■オロ40戦後形 雨樋付
P-756 T 台車別・トータルキット 2008年7月発売
\6,300
(本体 \6,000)
SP-756 A 木製屋根
ぶどう色1号青1号帯
標記は昭和27年
以降
二段雨樋
妻面の屋根布押え付
屋根は濃いグレー
台車はTR23
「つばめ」「銀河」「月光」
「筑紫」「さつま」「西海」
「早鞆」「桜島」「松島」,
普通列車など

2009年4月発売
\18,900
B 木製屋根
ぶどう色2号青1号帯
昭和34年頃以降 普通列車など
C 木製屋根
ぶどう色2号淡緑帯
昭和36年頃以降
D 鋼板屋根
ぶどう色1号青1号帯
標記は昭和27年
以降
形態は昭和30年
頃以降
細い雨樋
妻面の屋根布押えなし
屋根はねずみ色
台車はDT13
(TR34の代用)
「なにわ」「明星」「月光」
「霧島」「筑紫」「玄海」,
普通列車など
E 鋼板屋根
ぶどう色2号青1号帯
昭和34年頃以降 普通列車など
F 鋼板屋根
ぶどう色2号淡緑帯
昭和36年頃以降


オロ40 38〜67(木製屋根)  ●SP-756A〜Cはこの形態


オロ40 68〜82(鋼板屋根) ●SP-756D〜Fはこの形態


オロ40 68〜82(鋼板屋根) デッキ扉取替え、便所・洗面所窓更新
●キットはこの形態で製作可能


製品の特徴
■オロ40戦後形を雨樋の付いた形態(木製屋根車は登場時、鋼板屋根車は昭和30年頃以降)で模型化。
 二段雨樋・屋根布押えの有無で、木製屋根車と鋼板屋根車の作り分けが可能。
■Hゴム扉、便所・洗面所更新窓枠が付属するので、近代化改造車などとしても製作可能。
■車体は真鍮エッチング板製で屋根と一体の折曲げ済、床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツ。

[別途購入品(キット)]
GM製
 ●TR23台車(木製屋根車) または DT13台車(鋼板屋根車)
当社製
 ●KP-082 銀河(昭和27年)・荷物車他インレタ (木製屋根車は必要)
 ●KP-061 優等車他インレタ (鋼板屋根車は必要)
 ●KP-065 等級標記他インレタ …格下げ車は不要
 ■KPP-014 大型ボックスシート 取付可能


 オロ40戦後形は、昭和20〜22年に50輌が製造された二等座席車で、戦後初の新製客車でした。窓配置や室内の配置は、昭和15〜17年に登場していたオロ40戦前形(1〜37)と同一で、1200o幅の広窓と、向かい合わせの固定座席を備える点も同様でしたが、工作の簡易化のために、妻面と屋根端部の形状が「絞り折妻」「半切妻」などと呼ばれる形態(上から見ると絞りがあり、横から見ると絞りのない形態)に変更されました。
 オロ40戦後形の形態は、木製屋根・TR23台車のオロ40 38〜67、木製屋根・TR23台車・ジュラルミン製車体(リベットが多い)のオロ40 98〜102、鋼板屋根・TR34台車のオロ40 68〜82の3種類に分類できます。このうち、オロ40 68〜82は、同時期に製造されたオハ35戦後形鋼板屋根車などと同じく、当初は雨樋・縦樋のない簡素な形態でしたが、オハ35戦後形鋼板屋根車には昭和29年頃から、雨樋・縦樋の取付が行われているようですので、オロ40 68〜82の大部分に対しても同時期に取付が行われたと思われます(昭和31年のオロ40 80は雨樋なし、昭和33年のオロ40 76は雨樋付、オロ40 69の荷物車化改造車のマニ36 2203は雨樋なしのまま)。
 オロ40戦後形は、急行列車などのほか、昭和24・25年に特急「へいわ」「つばめ」「はと」でも使用されましたが、オロ40 38〜43・45・48〜50・52〜60は新製後間もなく、連合軍用として接収され、オロ40 43・48・50・52・54は昭和24・25年に、その他の車輌は昭和27年に接収解除されています。
 その後、昭和35年頃には、蛍光灯化や室内化粧板のポリエステル板化などの近代化改造が一部の車輌に施工されたようです。番号については不明ですが、便洗所窓更新、デッキ扉の取替えの行われたオロ40 2057・81は、この近代化改造施工車と思われます。
 他形式への改造も行われ、昭和30年にジュラルミン製のオロ40 98〜102が、軽量化車輌の試作としてオロ42形に改造され、昭和38年には4輌がオハネ17形に改造されています。昭和39・40年には22輌が、室内はそのままでオハ55形に格下げとなり(これらは近代化改造未施工車と推定)、1等車(旧普通二等車)として残るのは19輌となりました。オロ40戦後形は、全室の旧普通二等車としては最も遅い時期まで、まとまった数が残っていましたが、昭和41・42年には全車がマニ36形に改造され、形式消滅しました。
一方、オハ55形に格下げされた車輌は、昭和40・41年に3輌がオハネ17形に改造、昭和41年に2輌が廃車、昭和41・42年に7輌がマニ36形に改造され、残る10輌は、昭和40〜43年に通勤形化改造でロングシート化、洗面所を撤去されてオハ41形となりました。このうち、オハ41 2008〜2010として出場した3輌は、昭和41年1月にオハ41 2108・2110・2111に改番されています。これらのオハ41形は主に、東北地方と九州の普通列車で使用され、最後まで残ったオハ41 2116・2117は昭和54年8月に廃車となりました。




■スニ73
P‐861 T 台車別・トータルキット 2008年7月発売
\6,300
(本体 \6,000)
SP‐861 A ぶどう色1号 標記は昭和27年以降 テールライトは
シルの下
貫通扉低窓
「銀河」「阿蘇」「玄海」「桜島」,
普通列車,荷物列車など
2009年4月発売
\19,950
B ぶどう色2号 昭和34年頃以降 普通列車,荷物列車など
C 尾灯高位置
ぶどう色1号
スニ73 2・20・34など
標記は昭和27年以降
テールライトは
シル・ヘッダーの間
貫通扉大窓


スニ73  ●SP-861A・Bはこの形態


スニ73 尾灯高位置  ●SP-861Cはこの形態


製品の特徴
■スニ73のうち、元モハ30系で荷物車化の際に車体が新製された車輌(車体長16.2m、魚腹台枠 厳密にはスニ73 15)を基本として模型化。
 一般的なスニ73として、幅広い形態で製作可能。
■電車と同じ天地寸法の大きな窓や、屋根布が車体にかぶさっている形態など、電車改造戦災復旧車の特徴を再現。
■妻板は標識灯位置の違いで2種類、貫通扉は窓の大小で2種類、扉上の水切も2種類が付属。
■車体・床板は真鍮エッチング板製で、車体は屋根と一体の折曲げ済、床下機器・ベンチレーターはプラパーツ。

[別途購入品(キット)]
GM製
  ●TR11台車
当社製
 ●KP-082 銀河(昭和27年)・荷物車他インレタ
 ●KP-065 等級標記他インレタ


スニ73 車掌室側妻面  ●SP-861A・Bはこの形態
当社製品初の電車改造戦災復旧車です。
電車と同じ寸法の大きな窓や、屋根布が車体にかぶさっているなどの特徴を再現しました。
※写真と図では扉上の水切取付を省略しています(完成品はこの仕様)。



 スニ73形は、17m級電車の戦災復旧車オハ70形の一部を、昭和25年に荷物車に改造して34輌が登場しました。
 種車となったのは、モハ30系、モハ31系、モハ50系各形式の戦災車で、スニ73形への改造の際に、大半の車輌の車体が新製されましたが、モハ31系などと同じ天地寸法の大きい二段窓を備えた車体となったため、一般的な客車とは全く異なる形態になりました。
 車体を新製したスニ73形は、モハ30系改造車が車体長16.2m・魚腹台枠、モハ31系改造車が車体長16.2m・長形台枠、モハ50系改造車が車体長16mとなっていたほか、種車の台枠形式による車体下部両端の形態に違いが見られ、ウインドシルの幅、各扉の形態、各扉開口部の天地寸法、扉上の水切形態・位置、扉下のクツズリ形態と有無、ベンチレーター配置、標識灯の取付位置などにも相当の差異が生じましたが、基本的な窓配置は形式図に近いものとなっていたようです。なお、形式図はモハ50系に準じた車体長16mとして作成されていたため、モハ30・31系改造車では、図面よりも車体を200o長くする必要が生じ、そのうちのスニ73 15・26では前位側荷物扉前方と、車掌室扉後方(非公式側は車掌室扉前方)の2ヶ所で約100oずつ長くしていました。
 スニ73形のうち、スニ73 5・6・25・33などでは従来の車体を流用したため、元の車輌の窓配置やリベットが残されていたほか、スニ73 5・6・33などでは、モハ30系当時のままの、やや天地寸法の小さい窓となっていました。
 スニ73形は、急行「銀河」「阿蘇」「玄海」「桜島」や普通列車などで使用されましたが、昭和29年9月26日の洞爺丸事故で、航送中のスニ73 1が海没して失われています。その後、昭和35年からは、オハニ61形などを改造したマニ60形が大量に増備されて戦災復旧荷物車の置換えが進められたため、スニ73形は大半が事業用車に改造されて、そのほかは廃車となり、最後まで残ったスニ73 23も、昭和41年に救援車オエ70 63へ改造されて形式消滅しました。
 スニ73形からオエ70形には25輌が改造されましたが、荷物車当時とほとんど変わらない姿のまま使用されました。そのうち13輌は昭和40年代に廃車となりましたが、オエ70 10・15・16・20・38(元スニ73 17・31・12・2・21)の5輌は、国鉄の分割民営化直前の昭和62年に廃車となりました。

 本製品は、元17m級電車の戦災復旧荷物車スニ73形のうち、元モハ30系の車体新製車(車体長16.2m・魚腹台枠 厳密にはスニ73 15)を基本として模型化していますが、扉下のクツズリは省略し、扉上の水切は2種類、妻板は標識灯の位置の違いで2種類、貫通扉も窓の大小で2種類が付属していますので、一般的なスニ73として、幅広い形態で製作できます。




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