 登場後、昭和28年からは特別急行「かもめ」に、昭和32年からは車体塗色を淡緑5号(青大将色)に変更して不定期特急「さくら」に、昭和33年からは再び塗色を青15号にクリーム色の帯2本に変更して、特別急行「はつかり」に昭和35年まで使用され、昭和36年に座席を回転式にするなどの近代化工事を施工し、この際にぶどう色2号に変更して(昭和40年頃には青15号に変更)、急行「玄海」「夕月」「日南1-3号」などで使用されました。昭和50年にはスハフ43 1が廃車されましたが、他の2輌は昭和51年まで急行「銀河2号」で使われたのちに体質改善工事を施工して客室窓がアルミサッシ化され、座席が向かい合わせで固定されるなどして、四国の普通列車で昭和60年まで使用され、昭和61年に廃車となりました。
 しかし、日本ナショナルトラストがオハニ36 7、C12 164と共に動態保存することになり、大井川鉄道で「トラストトレイン」として運転されています。2輌のスハフ43はぶどう色2号に戻されましたが、平成7年には特別急行「はつかり」当時の青15号にクリーム帯2本に変更されて、現在も動態保存され続けています。

 本製品はスハフ43 1〜の登場時の姿を基本としていますが、キットは便所・洗面所窓を更新した車輌(昭和40年代以降)や、体質改善工事後(昭和51年7月以降)のスハフ43 2としても製作できます(ただし、昭和40年代以降のスハフ43は車掌室側の号車札・急行札差の位置は本製品とは異なります。また、スハフ43 3の体質改善工事後は、便所・洗面所窓がHゴム小窓化されています)。
 なお、キットに台車は含まれませんので別途、GM製TR47台車 No.503 またはKATO製TR47台車(センターピン式) をお求めください。ほかに,「KPP-003 転換クロスシート」が取付可能です(2セット必要です。また,窓間隔と合わないので,分割して取付ける必要があります)。



●マロネ38  →アルモデルより「K0414 マロネ38(マロネ37480)」として発売中(2019.10追記)
●台車別トータルキット 2003年6月下旬発売 \4,179(本体 \3,980)
●完成品(各種) 2003年10月発売 \15,225(本体 \14,500)
 ぶどう色1号 青4号帯(マロネ37480,大型電池箱付)  戦前
 ぶどう色1号 青1号帯   昭和27年頃以降
 ぶどう色2号 青1号帯   昭和34年頃以降
 ぶどう色2号 淡緑帯    昭和36年頃以降

写真はぶどう色1号・青1号帯のキット組立例です
区分室側(写真の右側)の窓から区分室の仕切が見えます




車内には区分室などの仕切が備わります
なお,各寝台(写真の白い部品)はオプションです


完成品各色写真
マロネ37480 ぶどう色1号青4号帯
ぶどう色2号青1号帯
ぶどう色2号淡緑帯



●オロ36
●台車別トータルキット 2003年6月下旬発売 \4,179(本体 \3,980)
●完成品(各種) 2003年10月発売 \14,175(本体 \13,500)
 ぶどう色1号 青4号帯(スロ30960,大型電池箱付)  戦前
 ぶどう色1号 青1号帯   昭和24年頃以降
 ぶどう色2号 青1号帯   昭和34年頃以降
 ぶどう色2号 淡緑帯    昭和36年頃以降
 ぶどう色2号 帯無し(オハ41 2001〜 洗面所窓透明・電暖付)  昭和40年頃以降

写真はぶどう色1号・青1号帯のキット組立例です
なお,室内の座席はオプションです


完成品各色写真
ぶどう色1号青4号帯(スロ30960)

 オロ36は、昭和13〜14年にスロ30960として38輌製造され、昭和16年11月にオロ36に形式変更された車輌で、2軸ボギー客車初の広窓車として登場し、本形式の緩急車形のスロフ31100(のちのオロフ33)とともに、旧型客車中最大の1300mm幅の窓を備えています。
 新製後は特別急行「富士」「燕」「鴎」をはじめとして、各地の急行列車で使用され、戦後は半数が進駐軍に接収されて、返還後は急行「高千穂」「日本海」「みちのく」「北斗」「十和田」などで使用されましたが、特別2等車が増備されるにつれて普通列車で使用されることが多くなりました。
 のちにオロ36 9・11・33は室内にポリエステル化粧板などを使用して近代化改造がおこなわれましたが、この3輌以外は昭和38年3月に内装はそのままでオハ55 101〜に格下げされ、残った3輌も昭和40年頃に格下げされて形式消滅しました。
 また、オハ55 101〜のうちの3輌は昭和40年に洗面所を撤去のうえ、ロングシート化改造されてオハ41 2001〜2003となり、昭和50年代半ばまで東北地方の普通列車に使用されましたが、これらの外観は最後までオロ36の原形をとどめていました。
 
 本製品は、オロ36の戦後の姿を基本としていますが、キットは別売の大型電池箱を取付けることで、新製時のスロ30960としても製作できます。また、オロ36の格下げ後のオハ55 101〜やオハ41 2001〜としても製作できます。また,キットには木製高窓扉も付属します。 
 なお、キットに台車は含まれませんので別途、GM製TR23台車をお求めください。ほかに,「KPP-014 大型ボックスシート」が取付可能です。


 
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