●観光団体専用列車 (南紀観光) 昭和36年 6輌編成完成品
  特別価格 \83,000(税込)  



スハフ43
11〜
スハ44
アルミサッシ
スハ44
アルミサッシ
スハ44
アルミサッシ
スハ44
アルミサッシ
スハフ43
11〜

この編成は上記の6輌編成単独、もしくは他の急行列車に併結されるなどして運用されました。

スハフ4311〜
スハ44 アルミサッシ車

 観光団体専用列車は、通常の団体臨時列車の、予備車をかき集めた編成で定期列車の合間を縫って運転されていたことに対して、最初から優秀な車輌と各地を観光できる運転経路・時刻を用意して運転されたもので、昭和36年3月にその第1陣として、「南紀観光」が登場しました。
 この列車は東京から南紀・奈良・京都を回って東京へ帰る経路が設定され、その車輌には前年まで特急「つばめ」「はと」に使用されていたスハ44と、それの緩急車化改造車のスハフ43 11〜が用いられ、これらの塗色は青15号の車体の裾にクリーム帯を入れた観光団体色となっていましたが、ぶどう色2号のスハ44・スハフ43 11〜と混用されることもありました(観光団体色のスハフ43 11〜は昭和38年頃にぶどう色2号に塗色変更されたようですので、この時期以降は混色編成もしくはぶどう色2号のみの編成しか存在しなかったと思われます)。
 昭和36年10月からは「南紀観光」は下りが名古屋まで「出雲」と併結、上りは京都から「信越日光観光」と併結となりましたが、昭和39年10月に「南紀観光」の車輌はオハ46などに置換えられました。
 また、「南紀観光」に使用されていたスハ44もこの頃から青15号の単色化が進行し、特徴的な観光団体色は消滅することになりました。


 製品の特徴
■塗色は青15号、裾にクリーム1号帯。
 また、編成の全車がアルミサッシとなっています。
■テールライト点灯(スハフ43)
■その他の仕様と実車についてはスハ44・スハフ43 11〜のページを参照してください。


●観光団体専用列車 実際の編成例  
■急行 「出雲・南紀観光」 昭和36年10月 東京→浜田・二見浦 21列車

←進行方向
スハフ42 オロネ10 スハネ30 スロ54 スハ43 スハフ42 スハフ43
11〜
スハ44
アルミサッシ
スハ44
アルミサッシ
スハ44
アルミサッシ
スハ44
アルミサッシ
スハフ43
11〜

■牽引機:EF58・DF50
■青色部はセットに入る車輌、茶色部は単品で発売中です。
■茶色部とオロネ10の塗色はぶどう色2号(オロネ10・スロ54は青1号帯または淡緑帯)
■上記編成の前6輌は、浜田行き「出雲」(オロネ10・スハネ30のみ出雲行)で、名古屋まで「南紀観光」と併結。
 昭和36年3月〜9月末まで、「南紀観光」は併結列車ではなくスハ44系6連で運転されました。


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