新仕様二重屋根客車(PEWシリーズ)の構成はこちらをご覧ください。


■マイシ37900(マロシ37900)
PW-1046 T 台車別・トータルキット
2008年2月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1046 マイシ37900 
ぶどう色1号・白帯
登場時(昭和6年〜) 電池箱大型,水タンク丸型 2009年3月発売
\19,950
(本体 \19,000)
(当店のみ販売)
マロシ37900 
ぶどう色1号・青4号帯
昭和10年以降
○主な使用列車
 マイシ37900 …九州内急行
 マロシ37900 …山陰・北海道内急行
 スハシ38 5 …「北斗」「吾妻」「松島」


 マイシ37900 (マロシ37900も同型)


 スハシ38 5 ぶどう色2号 (キットから製作可。調理室側デッキ部は付属の塞ぎ板で塞ぐ必要があります)

製品の特徴
■当初は九州の急行で、マロシに格下げ後は山陰線や北海道の急行で使用されたマイシ37900を製品化。
■調理室側デッキ部の塞ぎ板が付属するので、マイシ37900の戦後の姿のスハシ38 1〜5のうち、リベットの多く残った車両(スハシ38 5など)としても製作可能。
■車内の調理室などの仕切(スハシ38中央以外)が付属。
■デッキ扉は原形木製扉・鋼製プレス扉・Hゴム扉が付属。
■側板・屋根明り窓・仕切は真鍮エッチング板。妻板・屋根・床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。

[別途購入品(キット)]
KATO製 片側絶縁車輪
当社製
 ●KP-060 プラ床板用TR73台車
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ●KP-073 等級標記・スニ41他インレタ(黒) ※マイシ37900のみ必要
 ●KP-080 W座席車2・食堂車インレタ
 ■KPP-003 転換クロスシート、KPP-013 食堂車テーブル・イス 取付可能
  (スハシの場合は、転換クロスシートの代わりに、KPP-005 普通車用ボックスシート)

  マイシ37900形は、昭和6年に九州内の急行用として5両が製造された一等座席と食堂の合造車で、一等室には、二等車と基本的に同構造の転換式座席と固定式座席が備えられました。転換式座席は二等車用よりも一人当たりの幅を広くとって1人用と2人用に分けた配置とし、一等室の両端に設けられた固定式座席は、二等車の2人用座席を3ヶ所に、それより幅を詰めたものを1ヶ所に、いずれも1人用として取付けられました。このため、追って登場した、ほぼ同形の二等座席・食堂合造車のスロシ37950形の座席定員19名に対して13名と、少ないものになっています。食堂・調理室は、基本的にスシ37740形を縮小した配置で、食堂定員は18名となっています。この形式の内装は、壁面に明るい色の壁紙が貼られるなど、スシ37740形よりも明るいものに変更され、これは後に登場するスシ37800形などにも踏襲されました。なお、マイシ37900〜37902の床下の水タンクは従来と同じカマボコ型でしたが、マイシ37903・37904では、後に登場する丸屋根客車と同様の角ばったものに変更されています。
 マイシ37900形の登場後は、門司〜鹿児島間急行1・2列車と、門司〜長崎間急行101・102列車で使用されましたが、昭和9年12月に主要幹線以外の一等車連結が中止されたため、昭和10年12月・11年3月にマロシ37900形に格下げされました。格下げ後の設備はそのままで、座席定員の変更のみ行われたようです(定員16名と推定)。
 その後、マロシ37900〜37902は大阪−大社間急行401・402列車で、マロシ37903・37904は北海道内の急行で使用され、昭和16年にはマロシ37形に形式変更されましたが、昭和19年7月〜10月には戦時改造で、調理室付三等車のマハ49形(形式標記は小文字で「シ」の記号付でマハシ49、戦後のマハ49 1では「シ」も大きく標記)に改造されました。
 戦後もしばらくはマハ49形のまま使用されていましたが、昭和28年3月〜6月に三等座席・食堂合造車に改造され、スハシ38 1〜5となりました。昭和24〜27年に元スロシ38000形などを改造したスハシ37形(→スハシ29形)では、元二等室に三等用座席を24名分取付けていましたが、スハシ38形では元二等室の食堂側の側窓2つ分に食堂従事員室と乗客専務車掌室が設けられたため、三等室の定員は16名に減少しました。この三等室は当時最新の三等車、スハ43形に準じたものとなっています。
 この改造の際に外観も変化し、調理室側の扉状の部分が塞がれたほか、デッキ扉がスハ43形と同じ鋼製扉に取替えられています(元マイシ37900形の全車と推定)。また、スハシ38 1〜3は、同時期に食堂車へ復元改造したスシ48 1〜3と台車を交換したため、TR74台車(TR71とほぼ同形)に変わりました。このため、結果的にはカマボコ型水タンクのスハシ38 1〜3はTR74台車付、角ばった水タンクのスハシ38 4・5がTR73台車付となっています。そのほか、スハシ38 1・2では車体のリベットの大半が消滅している点も目立ちます(スハシ38 5のリベットは大部分が残存。スハシ38 3・4については不明)。
 元マイシ37900形のスハシ38形は、主に東北方面の急行列車で使用されましたが、スハシ38 1〜3と4・5の配置・運用は終始別々のものとなりました。
 スハシ38 1〜3は、昭和31年11月までは急行「玄海」で、その後は急行「十和田」で使用されましたが、昭和35年6月頃にはスシ28形に置き換えられ、昭和36年3月31日にスハシ38 2・3が廃車となり、スハシ38 1はその後もしばらくの間尾久に配置されていましたが、昭和37年11月20日に廃車となっています。
 スハシ38 4・5は、昭和33年10月までは急行「北斗」で、以後は急行「吾妻」「松島」で使用されましたが、昭和34年夏頃にはスハシ38 4が函館に転属して、急行「大雪」「アカシヤ」「まりも」「すずらん」「石狩」で使用されるようになりました。その後、スハシ38 5は昭和35年頃にオシ17形に置き換えられ、昭和36年3月31日に廃車されました。
 元マイシ37900形として最後まで残ったスハシ38 4は、引き続き「大雪」「石狩」などで使用されましたが、昭和38年12月26日に廃車となりました。




■スロシ37950(スハシ29 1)
PW-1047 T 台車別・トータルキット
2008年2月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1047 スロシ37950 
ぶどう色1号・青4号帯
登場時(昭和7年〜) 電池箱大型,水タンク丸型 2009年3月発売
\19,950
(本体 \19,000)
(当店のみ販売)
スハシ29 1 ぶどう色1号 形態は昭和27年以降
標記は昭和28年以降
C スハシ29 1 ぶどう色2号 昭和34年頃以降
○主な使用列車
 スロシ37950 ……………北海道内急行
 スハシ29 1、スハシ38 23 …「大雪」「アカシヤ」「まりも」「すずらん」「石狩」
 スハシ38 6 ………………「北斗」「大雪」「アカシヤ」「まりも」「すずらん」「石狩」


 スロシ37950 (スハシ29 1も同型)


 スハシ38 6 (キットから製作可。調理室側デッキ部は付属の塞ぎ板で塞ぐ必要があります)


 スハシ38 23 (キットから製作可。調理室側デッキ部は付属の塞ぎ板で塞ぐ必要があります)

製品の特徴
■北海道の急行で使用された二等座席と食堂の合造車、スロシ37950を製品化。
 戦後も基本的な形態の変化がなかったスハシ29 1としても製作可能。
■調理室側デッキ部の塞ぎ板が付属するので、スハシ38 6・21〜23のうち、リベットの多く残った車両(スハシ38 6・23)としても製作可能。
■デッキ扉は原形木製扉・鋼製プレス扉・Hゴム扉(本製品では未使用)が付属。
■側板・屋根明り窓・仕切は真鍮エッチング板。妻板・屋根・床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。

[別途購入品(キット)]
KATO製 片側絶縁車輪
当社製
 ●KP-060 プラ床板用TR73台車
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ●KP-073 等級標記・スニ41他インレタ(黒)
 ●KP-080 W座席車2・食堂車インレタ
 ■KPP-003 転換クロスシート、KPP-013 食堂車テーブル・イス 取付可能
  (スハシの場合は、転換クロスシートの代わりに、KPP-005 普通車用ボックスシート)

 スロシ37950形は、昭和7年に北海道内の急行用として5両が製造された二等座席と食堂の合造車です。この形式は、前年に登場していた一等座席・食堂合造車のマイシ37900形とほぼ同形ですが、一等座席の代わりに二等車用の転換式座席(二等室の両端は固定式座席)が備えられ、マイシ37900形の座席定員13名に対して19名に増加しています。食堂・調理室の配置も基本的にマイシ37900形と同様で、食堂定員も変わらず18名となっていますが、この形式の内装はスシ37740形と同じニス塗りで、明るい色の壁紙などを用いたマイシ37900形とは異なっています。外観的にはマイシ37900形と比べ、リベットがウインドシル・ヘッダーと車体隅部のみに減少した点が目立ちますが、床下の水タンクは、マイシ37900形の一部や同時期に製造の客車で、丸屋根客車と同様の角ばったものが採用されていたにもかかわらず、スロシ37952以外の4両がカマボコ形となっています。
 スロシ37950形の登場後は、函館〜釧路間急行401・402列車で使用され、昭和16年にはスロシ38形に形式変更されましたが、昭和19年7月・8月には戦時改造で、調理室付三等車のマハ49 6〜10(形式標記は小文字で「シ」の記号付でマハシ49(戦後のマハ49 1では「シ」も大きく標記))に改造されました。
 戦後もしばらくはマハ49形のまま使用されていましたが、昭和27年にマハ49 10が三等座席と食堂の合造車に改造されてスハシ37 1となりました(昭和28年6月にスハシ29 1に形式変更)。この改造では、元二等室に三等用座席を24名分取付けられ、座席間隔は1660〜1665oと三等車としては非常に広い間隔となりました。なお、この改造では外観の変化は見られず、調理室側の扉状の部分もそのまま残されていました。
 続いて、昭和28年3月には残りの4両も三等座席・食堂合造車に改造され、スハシ38 6・21〜23となりました(スハシ38 6は本州向け、21〜23が北海道向け)。この4両はスハシ37形と異なり、元二等室の食堂側の側窓2つ分に食堂従事員室と乗客専務車掌室が設けられたため、三等室の定員は16名に減少しましたが、この三等室は当時最新の三等車スハ43形に準じたものとなっています。
 スハシ38形への改造の際には外観も変化し、調理室側の扉状の部分が塞がれたほか、スハシ38 6ではスハ43形と同じ鋼製扉に取替えられています。また、スハシ38 21・22では車体のリベットがほとんど消滅しています(スハシ38 6・23のリベットは大部分または全て残されていました)。
 三等座席・食堂合造車への改造後、スハシ29 1・スハシ38 21〜23の4両は北海道内の急行で使用され、スハシ38 6のみ上野〜青森間の急行「北斗」で使用されましたが、昭和33年4月15日には函館に転属し、以後は他の4両などと共通運用で、急行「大雪」「アカシヤ」「まりも」「すずらん」「石狩」で使用されるようになりました。
 その後、スハシ29 1は昭和36年7月7日に廃車となり、昭和36年10月改正後は、スハシ38 6・22が「大雪」「石狩」に、スハシ38 21・23は臨時急行「ポプラ」で使用されましたが、スハシ38 21は昭和38年2月9日に、スハシ38 22は昭和39年12月5日、スハシ38 23は昭和42年1月21日に廃車されました。
 最後まで残ったスハシ38 6は「石狩」で昭和41年まで使用されましたが、昭和42年7月7日に廃車となり、スハシ38形が形式消滅するとともに、最後の客車半室食堂車が姿を消しました。




■スハシ38 1〜
PW-1048 T 台車別・トータルキット
2008年2月発売
\5,250 (本体 \5,000)
SPW-1048 スハシ38 1〜
ぶどう色1号
登場時
(昭和28年〜)
鋼製プレス扉 TR71台車,
水タンク丸型
「玄海」「十和田」 2009年3月発売
\19,950
(本体 \19,000)
(当店のみ販売)
スハシ38 1〜
ぶどう色2号
昭和34年頃以降 Hゴム扉 「十和田」



製品の特徴
■昭和28年に半室食堂車に再改造したスハシ38 1〜5のうち、大幅にリベットの減少したスハシ38 1・2などを製品化。
■車内の調理室などの仕切が付属。
■デッキ扉は原形木製扉(本製品では未使用)・鋼製プレス扉・Hゴム扉が付属。
■側板・屋根明り窓・仕切は真鍮エッチング板。妻板・屋根・床板・床下機器・ベンチレーターはプラパーツの構成。

[別途購入品(キット)]
KATO製 片側絶縁車輪
当社製
 ●KP-059 プラ床板用TR71台車
 ●KP-065 等級標記他インレタ
 ●KP-080 W座席車2・食堂車インレタ
 ■KPP-005 普通車用ボックスシート、KPP-013 食堂車テーブル・イス 取付可能

■実車説明はマイシ37900を参照してください。




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