[特急 「はやぶさ」 昭和33年,特急「みずほ」 昭和37年]

■特急 「はやぶさ」 昭和33年 7輌編成トータルキット
 台車・テールライトユニット・集電板・インレタ・テールマークシール付属  31T 2010年10月発売  特別価格 \39,900(本体)\38,000

■特急 「はやぶさ」昭和33年(ぶどう色1号・青1号帯) 7輌編成完成品
  S31A 2010年11月発売  特別価格 \115,500(本体)\110,000

■特急 「はやぶさ」昭和35年(ぶどう色2号・青1号帯) 7輌編成完成品
  S31B 2010年11月発売  特別価格 \115,500(本体)\110,000

昭和33年10月〜  特急 「はやぶさ」 9・10列車 [東京−鹿児島]   特急 「平和」 7・8列車 [東京−長崎]  

 ←鹿児島方面

○編成の塗り潰し部が7輌セットの内容となります。
●客車の塗色はぶどう色1号。昭和34年7月以降はぶどう色2号化が進行(ロネ・ロは青1号帯)
●牽引機  EF58・C62・EF10・C59、(はやぶさ)C61、(平和)C57


 [増結用単品]
P-40B マロネ40 ぶどう色1号・青1号帯 \18,375 (本体)\17,500
P-40C マロネ40 ぶどう色2号・青1号帯 \18,375 (本体)\17,500
P-703A ナハネ11 ぶどう色1号 \18,900 (本体)\18,000
P-703B ナハネ11 ぶどう色2号 \18,900 (本体)\18,000
P-715A ナハフ11 ぶどう色1号 テールライト点灯 \19,950 (本体)\19,000
P-715B ナハフ11 ぶどう色2号 テールライト点灯 \19,950 (本体)\19,000

 [製品の主な特徴]
●特急「はやぶさ」登場時の在来形客車編成を7輌編成として再現。
 ぶどう色1号の場合、同じ編成で同時期の特急「平和」にできるほか、単品の追加で昭和33年10月改正以前の特急「あさかぜ」にもできます。
 (下記編成) 
■オハニ36・ナハフ11のテールライト点灯。

 [キットに付属するパーツ]
■当社製テールライトユニット×2(ケース付・無 各×1)、集電板×2(KP-069)、インレタ(KP-065・KP-092)、テールマークシール
 GM製TR47台車×2、TR50台車×4付属。(プラ内装部品別売)

昭和33年8月  特急 「あさかぜ」 8列車 [博多→東京]  単品の追加でこの編成にもできます。

 ←博多方面


「はやぶさ」編成の客車

 オハニ36

 マロネ40

 スロ54

 オシ17 5〜

 ナハネ11 (2輌)

 ナハフ11

 特急「はやぶさ」は、昭和33年10月1日改正で登場した、東京−鹿児島間を結ぶ列車で、「あさかぜ」「さちかぜ」に続く三番目の東京−九州間特急でした。「あさかぜ」はこの改正で20系客車化されましたが、「はやぶさ」は、改正前の「あさかぜ」「さちかぜ」で使用していた客車が主体の、在来形客車(旧形客車)による編成とされ、東京−長崎間特急「平和」(この改正で「さちかぜ」から改称)と共通編成となりました。下り方にオハニ36、マロネ40(2輌)、スロ54、オシ17を連結した寝台車主体の編成は、改正前の「あさかぜ」に近いものでしたが、戦前製のマロネ29が外されたことで、戦後製客車に統一された編成となりました。ただし、オシ17の代わりにスシ28 151を連結した「はやぶさ」や、2号車マロネ40の代わりに、戦前製最古参の旧一等寝台車マロネ48を連結した「平和」の記録が残されており、こうした戦前製客車を連結した編成も時々見られたようです。
 昭和34年7月20日には、「平和」が20系客車化されて「さくら」に改称しましたが、「はやぶさ」は在来形客車のままで編成にも変化はなく、その1年後の昭和35年7月20日には「はやぶさ」も20系客車に置換えられました。
 その後、昭和50年3月10日に24系客車化されましたが、平成11年12月4日には寝台特急利用者の減少により「さくら」との併結列車となり、平成17年3月1日には「さくら」の廃止によって「富士」との併結運転に変わって、それから4年後の平成21年3月13日に廃止となり、最後の東京−九州間寝台特急は姿を消しました。





■特急 「みずほ」 昭和37年 7輌編成トータルキット
 台車・テールライトユニット・集電板・インレタ・テールマークシール付属  32T 2010年10月発売  特別価格 \41,790(本体)\39,800

■特急 「みずほ」 昭和37年 7輌編成完成品
  S32 2010年11月発売  特別価格 \120,750(本体)\115,000

昭和37年10月〜 特急 「みずほ」 7・8列車 [東京−熊本]
 ←熊本方面

○編成の塗り潰し部が7輌セットの内容となります。
●客車の塗色はぶどう色2号(ロネ・ロは淡緑帯)  
●牽引機 EF58・C62・EF30・ED72・C59


 [増結用単品]
P-704A オハネ17 ぶどう色2号 \18,900 (本体)\18,000
P-157A スハフ43 11〜 ぶどう色2号 テールライト点灯 \17,325 (本体)\16,500

 [製品の主な特徴]
●在来形客車編成で運転された最後の定期特急「みずほ」を7輌編成として再現。 
■スハフ43(2輌)のテールライト点灯。

 [キットに付属するパーツ]
■当社製テールライトユニット×2(ケース無)、集電板×2(KP-068)、インレタ(KP-061・KP-063・KP-067・KP-073・KP-085)、 テールマークシール
 GM製TR47台車×4、TR50台車×2付属。(プラ内装部品別売)


「みずほ」編成の客車

 スハフ43 11〜 (2輌)

 オロネ10

 ナロ10

 オシ17 5〜

 オハネ17 (2輌)

 特急「みずほ」は、昭和36年10月1日に登場した東京−熊本間を結ぶ列車で、当初は不定期列車でしたが実際には毎日運転され、昭和37年10月1日に定期列車となりました。
 不定期列車として「みずほ」が登場した当時、他の東京−九州間特急の「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」は20系客車で運転されていましたが、「みずほ」は在来形客車(旧形客車)編成で登場しました。その編成は、オロネ10・オロ61・オシ17・ナハネ11・スハネ30・オハ36・スハフ42・オハフ45といった形式で組成され、「はやぶさ」の20系客車化前と比べても、さらに急行列車と変わり映えのしない編成でしたが、これは暫定的なもので、後にオロ61はナロ10に、スハネ30はオハネ17に、二等車(ハ)は元特急用のスハ44を改造したスハフ43 11〜に置き換えられ(その後ナハネ11もオハネ17に置換え)、寝台車の連結両数も増加し、在来形客車としては最上級の編成となりました。しかしそれでも、冷房付きの車輌はオロネ10とオシ17のみで、全車冷房完備の20系客車や特急形電車・気動車より見劣りがするため、夏季には特急料金の割引が行われました。このことは、在来形客車による特急が例外的存在に変わっていたことを示していましたが、昭和38年6月1日には、増備された20系客車によって「みずほ」の客車は置き換えられ、最後の在来形客車使用の定期特急は姿を消しました。
 その後、「みずほ」は昭和47年3月15日に14系客車されましたが、平成6年12月3日に廃止となりました。

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