●特急「あさかぜ」昭和31年12月 7輌編成トータルキット
  台車・テールライトユニット・集電板・インレタ・テールマーク付属
  2009年6月発売  特別価格 \38,850(本体 \37,000)

●特急「あさかぜ」昭和31年12月 7輌編成完成品
  2004年6月発売  \120,750(本体 \115,000)



写真はすべて試作品です

←博多方面
オハニ36 ナハネ10
91〜
ナハネ10
91〜
ナハネ10
91〜
ナハ10 ナハフ10
1〜
マシ35
原形
スロ54 マロネ40 マロネフ29
101〜
塗りつぶし部がセットに含まれる車輌です。
牽引機:EF58,C59,EF10


「あさかぜ」の客車  赤文字の形式は単品の完成品とは異なる形態の車輌です。
形式の前の●をクリックすると各形式の単品製品のページに移動します。
オハニ36
ナハネ10 91〜(妻面リブなし)
ナハフ10 1〜
マシ35 原形(冷房未搭載)
スロ54
マロネ40 (冷房未搭載)
マロネフ29 101〜


マロネフ29 101〜 車掌室側
製品にはマロネフ29またはオハニ36に取付けるテールマークが付属します。
製品では字体が改良されています。


上:マシ35 下:マロネ40
ともに冷房を搭載していない姿としていますので、床下が軽快な印象となっています。
また、両形式とも車内の仕切が目立ちます。


  特急「あさかぜ」は、昭和31年11月19日に登場した東京−博多間を結ぶ列車で、戦後初の東京−九州間特急でした。当初は、在来形客車(旧型客車)と新製の10系客車で編成が組まれ、冷房付のマロネ40やマシ35も連結されていたものの、戦前製のマロネフ29やスハニ32も連結されるなど、使用形式については一般の急行列車と大差ないものでした。ただし、当時の特急「つばめ」「はと」と同じくヘッド・テールマークが付き、上り方に優等車を集めた編成となっていたことは他の急行と異なっていました。
 昭和31年12月半ばにはスハニ32がオハニ36に置き換えられ、昭和32年3月には三等寝台車・座席車各1輌が東京−広島間に増結されると共に、他の急行と同じ、下り方に優等車を配した編成に変更されました。同年5月にはマロネ40が2輌連結となって、マロネフ29(後にマロネ29に置換え)と合わせてロネは3輌連結となり、編成は充実しましたが、昭和33年10月1日には20系客車に置換えられ、以後長らく、国鉄の最優等寝台列車として存在し続けることになりました。
 その後、昭和53年2月1日に24系客車化された後、平成6年12月3日に博多行「あさかぜ」は廃止(臨時列車化)されましたが、昭和45年に急行「安芸」の格上げで登場していた下関行「あさかぜ」については以後も運行が続けられ、平成17年3月1日に廃止となりました。

 製品は、当初、博多寄りに連結されていたスハニ32がオハニ36に置き換えられた後の昭和31年12月半ば以降の編成を7輛セットにまとめて再現します。編成中の各車は、単品ですでに発売中もしくは発売予定の形式ですが、完成品セットのナハネ10,マシ35,マロネ40は単品完成品とは異なる形態の車輌を模型化します。


 製品の特徴
■塗色はぶどう色1号(マロネ40,マロネフ29,スロ54は青1号帯)
■オハニ36は「あさかぜ」用として登場した、荷物室側妻面幌のないオハニ36 3〜6をセット。
■ナハネ10は「あさかぜ」用として増備された、妻面にリブのないナハネ10 91〜100を模型化。
■マロネ40,マシ35の床下は冷房装置を搭載していない冬季の姿を再現します。
■全車室内インテリア付
■テールライト点灯(オハニ36,マロネフ29)


昭和32年3月10日以降の「あさかぜ」  この編成としても組むことができます。
(ただしこの場合、ナハフ10のテールライトは点灯しません)

←博多方面
オハニ36 マロネ40 マロネフ29
101〜など
スロ54 マシ35
原形
ナハネ10
91〜など
ナハネ10
91〜など
ナハネ10
91〜など
ナハ10 ナハフ10
1〜
ナハネ10
1〜など
ナハフ10
1〜など
最後尾の2輌は東京−広島間です。
昭和32年4月には、ナハ10とナハフ10の間にナハ10が1輌増結されます。
昭和32年5月には、ナハ10・ナハフ10がナハ11・ナハフ11に置き換えられ、マロネ40を1輌増結しナハが1輌減車されます。



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