新仕様二重屋根客車(PEWシリーズ)の構成はこちらをご覧ください。


■スロ32(スロ30800)


PW-1051 T 台車別・トータルキット

2009年7月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1051 A スロ30800
ぶどう色1号・青4号帯
登場時(昭和5年〜) ■大型電池箱 「不定期燕」、
急行など
2010年1月発売
\18,900
(本体 \18,000)
(当店のみ販売)
B スロ32
ぶどう色1号・青1号帯
塗色は
昭和24年頃以降
標記は
昭和27年以降
■小型電池箱 準急、普通列車など
C スロ32
ぶどう色2号・青1号帯
昭和34年頃以降 普通列車など
D スロ32
ぶどう色2号・淡緑帯
昭和36年頃以降

製品の特徴
●20メートル級初の二等車で、戦前は急行列車などで使用されたスロ32形を製品化。
■車内の便所・洗面所などの仕切付属。
■側板・明り窓・車内の仕切は真鍮エッチング板製。妻板・屋根・ベンチレーター・床板・床下機器はプラパーツ。

[別途購入品]
GM製  ●TR23台車
当社製
 ●KP-078 W座席車インレタ1
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ■KPP-003 転換クロスシート 取付可能

 スロ32形は、昭和4年5月・12月にスロ30800形として14輌が登場した、初の20メートル級2軸ボギー客車です。この形式では、後に登場するスハ32600形(後のスハ32 1〜)などと同じく、それまでのオハ32000形(後のオハ31形)などよりも窓の天地寸法が拡大され、ウィンドシル幅も広くなり、長形台枠や軸バネ式のTR23台車が採用されましたが、それらもこの形式が最初でした。車内には、長距離用として転換式座席を備えられて、側窓が等間隔で並び、定員は64名となりました。なお、後に登場するスロ30850形(後のオロ35形)は、この形式と同一の窓配置で、丸屋根に変更した形式でした。
 スロ30800形は東海道線などの急行列車で使用され、昭和16年10月の称号改正でスロ32形となりましたが、スロ32 6・12が昭和21・23年に戦災で廃車され、
6輌が連合軍に接収されました。そのうちのスロ32 2・14は、部隊輸送用の簡易寝台車スハネ34形に改造されましたが、その後は二等車には復元されず、昭和31年にオハ61形と同じ座席が取付けられ、定員96名の三等車スハ37形となりました。なお、1輌は当初スハ33 40となっていましたが、改造から4ヶ月後の昭和31年8月には、スハ37形に形式変更されています。
 その他のスロ32形は普通列車などで使用されましたが、昭和37年にはオハネ17形へ4輌、オシ16形に2輌が改造され、昭和38年にもオハネ17形へ4輌が改造されてスロ32形は形式消滅し、スハ37形となった車輌も昭和40・41年に廃車・改造されました。




■スロハ311〜(スロハ31450)


PW-1056 T 台車別・トータルキット


2009年7月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1056 A スロハ31450
ぶどう色1号・青4号帯/赤帯
登場時(昭和5年〜) ■大型電池箱 急行、普通列車など 2010年1月発売
\18,900
(本体 \18,000)
(当店のみ販売)
B スロハ31 1〜
ぶどう色1号・青4号帯
塗色は
昭和15年頃以降
標記は
昭和16年以降
普通列車など
C スロハ31 1〜
ぶどう色1号・青1号帯
塗色は
昭和24年頃以降
標記は
昭和27年以降
■小型電池箱
D スロハ31 1〜
ぶどう色2号・青1号帯
昭和34年頃以降
E スロハ31 1〜
ぶどう色2号・淡緑帯
昭和36年頃以降

製品の特徴
●スハ32(スハ32600)と同じ三等室と、スロ33(スロ31000)に近似の二等室を組み合わせた構造の二等・三等座席合造車スロハ31形のうち、
 二重屋根でリベットの多い、スロハ31 1〜12を製品化。
■車内の便所・洗面所などの仕切付属。
■側板・明り窓・車内の仕切は真鍮エッチング板製。妻板・屋根・ベンチレーター・床板・床下機器はプラパーツ。

[別途購入品]
 GM製  ●TR23台車
 当社製
 ●KP-078 W座席車インレタ1
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ■KPP-005 普通車用ボックスシート / KPP-014 大型ボックスシート 取付可能

 スロハ31 1〜は、昭和5年3月〜7月と昭和7年3月にスロハ31450形として23輌が登場したニ・三等合造車で、ニ等室には固定式腰掛が全室の二等車より狭い間隔で配置され、定員は36名となっています。三等室はスハ32600形(後のスハ32 1〜)と同様の設備で、定員は40名です。昭和4〜6年製のスロハ31450〜31461はリベットの多い車体でしたが、昭和7年製のスロハ31462〜31472は、車体側面と妻面のリベットが減少し、床下機器配置も変更され、丸屋根が採用されたスロハ31500形(後のスロハ31 31〜)に近い形態となっています。
 スロハ31450形は、湘南列車や急行列車などで使用され、昭和16年10月の称号改正でスロハ31 1〜23(リベットの多いグループはスロハ31 1〜12)となりましたが、戦災でスロハ31 4・10・21が昭和21・22年に廃車となり、連合軍に3輌(リベットの多いグループは1輌)が接収されました。
 その後は普通列車などで使用されましたが、昭和37年には9輌(リベットの多いグループは4輌)がオハネ17形に改造され、昭和38年3月には残存する全車が、設備はそのままでスハ50形に格下げされました。スハ50形となった後、昭和38・39・41年に7輌(リベットの多いグループは3輌)がオハネ17形に改造され、他形式に改造されなかった4輌(リベットの多いグループは、スハ50 1・11・12の3輌)も、昭和41・42年に廃車となりました。



■スロハフ301〜(スロハフ31700/オヤ35 1)  →アルモデルより「K1058 スロハフ30 1〜」として発売中(2019.12追記)


PW-1058 T 台車別・トータルキット
2010年4月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1058 A スロハフ31700
ぶどう色1号・青4号帯/赤帯
登場時(昭和5年〜) ■尾灯1ヶ
■大型電池箱
●テールライト点灯
急行,普通列車など 2010年6月発売
\19,950
(本体 \19,000)
(当店のみ販売)
B スロハフ30 1〜
ぶどう色1号・青4号帯
塗色は
昭和15年頃以降
標記は
昭和16年以降
普通列車など
C スロハフ30 1〜
ぶどう色1号・青1号帯
塗色は
昭和24年頃以降
標記は
昭和27年以降
■尾灯4ヶ
■小型電池箱
●テールライト点灯
D スロハフ30 1〜
ぶどう色2号・青1号帯
昭和34年頃以降
E スロハフ30 1〜
ぶどう色2号・淡緑帯
昭和36年頃以降
F オヤ35 1
瀬野〜八本松間用控車
(湘南色)
昭和37年以降 ■尾灯4ヶ
■明り窓閉塞
■幌撤去・貫通路閉塞
■電池箱大、水タンク等撤去

製品の特徴
●スロハ31形の緩急車形として登場したスロハフ30形のうち、二重屋根でリベットの多い、スロハフ30 1〜8を製品化。
 山陽本線瀬野〜八本松間用控車に改造されたオヤ35 1としても製作可能。
■車内の便所・洗面所などの仕切付属。
■側板・明り窓・車内の仕切は真鍮エッチング板製。
 妻板・屋根・ベンチレーター・床板・床下機器はプラパーツ。
■オヤ35 1製作用の明り窓・妻面塞ぎ板も付属。

[別途購入品]
GM製  ●TR23台車
当社製
 ●KP-078 W座席車インレタ1
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ■KPP-005 普通車用ボックスシート / KPP-014 大型ボックスシート 取付可能





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