新仕様二重屋根客車(PEWシリーズ)の構成はこちらをご覧ください。


■マイネロ37260(マイフ29 3)

↑マイネロ37260


↑マイフ29 3
マイネロ37260形のうち、マイネロ37263→マイネロフ37263→マイネロフ37 3は連合軍接収当時に、前後に貫通扉が取り付けられ、側窓・デッキ扉窓が一ヶ所ずつ塞がれ、昭和30年7月以降はマイフ29 3となりました。
マイネロ37260キットからは、このマイフ29 3としても製作できます。また、完成品としてマイフ29 3も発売します。

PW-1020 T 台車別・トータルキット
2010年11月発売
\5,250
(本体 \5,000)
SPW-1020 マイネロ37260
ぶどう色1号・白帯/青4号帯
登場時
(昭和6年〜)
■テールライト1ヶ
■ハシゴなし
「不定期燕」、
急行401・402列車など
2011年3月発売
テールライト点灯
\20,475
(本体 \19,500)
(当店のみ販売)
マイネロフ37260
ぶどう色1号・白帯/青4号帯
昭和15年
以降
(4輌中3輌)
■テールライト1ヶ
■ハシゴあり
■車掌標記あり
■床下機器一部変更
「鴎」増結、
不定期特急など
マイフ29 3
ぶどう色1号・クリーム帯
昭和30年
以降
■テールライト2ヶ
■ハシゴあり
■側窓・デッキ扉窓
 各一ヶ所閉塞
■前後に貫通扉あり


製品の特徴
●函館−釧路間急行用として登場し、後に特急「不定期燕」「鴎」でも使用されたマイネロ37260を製品化。
 キットは、側窓とデッキ扉窓が一ヶ所ずつ閉塞された、マイフ29 3としても製作可能。
■車内の区分室などの仕切付属。
■側板・明り窓・車内の仕切は真鍮エッチング板製。妻板・屋根・ベンチレーター・床板・床下機器はプラパーツ。
■キットにはマイフ29 3製作用の窓塞ぎ板・貫通扉が付属。

[別途購入品]
KATO  片側絶縁車輪 11-600(8ヶ入) または片側絶縁黒色車輪 11-602(8ヶ入) 6ヶ必要
当社製
 ●KP-060 プラ床板用TR73台車
 ●KP-077 W寝台車2・展望車インレタ (マイネロ37260・マイロネフ29 3用 各1輌分入)
 ●KP-065 等級標記他インレタ など
 ●KP-073 等級標記・スニ41他インレタ(黒)
 ○内装部品「KPP-001 展望車用シート・寝台」「KPP-003 転換クロスシート」取付可能

 マイネロ37260形は、函館−釧路間急行401・402列車用の一等寝台二等車として、昭和6年3月〜8月に4輌が登場しました。一等側の設備はマイネ37130形(→マイネ38→マロネ49)やマイロネフ37280形(→マイロネフ37→マロネフ38(1〜3)→マロネフ58)に準じたもので、2人用区分室が3室と4人用区分室が1室設けられ、二等側にはスロ30800形(→スロ32)に準じた転換式座席が備えられていました。なお、この形式は二等座席との合造だったためか、他の優等寝台車に備わっていた喫煙室は設けられませんでした。
 昭和9年12月、東海道・山陽線以外の一等寝台連結中止によって、マイネロ37260形は急行401・402列車から外され、昭和10年から特急「不定期燕」の最後部に連結されるようになり、昭和12年7月には特急「鴎」に転用され、スイテ37050形の連結開始される昭和15年4月まで、展望車代用として連結されました。
 マイネロ37260形は緩急車設備を設けていないにもかかわらず、特急列車の最後部に連結されてきましたが、昭和15年7月にはマイネロ37260以外の3輌(37261〜37263)が緩急車化改造されてマイネロフ37261〜37263となりました。この改造は、給仕室に緩急車設備を追加した程度ですが、一等側車端の給仕室が車掌室となった関係で、従来とは車輌の前後が逆転しました。また、この際に、床下の車軸発電機や機器箱が従来とは反対側に移設されたようです。
 改造後のマイネロフ37260形は、不定期特急への連結や、定期特急の増結用などとして使用され、昭和16年10月の称号改正でマイネロ37260はマイネロ37 1に、他の3輌はマイネロフ37 1〜3に形式変更されました。戦後は全車が連合軍に接収されましたが、その後の4輌の道筋は3つに分かれることになりました。
● マイネロ37 1→マヤ57 1→マヤ37 51→マヤ38 51
 唯1輌、緩急車化されずに残ったマイネロ37 1は、昭和25年6月に特別職用車マヤ57 1となり、接収解除後は試験車マヤ37 51を経て昭和28年6月にマヤ38 51となりました。この車輌は、事業用ながら貸切扱いの特殊営業にも使用可能で、特別職用車時代の密閉式展望室を最後まで残していましたが、昭和45年3月31日に廃車となりました。
●マイネロフ37 1・2→マイネロフ29 1・2→マロネフ38 11・12
 マイネロフ37 1〜3は、講和条約発効後も接収解除されずに駐留軍貸渡車として残り、昭和28年6月にマイネロフ29となりました。その内のマイネロフ29 1・2は、接収解除後の昭和29年3月、特別室付二等寝台車に改造されてマロネフ38 11・12となりました。この改造では、元二等室にレール方向に並ぶ開放寝台が設けられ、元一等区分室のうち中央部の4人用区分室を2人用に改造し、空いた空間に給仕室と喫煙室が設けられ、側窓が1ヶ所追加されました。また、元一等区分室は二等寝台特別室に変更され、区分室内の折畳み洗面器は撤去されました。この改造後は、後に類似の室内改造を行ったマロネ40形や、元マイロネフ37280形の格下げ改造車マロネフ38 1〜3に近い室内配置となり、後者とは定員も同一となって、同形式の10番代に編入されました。その後、昭和30年7月の一等寝台廃止の際、マロネフ38 1〜3は区分室内の折畳み洗面器が残されており、旧一等寝台車相当の設備と見なされたためマロネフ58形に形式変更されましたが(旧一等寝台車は形式の数字を40以上としたため)、マロネフ38 11・12は折畳み洗面器が撤去されていたため、マロネフ38のまま残ることになりました。
 改造後の2輌は臨時列車などで使用されたものの、定期列車で使用の際は予備車が確保できないためか、定期運用に用いられませんでしたが、昭和34年9月から、東京−金沢間急行「能登」(東海道線経由)に連結されるようになり、これは戦前製旧一等寝台車最後の定期運用となりました(予備車にはマロネフ29形が用いられたようです)。なお、「能登」のマロネフ38形は昭和36年10月にオロネ10形に置き換えられる予定でしたが、実際にはオロネ10の新製が遅れたことで、昭和37年1月まではマロネフ38形での運用が続けられました。その後は団体臨時列車などで使用されましたが、同じ目的で残されていた他の戦前製優等寝台車の廃車が進められる中で、この2輌は戦前製旧一等寝台車として、また、二重屋根の寝台車としても最後まで残り、戦後製のマロネ40形の大半が廃車となった後の、昭和42年11月9日に廃車となりました。
●マイネロフ37 3→マイネロフ29 3→マイフ29 3→(オシ17 1)
 マイネロフ37 3は、マイネロフ29 3への形式変更後も接収解除されず、昭和30年7月の一等寝台廃止によって形式変更を余儀なくされ、設備はそのままでマイフ29 3となりました。それから間もない7月11日にはようやく接収解除されましたがマロネフ38に改造されることはなく、昭和31年11月にオシ17形に改造されました。


※「鴎」編成のうち、「スロフ31120」は「スロフ31100」の誤記です。(キットの製品名はオロフ33で変わりありません)



■マロネフ3811〜

マロネフ38 11
急行「能登」連結時、車掌室側には幌蓋が取り付けられていました。本製品ではこれも真鍮エッチング板で再現しました(2枚付属)

PW-1021 T 台車別・トータルキット

2010年11月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1021 ぶどう色1号・青1号帯 登場時(昭和29年〜) 「能登」、
団体臨時列車など
2011年3月発売
テールライト点灯
\20,475 (本体 \19,500)
(当店のみ販売)
ぶどう色2号・青1号帯 昭和34年頃以降
ぶどう色2号・淡緑帯 昭和37年以降 団体臨時列車など

製品の特徴
●マイネロ37260形として登場した4輌のうち、昭和29年に二等寝台緩急車へ改造されて急行「能登」などで使用されたマロネフ38 11・12を製品化。
 (より厳密には、屋根明り窓の残る形態とベンチレーター位置、号車札挿しの位置から、マロネフ38 11)
■車体中央部への給仕室新設によって追加された側窓、変更されたベンチレーター配置、室内構成の変更による仕切の変化など、
 マイネロ37260との差異を作り分け。
■側板・明り窓・車内の仕切は真鍮エッチング板製。妻板・屋根・ベンチレーター・床板・床下機器はプラパーツ。
■急行「能登」連結時、車掌室側に取り付けられていた、窓のある幌蓋が付属。

[別途購入品]
KATO  ●片側絶縁車輪 11-600(8ヶ入) または片側絶縁黒色車輪 11-602(8ヶ入) 6ヶ必要
当社製  ●KP-060 プラ床板用TR73台車
 ●KP-077 W寝台車2・展望車インレタ (マロネフ38 11用 1輌分入)
 ●KP-065 等級標記他インレタ など
 ●KP-073 等級標記・スニ41他インレタ(黒) (淡緑帯の場合のみ必要)
 ○内装部品「KPP-001 展望車用シート・寝台」「KPP-015 戦前形ロネ用寝台」取付可能





■スロフ30(スロフ31200)


PW-1054 T 台車別・トータルキット
2010年11月発売
\5,250
(本体 \5,000)
SPW-1054 A スロフ31200
ぶどう色1号・青4号帯
登場時(昭和4年〜) ■尾灯1ヶ
■大型電池箱
急行,普通列車など 2011年3月発売
テールライト点灯
\19,950
(本体 \19,000)
(当店のみ販売)
B スロフ30
ぶどう色1号・青1号帯
塗色は
昭和24年頃以降
標記は
昭和27年以降
■尾灯4ヶ
■小型電池箱
「銀河」「すずらん」
「だいせん」(快速),
普通列車など
C スロフ30
ぶどう色2号・青1号帯
昭和34年頃以降 普通列車など
D スロフ30
ぶどう色2号・淡緑帯
昭和36年頃以降

製品の特徴
●スロ33の緩急車形で、新製の鋼製二等緩急車として最も多い20輌が製造されたスロフ30(スロフ31200)を製品化。
■スロ33よりも座席間隔が60o狭いために、車掌室付近以外も若干異なる印象となった形態を再現。
■車内の車掌室・洗面所などの仕切付属。
■側板・明り窓・車内の仕切は真鍮エッチング板製。妻板・屋根・ベンチレーター・床板・床下機器はプラパーツ。
■キットには木製高窓扉(中桟あり・窓小)付属。

[別途購入品]
GM製  ●TR23台車
当社製
 ●KP-078 W座席車インレタ1 (スロフ31200、スロフ30 15、スハフ50 7用 各1輌分入)
 ●KP-065 等級標記他インレタ (格下げ車以外は必要)
 ■KPP-014 大型ボックスシート 取付可能

 スロフ30形は、昭和4・5年にスロフ31200形として20輌が登場した二等緩急車で、新製の鋼製二等緩急車としては最も多く製造された形式でした。基本的に、スロ31000形(後のスロ33形)に車掌室を設けた形式で、近距離用の固定式座席、700o幅窓が2枚1組となった窓配置、長形台枠や軸バネ式のTR23台車などの特徴は同様ですが、スロ31000形に対して定員4名減の60名で車掌室を設けたため、座席間隔は1980oから1920oに縮小されました。
 スロフ31200形は当初、15輌が東京鉄道局に、5輌が札幌鉄道局配置されましたが、後に九州内の急行などでも使用されています。
 昭和16年10月の称号改正でスロフ30 1〜20となった後に、戦災でスロフ30 8が廃車となり、戦後は12輌が連合軍に接収されましたが、昭和27年までに全車接収解除され、スロフ30形に復元されました。
 戦後のスロフ30形は、普通列車のほか、命名から間もない頃の急行「銀河」などでも使用されましたが、昭和37〜38年には10輌がオハネ17形に改造され、残ったスロフ30 3〜7・9・10・14・15は、昭和39年3月に設備はそのままでスハフ50形に格下げされました。スハフ50 14・15は同年8月・9月にオハネ17形に改造され、スハフ50形としてはスハフ50 5・6が最後まで残りましたが、この2輌も昭和43年6月26日に廃車となりました。





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