■急行 「みちのく」 昭和37年 7輌編成トータルキット
 台車・テールライトユニット・集電板・インレタ付属  27T 2010年1月発売  特別価格 \36,750(本体)\35,000

■急行 「みちのく」昭和37年 7輌編成 完成品
  S27 2010年2月発売  特別価格 \102,900(本体)\98,000

昭和37年10月〜 急行 「みちのく」 11・12列車 [上野−青森 (この編成は上野−仙台間)]

 ←上野方面
○編成の塗り潰し部が7輌セットの内容となります。
●客車の塗色はぶどう色2号(ロは淡緑帯)
●牽引機はEF80・C62・C61 


 [製品の主な特徴]
■東北の代表的急行「みちのく」の、上野〜水戸間牽引機が電機に変わる頃の編成を再現。
この当時の、C62が牽引する「みちのく」は、国鉄が企画した鉄道記録映画に取り上げられたことでも知られています。 
●スハ43・スハフ42を増結することでフル編成にできます。
■客車の塗色はぶどう色2号、オロ61は淡緑帯。
■客車は全て電気暖房取付車(2000番台)。
■マニ60・スハフ42のテールライト点灯。

 [キットに付属するパーツ]
■当社製TR73台車×1、テールライトユニット×2(ケース無)、集電板×2(KP-068)、新規インレタ(KP-085 まりも・みちのくインレタ)
■GM製TR11台車×1、TR47台車×3、TR50台車×2、車輪
 (※プラ内装部品別売)



 マニ60 432〜

 オロ61後期形 (セットには2輌付属)

 スシ48 11〜

 スハ43 (セットには2輌付属)

 スハフ42


 昭和25年10月1日、北海道連絡を主な使命として、常磐線経由で上野−青森間を結ぶ急行201・202列車が登場し、11月2日には「みちのく」の愛称が付けられました。
 「みちのく」は、青函連絡船を介して急行「大雪」に接続し、上野〜札幌を直通するための一等寝台車マイネ40が連結され、これは昼行列車としては珍しいものでしたが、昭和26年5月には中止され、それ以降は座席車のみの一般的な編成となっています。なお、昭和29年10月からは、同じ目的でマロネ29を連結する計画でしたが、これは洞爺丸事故の影響で実現せずに終わりました。
 「みちのく」の編成は、当初はオハ35などが主体で、食堂車も半室のスハシ37やオハシ30でしたが、後にスハ43や特別二等車が連結され、食堂車も昭和29年10月1日に全室のスシ28に置き換えられました。
 昭和33年10月10日、東北初の特急「はつかり」が登場し、この影響で「みちのく」は盛岡−青森間が不定期列車となりましたが、昭和36年3月には全区間定期列車に戻っています。
 昭和37年10月31日に上野−水戸間の牽引機がEF80に変わりましたが、これより前に客車の電気暖房取付が進められるとともに、スロ54・スロ51とスシ28が電気暖房付のオロ61・スシ48に置き換えられました。なお、この頃の「みちのく」は、国鉄が企画した記録映画で取り上げられたことでも知られています。
 昭和43年10月1日には愛称統合で「みちのく」は「十和田」に改称されましたが、昭和47年3月15日には、この昼行「十和田」が583系電車による特急に格上げとなり、再び「みちのく」となりました。なお、昭和40年10月1日〜昭和45年10月1日までは、気動車による「みちのく」1往復も存在していました。
 その後、昭和57年11月15日の東北新幹線開業の際に、「みちのく」は廃止となりました。

※当社雑誌広告・リフレットにおける「みちのく」セットの紹介で、『常磐線水戸電化直前〜電化後の編成を再現』という記述をしており、これは常磐線上野〜水戸間の客車列車の牽引機がEF80に変わる、昭和37年10月31日前後のことを指していました。
しかし、常磐線の電化区間としては、昭和36年6月1日には取手−勝田間、昭和37年10月1日には勝田−高萩間が電化されていましたので、これは適切とは言えない表現で、正しくは、『上野〜水戸間牽引機が電機に変わる頃の編成を再現』ということになります。


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