■クモヤ22112
  キット・完成品共2005年11月発売  少量生産品となります。
クモヤ22112 S-E-901 B ボディキット \3,990(本体\3,800)
aM クモヤ22112 動力付完成品 \14,385(本体\13,700)
bM クモヤ22113 動力付完成品
aT クモヤ22112 動力無完成品 \11,025(本体\10,500)
bT クモヤ22113 動力無完成品
※クモヤ22112と22113の違いは、パンタ横ランボード形態と公式側後位乗務員扉下リブの有無です(写真下の図参照)
※クモヤ22112は後にクモハ12に改造されています

クモヤ22112
 前位側正面
 ※写真は試作品です
 モハ10改造のため、リベット
 が多数並ぶ側面と、
 クモヤ 90に似た正面との組
 み合わせが特徴です。
 正面のHゴムは正面とは別
 部品として塗装後に
 貼り付ける構成です。

※製品では運転台窓にデフ
 ロスターが付き、キットと
 動力なし完成品には仕切
 が付きます。
※製品では正面窓・側面窓
 の下端が0.1mm上に変更
 され、その分窓高さは小
 さくなります。
クモヤ22112
 後位側正面
 ※写真は試作品です

 クモヤ22112 公式側 ※写真は試作品です
 窓高さが小さく、リベットの多数並ぶ側面はモハ10の面影を色濃く残しています。

 クモヤ22112 非公式側 ※写真は試作品です


クモヤ22112・22113の差異
クモヤ22112と22113は、パンタ横ランボード形態と公式側後位乗務員扉下リブの有無が異なります
クモヤ22112 クモヤ22113


クモヤ22112 非公式側 (05.12.04追加)


クモヤ22113 非公式側


 製品の仕様
■初の鋼製電車モハ30の中間車化改造車のモハ10を、昭和38〜41年に牽引車に改造したクモヤ22110
 〜22118のうち、浜松工場改造車のクモヤ22112・22113・22116〜22118を製品化。
 (厳密には、正面の配管やランボード・扉形態などの関係で、キットから製作できるのはクモヤ22112・
 22113となります)
■完成品は、クモヤ22112と22113をそれぞれ、動力付・動力なしを発売。
 クモヤ22112と22113は、ランボード形態・公式側後位乗務員扉下リブの有無が異なります。
■完成品は、GM製DT10動力ユニット・トミ−製PS13パンタグラフを使用。
■車体は真鍮エッチング板折曲げ済、前面・床板は真鍮エッチング製。
■ヘッドライトは真鍮挽物  ※完成品のヘッド・テールライトは点灯しません。
■キット・完成品共、台車マウントTNカプラー取付用スペーサーと兼用の胴受・ジャンパ栓パーツが付属
 します。
 (動力なしへの取付はカプラー後端を切断するだけで可能です)
■キットは、折曲げ済の車体に左右内板・前後正面を取付けるだけで、車体の基本的な組立が完了する
 簡単な構成となっています。


[別途購入品(キット)]
(動力付製作の場合)
トミ−製 PS13パンタグラフ<0224>
      グローブ形ベンチレーター<PB-104>
      避雷器<PR-001>
GM製  DT10動力ユニット
当社製  インレタ(発売予定) 
(動力なし製作の場合)
トミ−製 PS13パンタグラフ<0224>
      グローブ形ベンチレーター<PB-104>
      避雷器<PR-001>
GM製  DT10台車
当社製  インレタ(発売予定)


 クモヤ22110〜22118は初の鋼製電車モハ30形の中間車化改造車のモハ10形を牽引車に改造した形式で、昭和38〜41年に9輌が登場しました。前後に運転室を新設し、両側とも新旧電車の切替え装置付制御機器を搭載したため、前後とも新性能・旧性能車のいずれも連結でき、制御電動車として使用できるようになりました。
 正面の形態はリベットやウィンドシル・ヘッダーがなくなり、Hゴム支持窓を備えた近代的なものとなり、モハ30形当時の面影を残す古めかしい側面との組み合わせが特徴となりました。この正面の形態は昭和41年から登場する牽引車クモヤ90形にも引き継がれています。
 クモヤ22110〜22118は、大井工場改造車の110・111・114・115と、浜松工場改造車の112・113・116〜118に大別され、前者は乗務員扉が新車同様のものとなり、その周囲のウィンドシル・ヘッダーがなくなり、後位側乗務員扉横の側窓が埋められましたが、後者は乗務員扉が旧形車用の一般的なものとなり、その周囲のウィンドシル・ヘッダーが残され、扉上にもウィンドヘッダーが追加され、乗務員扉横の側窓は前後とも埋められるなどの差異が生じています。
 昭和53年の時点でクモヤ22110〜22118の配置は、110:下関、111:中原、112・113:豊橋、114・115:大船、116:品川、117:高槻、118:大垣となっており、112・113は2輌編成で飯田線の霜取り電車としても使用されました。昭和54〜62年に112以外の全車が廃車となり、112はクモハ12に改造されてイベント用となりましたが、現在は除籍され、保管状態となっています。
 
 本製品は、クモヤ22110〜22118のうち、浜松工場改造車の112・113・116〜118を製品化、より厳密には、正面の配管やランボード・扉形態などから112・113となります。なお、このキットのほかにGM製DT10動力ユニット(Mの場合)、DT10台車(Tの場合)、トミ−製PS13パンタグラフ<0224>,グローブベンチレーター<PB-104>(C部品),避雷器<PR-001>が必要になります。トレーラーとして製作の場合はTNカプラ−(台車マウント)の取付も可能ですが、この場合は密連形TNカプラ−<0381>が必要になります。

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