■オハ46
P‐781 T 台車別・トータルキット 2008年6月発売
\6,300 (本体 \6,000)
SP‐781 A ぶどう色1号 登場時
(昭和30年〜)
Hゴム
「なにわ」「明星」「彗星」「月光」「高千穂」
「雲仙」「早鞆」「鳥海」「津軽」「北陸」など
2009年4月発売
\17,850
(本体 \17,000)
B ぶどう色2号 昭和34年頃以降 Hゴム
灰色
「なにわ」「日本海」「立山」など
C 青15号  昭和39年以降の
近代化改造車
「西海」「桜島」「津軽」「鳥海」,普通列車など
※主な使用列車はスハ43からの編入車以外を記載
※オハ46には、スハ43として登場した車輌をオハ46に編入したもの(オハ46 374〜)も存在しましたが、本製品は、当初からオハ46として登場した
 車輌を製品化しています。



製品の特徴
■スハ43を基本に、屋根を鋼板とするなどの設計変更を行って軽量化し、昭和30年に60輌が登場したオハ46を製品化。
■スハ43と同じ窓配置ながら、鋼板屋根の採用で妻面の屋根布押さえが無くなり、縦樋と側面の雨樋は細いものに変わるなど、
 軽量客車との中間的な形態を再現しました。
■スハ43と異なる屋根Rと、細い雨樋を再現するため、車体は屋根と一体の真鍮エッチング板折曲げ構造としています。
■床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツ。
■便所・洗面所窓を更新した車輌としても製作可。(洗面所更新窓枠は2種類付属)
■デッキ扉は、原形のHゴム扉のほか、木製高窓扉も付属。
■オハ46の緩急車化改造車、オハフ45 2101〜の妻板と、車掌室窓枠、車掌室窓縮小用の塞ぎ板付属。

[オハ46/オハフ45キット 別途購入品]
GM製   ●TR47台車
当社製  ●KP-082 銀河(昭和27年)・荷物車他インレタ (新規)
       ●KP-065 等級標記他インレタ (ぶどう色1号は必要)
       ■KPP-005 普通車用ボックスシート  取付可能

 オハ46形は、スハ43形を基本に軽量構造を採用した形式で、昭和30年に60輌が製造されました。基本的にはスハ43形に準じた構造ですが、鋼板屋根が採用されたことが大きな特徴です。このため、妻面の屋根布押えが無くなって、縦樋と側面の雨樋は細いものに変わり、また、屋根のRもスハ43形などとは異なっていました。デッキ扉・貫通扉については、スハ43・スハフ42形の後期グループと同じく、Hゴム支持窓付扉が採用されています。
 オハ46・オハフ45形の登場した昭和30年の末にはナハ10形の試作車が登場し、以後の客車は本格的な軽量客車に移行したため、この2形式は少数の製造にとどまりましたが、これが半鋼製三等車としては最後の新製車となりました。なお、昭和31年にはスハ43形のうち、後期製造の自重の軽い160輌がオハ46形に編入されましたが(番号は元のまま)、このグループは木製屋根で屋根布が張られているため、当初からオハ46形として登場したグループとは容易に見分けがつきました。
 昭和38年頃からはスハ43形などと同じく、近代化工事が開始され、白熱灯の蛍光灯化、室内化粧板のポリエステル板化(または塗り潰し)などが行われ、昭和39年後半頃からは便所・洗面所窓枠の回転窓(窓上段が内側へ倒れるタイプ)への変更も改造項目に追加され、昭和40年後半頃からは洗面所窓枠が上段の広い二段窓に変更されています。なお、昭和39年9月26日以前(規定上)に出場した近代化工事施工車の車体色はぶどう色でしたが、それ以降の出場車は青15号に変更されています。
 昭和45年度からは近代化工事に引き続き、体質改善工事が開始され、一部車両は客室窓のアルミサッシ化なども行われました。また、昭和40〜42年には、11輌が緩急車化改造されてオハフ45形の100番代となりました。これらの大半は車掌室窓が700mm幅の下降窓に改造されましたが、大宮工場施工車の一部(オハフ45 2101・2103などの2〜3輌)は元の1000o幅窓のままでした。
 オハ46形(1〜60)は、在来形客車による急行列車の末期まで使用され、緩急車化改造された車輌も含めて昭和55年まで全車が健在でしたが、その後、5輌がスユニ50形に改造され、その他の車輌も、オハ46 13の1輌を残して昭和62年までに廃車となりました。オハ46 13はイベント用としてJR西日本に継承されましたが、使用されることは少なく、近年は保留車となっています。




■オハフ45
P‐782 T 台車別・トータルキット 2008年6月発売
\6,300
(本体 \6,000)
SP‐782 A ぶどう色1号 登場時
(昭和30年〜)
尾灯円板付 Hゴム
「月光」「大和」「筑紫」「雲仙」「玄海」
「白山」「佐渡」など
2009年4月発売
テールライト点灯
\18,900
(本体 \18,000)
B ぶどう色2号 昭和34年頃以降 尾灯円板
なし
Hゴム
灰色
「みずほ」「大和」「阿蘇」「日向」「しろやま」
「十和田」「いわて」「佐渡」「北陸」など
C 青15号  昭和39年以降の
近代化改造車
「日向」「しろやま」「高千穂」
「津軽」「越前」,普通列車など



製品の特徴
■オハ46の緩急車形として、昭和30年に25輌が登場したオハフ45を製品化。
■デッキ扉は原形のHゴム扉のほか、Hゴム二段扉も付属。
※その他の製品の構成、別途購入品はオハ46と同様。

 オハフ45形は、スハ43形を基本に軽量構造を採用したオハ46形の緩急車形として昭和30年に25輌が製造されました。基本的にはスハフ42形に準じた構造ですが、オハ46形と同じく、鋼板屋根が採用されたことが大きな特徴です。このため、妻面の屋根布押えが無くなって、縦樋と側面の雨樋は細いものに変わり、また、屋根のRもスハ43形などとは異なっていました。デッキ扉・貫通扉については、スハ43・スハフ42形の後期グループと同じく、Hゴム支持窓付扉が採用されています。
 オハ46・オハフ45形の登場した昭和30年の末にはナハ10形の試作車が登場し、以後の客車は本格的な軽量客車に移行したため、この2形式は少数の製造にとどまりましたが、これが半鋼製三等車としては最後の新製車となりました。なお、昭和31年にはスハ43形のうち、後期製造の自重の軽い160輌がオハ46形に編入されましたが、スハフ42形はスハ43形より自重が重かったため、スハフ42形からオハフ45形に編入された車両は存在しませんでした。
 昭和38年頃からはスハ43形などと同じく、近代化工事が開始され、白熱灯の蛍光灯化、室内化粧板のポリエステル板化(または塗り潰し)などが行われ、昭和39年後半頃からは便所・洗面所窓枠の回転窓(窓上段が内側へ倒れるタイプ)への変更も改造項目に追加され、昭和40年後半頃からは洗面所窓枠が上段の広い二段窓に変更されています。なお、昭和39年9月26日以前(規定上)に出場した近代化工事施工車の車体色はぶどう色でしたが、それ以降の出場車は青15号に変更されています。
 昭和45年度からは近代化工事に引き続き、体質改善工事が開始され、一部の車両は客室窓のアルミサッシ化や便所・洗面所窓のHゴム支持窓化なども行われました。
 オハフ45形は、在来形客車による急行列車の末期まで使用され、昭和50・54年に1輌ずつ廃車となったほかは昭和57年まで健在でしたが、同年から廃車が急速に進行し、最後まで残ったオハフ45 2002・2007・2013も昭和62年に廃車となりました。



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