Nゲージ マイテ37010  


K1002 マイテ37010 組み立てキット  [\5,400+税]  【2025年12月発売】 

●戦前の特急「富士」で終始使用された、桃山式の展望室が特徴の展望車マイテ37010形を模型化。
 (鉄道博物館の保存車マイテ39 11の窓配置改造前の原形の姿)
●展望デッキは洋白製で再現。
●車内の仕切、煤除けの網戸が付属。
●本製品はハンダ付け推奨ですが瞬間接着剤・ゴム系接着剤の併用でも組立てできます。
●本製品は別付けの二段雨樋を取付けなくても製作できます(二段雨樋は別売(K3091) 写真の組立例は取付)


展望室側窓の網戸は他の窓のものより天地寸法が小さいようです(写真のもの)
本製品には通常と同じ天地寸法の網戸が付属するほか、天地寸法の小さい網戸が1輌分多く付属し(スイテ37000に使用可)、スイテ37020用も1輌分付属します。
また、富士のテールマークシートも付属します(シールではありません)
テールマークは鉄板形と行灯形を選べますが、組立例では行灯形の「HUZI」のマークとしています。


上写真はプラ内装部品未取付でしたが、以下の組立例では塗装して取付けました。

こうした低めの視点では展望室の座席は見えないですが、一等室の背摺は目立ちます。


戦前の鋼製一等車のモケットはオリーブグリーンが多かったようですが、組立例はライトグリーンで塗ってみました。






本製品の内容です。


■別途購入品
【屋根・妻板・床板・ベンチレーター】  (半ガラは14ヶ使用)
 K4036  二重屋根客車プラパーツセット (各2輌分入) 
【床下機器・端梁】
 K4034 客車床下機器セット または K4038 客車床下機器セットB (いずれも2輌分入)
【台車】 
 K3060 プラ床板用TR73台車 
 ●各社 片側絶縁車輪 6ヶ必要  (中空軸車輪の場合、台車側梁と枕梁の間をテープ等で絶縁し、台車片側は「K3502 プラネジ」で固定)
 ●各種カプラー(いずれか1〜2ヶ)   KATO製 カトーカプラーN(黒) 11-702
  GMまたはKATO製 アーノルドカプラー(要スプリング)
【展望デッキ下ステップ・アンチクライマー・行灯】
 K4037 ガラベンセット
【内装】
 K4001 展望車用シート・寝台 (※初回分の説明書では2セット必要と誤記していますが1セットで足ります)  
 K4014 大型ボックスシート
【窓セル】
 透明プラ板、塩ビ板など

【インレタ】 
 インレタ発売時に本形式は「スイテ」と思われていたため、形式は切貼り必要になります
□形式
 ●K3083 富士(昭和5年)インレタ (スイテ37011用 1輌分、「車掌」標記(白))
 ●K3077 W寝台車2・展望車インレタ (スイテ37010用 1輌分入)       
□窓下の標記類[黒]  K3073 等級標記・スニ41他インレタ(黒)
□窓下の標記類[白]  K3065 等級標記他インレタ (形式にK3077使用時「車掌」が必要)
【幌】  GM製<8612>貫通幌(客車・旧国型 グレー)  または<8611>貫通幌(客車・旧国型 ブラック)

(以下は任意)
【二段雨樋】 
 K3091 雨樋 (6輌分入)
【屋根取付ネジ(低頭)】
 K3107 屋根取付ネジ(低頭) (M1.4×2.5mmネジ) (10本入)
【別貼り ウインドシル・ヘッダー】 
 K3103  ウインドシルA(幅広) (7.5輌分入)   K3105  ウインドヘッダー (9輌分入)





 マイテ37010形は、スイテ37000形と同じく、特急「富士」の木製展望車オイテ27000形の置換え用として製造された一等展望車で、スイテ37000形登場から9ヶ月後の昭和5年12月に2輌が登場しました。
 この形式の展望室はスイテ37000形の洋式構造に対して、純和風の桃山式となったことが大きな特徴です。一等室は、編成中に一等寝台車を連結するため区分室のない構造ですが、スイテ37000形で設けられていたカウンターは廃止されて、オイテ27000形と同じ室内配置となりました。このため、スイテ37000形よりも定員は増加し、一等室には回転腰掛が10人分と、二等車用と同じ固定腰掛が設けられ、定員は一等室18人、展望室12人となっていました。
マイテ37010形はスイテ37000形と共に「富士」で使用され、昭和13年9月にはスイテ37000形がスイテ37040形に置換えられましたが、マイテ37010形についてはその後も「富士」が廃止となるまで使用され続けました。なお、昭和16年10月にはマイテ39形に形式変更しています。
 この2輌は連合軍に接収されなかったため、昭和24年に特急「へいわ」用として室内や窓配置の改造が行なわれ、外観も大きく変化しました。マイテ39 1の展望室は破損が激しかったため、簡素な洋式構造に変更し、マイテ39 2は桃山式で復元されてマイテ39 11に改番されました。
 マイテ39 1は昭和35年まで特急「つばめ」で使用され、昭和36年2月に廃車となりました。マイテ39 11は桃山式の展望室が日本人旅客には不評だったため予備車となることが多く、車体色も青大将色(淡緑)に変更されずぶどう色のままで、「つばめ」の運用から早期に外れました。昭和35年7月にマロテ39 11となった後、昭和37年9月に廃車されましたが、桃山式の展望室を残していたため保存されることになり、現在は大宮の鉄道博物館に静態保存されています。

 なお、本形式は「マイテ37010」でなく「スイテ37010」として扱われることが多く、旧キングスホビー製品でも同様でしたが、RM LIBRARY 200 「日本の展望車(上)」に『落成時の鉄道広報(1931年3月17日・達第129号)ではマイテであり、形式図も追録第5号(1938年11月発行・1937年度末現在)でマイテとする訂正が出ている』との記述があり、本製品も「マイテ37010」に改めています。




■リンク
アルモデル
キングスホビーアーカイブ
アルモデル キングスホビー製品ページ
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