■スロ51近代化改造車 →アルモデルより「K0111 スロ51(原形/近代化)」として発売中(2019.10追記)
※価格を改訂させていただきました(2007.06.27)
●台車別トータルキット 2003年12月発売 \4,830 (本体\4,600)
●完成品 [スロ51各種] 2004年2月発売 \16,275 (本体\15,500) [スロフ51] \17,325 (本体\16,500)
ぶどう色1号・青1号帯 | 登場時(昭和32年)〜 |
ぶどう色2号・青1号帯 | 昭和34年頃以降 |
ぶどう色2号・淡緑帯 | 昭和36年頃以降 |
青15号・淡緑帯 | 昭和39年頃以降 |
スロフ51 青15号・淡緑帯 | 昭和41年以降 テールライト点灯(テールライトは円板なし) |
スロ51 ぶどう色1号・青1号帯
完成品のデッキ扉Hゴムは、ぶどう色1号が黒、その他は灰色となります。
スロフ51(青15号・淡緑帯)
キットは、スロ51の緩急車化改造車のスロフ51としても製作できます。
公式側(写真の側)のデッキ扉が落し窓付扉となっています(反対側はHゴム扉)。
スロフ51非公式側デッキ部
この側のデッキ扉はHゴム扉となっています。
スロ51のデッキ扉は両側ともHゴム扉となります。
スロフ51デッキ側妻面
テールライト・ステップ・手ブレーキ部の張り出しなどを
表現した、スロフ51用の妻板を用意しました。
スロフ51の完成品はこちら側のテールライトが点灯します。
スロ51非デッキ側妻面
妻板はスロ51原型窓車とは異なり、縦トイが側面から
妻面に移されています。
また、貫通扉もHゴム扉に変更されています。
製品の特徴
■昭和32〜33年に近代化改造後されてアルミサッシの窓枠に変更されたスロ51を模型化。
■完成品は、近代化改造後のスロ51を4種と、緩急車化改造車のスロフ51の計5種が発売。
■スロフ51完成品はデッキ側テールライト点灯。
■窓枠・Hゴムは車体と別部品として塗り分け。
■側板・妻板が真鍮エッチング板、屋根・床板がプラパーツの構成。
■キットのデッキ扉は、Hゴム扉窓の大小2種とスロフ51用落し窓付扉が付属。
■キットにはスロフ51用の妻板が付属。
■「KPP-002 リクライニングシート」の取付可。
[別途購入品(キット)]
GM製 TR47台車
当社製 優等座席車/44系用インレタ
等級標記他インレタ(ぶどう色1号のみ必要)
■ナハ10/ナハ11
※価格を改訂させていただきました(2007.06.27)
●完成品(各種) 2004年2月発売 \18,900 (本体\18,000)
ナハ10 ぶどう色1号 | 登場時(昭和31年)〜 | デッキ扉折戸 |
ナハ10 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 | デッキ扉折戸 |
ナハ10 青15号近代化改造車 | 昭和39年頃以降 | デッキ扉窓隅R付開戸,洗面所窓更新 |
ナハ11 ぶどう色1号 | 登場時(昭和32年)〜 | デッキ扉窓隅Rなし開戸 |
ナハ11 ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 | デッキ扉窓隅Rなし開戸 |
ナハ11 青15号 | 昭和39年頃以降 | デッキ扉窓隅Rなし開戸 |
ナハ11 青15号近代化改造車 | 昭和44年頃以降 | デッキ扉窓隅Rなし開戸,洗面所窓更新 |
●台車別トータルキット(インテリアシート入) 店頭のみ販売 2003年12月発売 特別価格 \5,880(本体\5,600)
ナハ10 ぶどう色1号
写真は試作品で、Hゴムは灰色としています。製品のHゴムは、ぶどう色1号が黒に、その他は灰色となります。
なお、写真は別売の内装部品を取付けていますが、完成品に内装部品は付きません。
ナハ10/ナハ11の完成品各種写真はこちらをご覧ください。
前位側妻面
制御盤(幌の左側の部品)は妻板と別部品(ホワイトメタル製)で再現。
窓枠は吹寄せ(窓柱)の左右と窓上部分も再現しています。
この角度から見るとその様子がよく見えます。
左写真:ナハ10 デッキ・洗面所窓周辺 (この部分はナハフ10も同形態)※写真のHゴムは灰色
右写真:ナハフ11 デッキ・洗面所窓周辺 (この部分はナハ11も同形態)※写真のHゴムは黒
デッキ扉がナハ10 ぶどう色1号・2号は折戸に、ナハ11全種は窓隅Rなしの開戸となっています。
また、洗面所窓枠の中桟の位置をナハ10・ナハ11で作り分けています。
なお、便所・洗面所窓は、Hゴム部品と窓枠部品を別張りする構成となっています。
ナハ10 青15号 近代化改造車 デッキ・洗面所窓周辺 (この部分はナハフ10も同形態)
ナハ10・ナハ11 近代化改造車の洗面所窓枠の中桟は中央付近となり、窓周囲のHゴムが付かない形態となります。
また、ナハ10 青15号と、ナハ10 近代化改造車のデッキ扉は、写真の窓隅R付の開戸となります。
製品の特徴
■ナハ10完成品3種とナハ11完成品4種の計7種が発売となります。
■車体は真鍮エッチング板折曲げの構成。
■デッキ扉が43系などの旧型客車よりも奥に付いている形態を再現。
■窓枠は便所・洗面所窓枠も含め、薄手の洋白を使用。
■デッキ側妻面の制御盤はホワイトメタル製部品を使用。
■洗面所窓は、ナハ10登場時/ナハ11登場時/ナハ10・ナハ11近代化改造後の3種を作り分け。
■デッキ扉は、ナハ10登場時の折戸/ナハ11の窓隅Rなし開戸/ナハ10扉取換後の窓隅R付開戸の3種を作り分け。
■完成品のHゴムは車体と別部品として塗り分け。
■「KPP-005 普通車用ボックスシート」の取付可。
[別途購入品(キット)]
GM製 TR50台車
当社製 銀河(昭和35年),10系客車他インレタ1
等級標記他インレタ(ぶどう色1号のみ必要)
ナハ10は、昭和30年に登場したナハ10試作車(後のナハ10 900番台)、ナハネ10に続いて昭和31〜32年に114輌が登場し、シル・ヘッダーのない車体、窓隅に丸みを持たせてアルミサッシを用いた大型の窓など、ナハ10試作車同様の軽量構造となりましたが、試作車に採用されたアルミ合金製の折戸は鋼製折戸に変更されるなど、製造費低減を主目的とした変更が行なわれています。
登場後は特別急行「あさかぜ」をはじめ、主要な急行列車に使用され、昭和36年以降、折戸の開戸化、白熱灯の蛍光灯化が一部の車輌に行なわれ、昭和39〜43年頃には折戸の開戸化、洗面所窓の上段下降式窓化、白熱灯の蛍光灯化などの近代化改造が行なわれましたが、軽量化のための鋼板の薄さが災いして老朽化は早く、スハ43などの旧形客車よりも早く急行での運用は消滅し、また廃車も早期に進められて、昭和61年に形式消滅しました。
ナハ11は、ナハ10の改良型として昭和32〜34年に102輌が製造され、折戸を開戸に変更し蛍光灯が採用されたため、ナハ10とは別形式となりました。
登場後は特別急行「あさかぜ」「さちかぜ」「平和」「はやぶさ」「かもめ」などのほか、主に東北方面の急行列車に使用され、昭和44〜45年頃に近代化改造で洗面所窓の上段下降式窓化などが行なわれましたが、ナハ10と同じ理由で廃車が進められて、昭和61年に形式消滅しました。
■ナハフ11
※価格を改訂させていただきました(2008.12.10)
●完成品(各種) テールライト点灯 2004年2月発売 \19,950 (本体\19,000)
ぶどう色1号 | 登場時(昭和32年)〜 | デッキ扉窓隅R付開戸,テールライトは反射板付 |
ぶどう色2号 | 昭和34年頃以降 | デッキ扉窓隅R付開戸,テールライトは反射板付 |
青15号 | 昭和39年頃以降 | デッキ扉窓隅R付開戸,テールライトは反射板なし |
青15号近代化改造車 | 昭和44年頃以降 | デッキ扉窓隅R付開戸,洗面所窓更新,テールライトは反射板なし |
●台車別トータルキット(インテリアシート入) 店頭のみ販売 2003年12月発売 特別価格 \5,880(本体\5,600)
ナハフ11 ぶどう色1号
写真は試作品で、Hゴムは黒としています。製品のHゴムは、ぶどう色1号が黒に、その他は灰色となります。
なお、写真は別売の内装部品を取付けていますが、完成品に内装部品は付きません。
ナハ10/ナハ11の完成品各種写真はこちらをご覧ください。
車掌室側妻面
ナハフ11便所窓周辺(この部分はナハ11も同形態)
洗面所周辺はナハ10/ナハ11をご覧ください
製品の特徴
■完成品4種が発売となります。
■車掌室側テールライト点灯。
■車体は真鍮エッチング板折曲げの構成。
■デッキ扉が43系などの旧型客車よりも奥に付いている形態を再現。
■窓枠は便所・洗面所窓枠も含め、薄手の洋白を使用。
■洗面所窓は、登場時/近代化改造後を作り分け。
■完成品のHゴムは車体と別部品として塗り分け。
■キットのデッキ扉は、窓隅Rなし開戸とナハフ11の一部に存在した窓隅R付開戸の2種を作り分け。
■「KPP-005 普通車用ボックスシート」の取付可。
[別途購入品(キット)]
GM製 TR50台車
当社製 銀河(昭和35年),10系客車他インレタ1
等級標記他インレタ(ぶどう色1号のみ必要)
ナハフ11は、ナハフ10の改良型として昭和32〜33年に30輌が製造され、折戸を開戸に変更し蛍光灯が採用されたため、ナハフ10とは別形式となりました。また、前記の点以外にナハフ10とは非公式側車掌室側窓の位置も変更されています。
登場後は特別急行「あさかぜ」「さちかぜ」「平和」「はやぶさ」「かもめ」などのほか、主に九州方面の急行列車に使用され、昭和44〜45年頃に近代化改造で洗面所窓の上段下降式窓化などが行なわれましたが、軽量化のための鋼板の薄さが災いして老朽化は早く、スハ43などの旧形客車よりも早く急行での運用は消滅し、また廃車も早期に進められて、昭和62年には2輌が残るのみとなっていました。この2輌(ナハフ11 2021・2022)はJRに引き継がれ品川(のちに尾久)に配置されて、工場入場車の控え車代用として使用されていましたが、平成7年に廃車されて形式消滅しました。
なお、ナハフ11 1は昭和61年に廃車後、長らく高崎で保管されていましたが、現在は横川の碓氷峠鉄道文化むらで保存され、10系座席車で唯一の保存車となっています。
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