■特急 「鴎」 昭和15年4月 7輌編成 完成品
 2007年2月発売  特別価格 予価\110,250 (本体)\105,000   ○下記編成の塗り潰しの形式を収録


■特急 「鴎」 昭和15年4月 7輌編成 トータルキット
 2006年12月発売  特別価格 \31,500 (本体)\30,000 品切れとなりました(2007.02.27)

■昭和15年4月〜   特急 「鴎」 1031・1032列車 [東京−神戸]
←進行方向

スハニ
35750
スハ
33650
スハ
33650
スハ
33650
スハ
33650
スシ
37800
スロ
30960
スイテ
37050
新規製品
新規製品  

■昭和15年10月〜   特急 「鴎」 1031・1032列車 [東京−神戸]
←進行方向

スハニ
35750
スハ
33650
スハ
33650
スハ
33650
スハ
33650
スハ
33650
スシ
37800
スロ
30960
スロ
30960
スイテ
37050
新規製品
新規製品  

○牽引機
 東京−沼津 EF50・EF53
 沼津−神戸 C53


 [完成品の主な特徴]
■昭和15年4月以降の、丸屋根広窓車主体で編成を組んだ「鴎」を7輌編成として再現。
  単品のスハ33650・スロ30960を増結する事で、昭和15年4月、15年10月のいずれのフル編成にも出来ます。
■車体塗色はぶどう色1号、一等車は白帯、二等車は青4号帯、三等車は赤帯。
 (三等車の赤帯は、昭和15年2月11日以降順次抹消されたため、しばらくの間、帯ありと帯なしの車両が混在していました。
  「鴎」の昭和16年1月撮影の写真でも、スハニが帯なし、スハ2輌が帯ありとなっています。
  本製品では編成美を考慮して三等車の全車が帯ありとなります)
■スハニ35750は、新規製品(P-32 スハニ32のリニューアル)
■スシ37800は昭和8年製でリベットの付くグループを新規製作(P-34 スシ47のリニューアル)
■テールライト点灯(スイテ37050)

 [キットの主な特徴(完成品と重複部分は省略)
■台車、大型電池箱7輌分、テールマーク、ミニライトユニット×1・集電板×1付属(インレタ・プラ内装部品別売)
■スイテ37050はマイテ58 2キットとは異なる、スイテ37050専用のエッチング板で、デッキ閉塞部切断等の加工が不要です。
 (ただし、スハ33650については、オハ35戦前標準形キットに付属するHゴム扉等の部品は「鴎」には不要のため付属しません)
■オハ35戦前標準形・オロ36の増結で、フル編成化可能。

■キットの別途購入品
当社製インレタ
 ●KP-035 特急富士・丸屋根客車用インレタ …窓下の標記類(白)、スシ37800用形式1.5両分入
  [昭和15年10月のフル編成の場合は2枚必要(三等標記は5両分収録のため)]
 ●KP-061 優等車他インレタ  …スハニ35750用形式1両分入
 ●KP-062 優等寝台/食堂車用(丸屋根)インレタ …スイテ37050用形式1両分入
 ●KP-063 優等座席車/44系用インレタ …スロ30960用形式1両分入[昭和15年10月のフル編成の場合は2枚必要]
 ●KP-066 普通車用インレタ1(32・35・61系他) …スハ33650用形式1両分入[3枚必要(フル編成の場合は4〜5枚)]
 ●KP-073 等級標記・スニ41他インレタ(黒)   …スイテ37050 窓下の等級標記(黒)
○スハ33650・スロ30960の番号を各車で変えたい場合は、他形式の番号と組み合わせて切り貼りする必要があります。
 この場合、「KP-035 特急富士・丸屋根客車用インレタ」にはスハ33900・スハ33901・スハ33905・スロ30750・スロ30770用が各1.5両分、「KP-066 普通車用インレタ1」にはスハ32800用が1両分収録されていますので、これらの番号を変更することで、インレタの必要枚数を減らすことも出来ます。
○窓下の三等標記が不足する場合は、「KP-065 等級標記他インレタ」にも収録されています。

 スハニ35750

 スハ33650 (3両付属)

 スシ37800

 スロ30960

 スイテ37050





  特急「鴎」は、昭和12年7月1日から東京−神戸間で運転を開始した列車で、昭和5年10月1日に登場していた特急「燕」の乗客増加に対応するため、「臨時燕」に続いて登場しました。
  東京発を午前中、大阪発を昼頃として東京側の利便性を重視していた「燕」に対し、「鴎」は逆に東京発を昼頃、大阪発を午前中として大阪側重視の運転時刻となり、客車の受持ちは大阪鉄道局の「燕」に対し、「鴎」は東京鉄道局となりました。
  登場当初は、一等展望車の連結はなく、代わりに「臨時燕」で使用していたマイネロ37260形を連結しましたが、昭和15年4月からは木造の展望車オイテ27000形を鋼体化改造したスイテ37050形の連結を開始し、二等車・三等車も広窓のスロ30960・スハ33650・スハニ35750形に置き換えられたため、食堂車以外の全車が広窓車となり、また、編成全車が丸屋根で揃い、当時の特急で最も統一感のある編成となりました。その後、昭和15年10月には、二等車・三等車を各1両増結して、それまでの8両編成から10両編成となりました。
  昭和18年2月15日、「鴎」は運転休止となって姿を消しましたが、「鴎」の運転時刻は戦後に登場する特急「はと」に引き継がれ、「鴎」の愛称も京都−博多間の特急として復活しました。


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