■マイテ58
■スイテ37050
※価格を改訂させていただきました(2008.04.07)
P‐404 T マイテ58 2(スイテ37050)
台車別・トータルキット

2006年5月発売
\5,880 (本体 \5,600)
※キットのみ一般販売品
P‐405 T スイテ37050
台車別・トータルキット
 2006.12.19追加
スイテ37050専用のキット
※マイテ58としては製作できません
2006年12月発売
\5,880 (本体 \5,600)
※キットのみ一般販売品
SP‐404 A スイテ37050 ぶどう色1号・白帯 台車TR71、テールライト1ヶ所(下側)、
非冷房
テールライト点灯
2006年6月発売
\25,200 (本体 \24,000)
※当店のみ販売
B マイテ58 2 ぶどう色1号・クリーム帯 台車TR73、デッキ扉1ヶ所閉塞、
テールライト2ヶ所(下側)、冷房付
C マイテ58 2 淡緑5号(青大将) 台車TR73、デッキ扉1ヶ所閉塞、
テールライト2ヶ所(上側)、冷房付
SP‐403 A マイテ58 1 ぶどう色1号・クリーム帯 台車TR73、窓1ヶ所閉塞、ガラベンなし、
空調蓋付、テールライト2ヶ所(下側)、冷房付
B マイテ58 1 淡緑5号(青大将) 台車TR73、窓1ヶ所閉塞、ガラベンなし、
空調蓋付、テールライト2ヶ所(下側)、冷房付


スイテ37050 ぶどう色1号・白帯  公式側
※写真には行灯(あんどん)が付いていませんが、完成品・キット(スイテ37050)とも付属します。


スイテ37050 ぶどう色1号・白帯  非公式側

マイテ58 2 ぶどう色1号・クリーム帯  公式側
※写真には行灯(あんどん)が付いていませんが、完成品には付属します。
※キットは行灯本体のみ付属で、テールマークシールは付属しません。


マイテ58 2 ぶどう色1号・クリーム帯  非公式側

マイテ58 2 淡緑5号(青大将)  公式側
※写真には行灯(あんどん)が付いていませんが、完成品には付属します。


マイテ58 1 ぶどう色1号・クリーム帯  公式側
※マイテ58 1は完成品のみの販売となります


マイテ58 1 ぶどう色1号・クリーム帯  非公式側


マイテ58 1 淡緑5号(青大将)  公式側
※マイテ58 1は完成品のみの販売となります
※写真の床下機器配置はマイテ58 2と同じになっていますが、実際の製品では「マイテ58 1 ぶどう色1号・クリーム帯」と
 同様の配置となります。
※写真には行灯(あんどん)が付いていませんが、完成品には付属します。


マイテ58 1 淡緑5号(青大将)  非公式側

スイテ37050 ぶどう色1号・白帯
展望デッキ手すりは洋白エッチング板製で繊細に表現。
スイテ37050のテールライトはデッキ手すり下部に1ヶ所付きます

マイテ58 2 ぶどう色1号・クリーム帯
テールライトはデッキ手すり下部に2ヶ所付きます。


マイテ58 2 ぶどう色1号・クリーム帯
展望デッキ床には別パーツの床板を用いて
ダークグレーに塗り分けられます。
また、扉前の絨毯も塗り分けています。

マイテ58 2 淡緑5号(青大将)
テールライトは他よりやや上に2ヶ所付きます

マイテ58 2 淡緑5号(青大将)
マイテ58 淡緑5号のみ、この側にもテールライトが付きます。
この側の円板は折畳んだ形状としています。
マイテ58 2
ぶどう色1号・クリーム帯
 車内には区分室の仕切が備わり
 ます。
 なお、マイテ58 1と2では仕切の
 形状も作り分けています

製品の特徴
●昭和14年にスイテ37050として登場して特急「鴎」で使用され、戦後は特急「はと」で使用されたマイテ58を製品化。
 完成品は、片側のデッキ扉が塞がれたマイテ58 2のほか、登場時のスイテ37050と、窓が1ヶ所埋められたマイテ58 1
 も製品化いたします(マイテ58 1は極少量生産となります) 
■車体・床下冷房・車内仕切は真鍮エッチング板、妻板・屋根・ベンチレーター・床板・展望デッキ下ステップ・
 端梁・ダミーカプラーがプラパーツの構成。
■展望デッキ手すりは洋白エッチング板で繊細に表現。
  キットには、テールライトの位置違いでマイテ58用2種とスイテ37050用が付属。
■展望デッキ側の屋根端部は新規プラ成型品で製作し、一般車との形態差を再現(キットの屋根は切継が必要です)。
■キットは別売の大型電池箱を付けることで、登場時のスイテ37050としても製作可能。
 (塞がれたデッキ部を曲げ線から折って切断する必要があります)
→スイテ37050キットも発売いたしました(2006.12.19追加)
 このキットはデッキ閉塞部を切断する加工は不要です。また、「鴎」テールマークシール、大型電池箱も付属します。

[別途購入品(キット)]
 ●KATO製 片側絶縁車輪
 当社製品
 ●プラ床板用TR73台車 または プラ床板用TR71台車
 ●優等寝台/食堂車用インレタ
 ●等級標記・スニ41他インレタ(黒) 等級標記(黒)
 ●発売予定 テールマークセットB (「鴎」(戦前)「つばめ」「はと」などを収録予定)

 マイテ58形は、昭和14年に特急「鴎」用のスイテ37050形として、木造の展望車オイテ27000形の鋼体化改造で2輌が登場しました。
 それまでの展望車は、展望室側窓のみ1100〜1200o幅の窓を備え、他は700o幅窓となっていましたが、この形式では展望室だけでなく1等室(開放室)も1200o幅窓とし、1等室(区分室)は1000o幅窓とした広窓主体の車体となったことが特徴です。定員は開放室が8名、貴賓・高官の乗車に備えるための区分室が3名用と6名用の各1室で、計17名となっており、他に定員外の展望室座席が10名分設けられています。台車は種車のTR71を一部改造したTR76となっています。
 昭和16年11月の形式称号改正で、スイテ37050・37051はスイテ37 1・2となり、戦後は2輌とも進駐軍に接収されました。
 スイテ37 2は、進駐軍接収後もほぼ原形のままで使用されていましたが、冷房の取付のために公式側のデッキ扉が塞がれました。昭和24年10月に返還となって、昭和25年5月から新設の特急「はと」で使用を開始しました。昭和27年頃には台車がTR73に取替えられ、昭和28年6月の形式称号改正でマイテ58 2となりました。
 スイテ37 1は進駐軍に接収時、そのままでは使用できない状態だったため整備が行われ、その際に6名用の区分室を拡大し、1500o幅のはめ殺し窓を設けるなど、車内は大きく改造され、スイテ37 2と同じく公式側のデッキ扉が塞がれ、台車はTR73に取替えられました。昭和27年に返還となって特急「はと」用となり、当初はそのままの姿で使用されましたが、昭和28年には車内が改造されて区分室は3名用が2室となって1500o幅窓がなくなり、公式側デッキ扉が復活するなどの変化が生じました。この改造の出場時に形式はマイテ58 1となったようです。
 マイテ58 1・2は引き続き「はと」を主体に使用され、昭和31年11月以降、車体色を淡緑に変更し、昭和35年6月の「はと」の電車化まで使用され続けました。昭和35年7月には2等級制への移行によってマロテ58 1・2となり、マロテ58 2には淡緑の車体色のまま、青1号の等級帯が追加されましたが、形式の変更については書類上のみで、車輌の標記は「マイテ」のままだったようです。その後の定期運用はなく、団体臨時列車等で使用されたかについても不明ですが、2輌とも昭和37年に廃車となりました。
 
 キットはマイテ58のうち、公式側のデッキ扉が塞がれたマイテ58 2を模型化、デッキ扉閉塞部を折り取る事で登場時のスイテ37050として製作できます(別売の大型電池箱が必要となります)。また、公式側の窓柱を1ヶ所切断する事で、進駐軍接収後から昭和27年頃の、1500o幅窓を備えていた当時のスイテ37 1としても製作できます。




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